倉敷ニューロモデュレーションセンターセンター長の紹介

倉敷ニューロモデュレーションセンターは平成29年4月に倉敷平成病院内へ開設されます。
主に、DBS(脳深部刺激療法)・SCS(脊髄刺激療法)を実施いたします。
岡山大学脳神経外科より
上利 崇(あがり たかし)医師がセンター長へ着任予定です。
◎略歴:広島県出身。岡山大学医学部を卒業後、岡山大学附属病院脳神経外科、広島市民病院脳神経外科、独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターレジデントを経て、平成17年より岡山大学脳神経外科にて病棟、外来を担当、機能的定位脳手術の手技を磨く。
平成29年4月より、倉敷平成病院倉敷モデュレーションセンター長、岡山大学医学部非常勤講師、予定。
◎資格:医学博士、日本脳神経外科学会専門医、機能的定位脳手術技術認定医、日本てんかん学会専門医指導医など。

倉敷平成病院 倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、看護師・臨床工学士・リハビリセラピスト・メディカルソーシャルワーカーがチームを作って患者さんの診療にあたります。

(この記事は3月15日に掲載いたしました。レイアウトの都合上、ブログ「倉敷平成病院だより」カテゴリ「倉敷ニューロモデュレーションセンター」について、掲載日に一部不一致があります。ご理解・ご了承の程お願い申し上げます。 秘書広報室)

第61回院内コンサート開催のご案内

3月になり、日中は春の日差しを感じる頃となりました。3月の院内コンサートの日程が決まりました。

第61回院内コンサート「春のしらべ」で
3月27日(月)の10時30分~11時
演奏は、「倉敷アカデミーアンサンブル」の弦楽5重奏です。

演奏曲目は
花は咲く
あすという日が
いのちの理由
この街で
おもいやりのうた 他を予定しています。

入場無料です。どうぞお楽しみに。
秘書広報室

本日夕方のNHK岡山放送局のニュース「もぎたて!」に涌谷先生が取材協力しました

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

先日ご案内いたしましたが、認知症疾患医療センター長涌谷先生が取材協力いたしました「道路交通法改正」についてが本日夕方放送される予定です。是非ご覧ください。
番組HPより「▽改正道交法で高齢ドライバーの認知症診断は?:今月12日に施行される改正道路交通法について特集で詳しくお伝えします。今回の法改正で医師による認知症診断を受ける高齢者ドライバーが大幅に増えることも予想されています。医療現場はどう対応するのか。現状と課題を取材しました。」

秘書広報室

栄養科通信vol.115「春にオススメの飲み物」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

次第に春の気配を感じる季節になってきましたね。暖かな春の訪れは、心をワクワクさせますが、身体は冬に溜まったものを排出しようとして不調が現れやすく、環境や社会での変化も多く、心も不安定になりやすい時期です。体調を崩しがちなこの季節に心身ともに養生し、新しいスタートを気持ちよく過ごすためのオススメの飲み物を紹介します。
心を落ち着かせる効果のあるジャスミン茶、菊花茶、カモミールティー、ラベンダーティーの4つが春にオススメの飲み物です。

・ジャスミン茶
「茉莉花(まつりか)」という生薬名があるほど、漢方食材としても有名です。緑茶やウーロン茶などのベースとなるお茶に花の香りをつけたお茶で人気が高く、かつてはウーロン茶よりも多く日本に輸出されていたお茶です。沖縄では「さんぴん茶」とも呼ばれ、独特の上品な甘い香りがあり、気持ちを鎮めてくれる効果があります。
・菊花茶
食用菊の花を乾燥させてお茶にしたものです。苦味と酸味を少し感じますが、菊の花の香りが豊かであり、ノンカフェインで癒し効果やリラックス効果があります。
・カモミールティー
カモミール(カミツレ)の花を乾燥したものを使うハーブティーです。ハーブやアロマの世界ではカモミールといえば、「リラックス効果を与える薬草」として有名です。4千年以上前から使われているとも言われています。甘く優しい味でノンカフェインですが、子宮の収縮を促す効果があるので、妊婦さんは飲み過ぎには注意が必要です。
 ・ラベンダーティー
ラベンダーの生花や乾燥したものを使うハーブティーです。リラックス効果が高く、心を落ち着かせてくれます。華やかな花の香りと味わいがありますが、香りが強すぎると感じる場合は、はちみつなどを入れて飲むのがオススメです。こちらもノンカフェインですが、子宮の収縮を促す効果があるので、妊娠中は大量摂取を控えましょう。

暖かいお茶を飲んで、心も体も温まって良い春を迎えましょう。

管理栄養士 MS

本日放送のNHKニュース7放映されます

先週、3月12日からの道路交通法改正について涌谷認知症疾患医療センター長が取材を受けましたが、この内容が本日19時~放映の「NHKニュース7」にて放映されるとのことです。是非ご覧ください。
※明日の夕方のNHK岡山のニュース「もぎたて!」でも放映予定です。
秘書広報室

2017年度の健診予約受け付け中

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

年に一度の健診をきちんと受診されていますか?
当センターでは『特定健診』や『法定健診』をはじめ、『協会けんぽ 生活習慣病予防健診』や『人間ドック』など各種健診を承っております。

各種オプションもご用意しておりますので、ご予約の際にお申し出ください。
今回は皆様がよく付けられるオプションのご案内させていただきます。

男性ですと『前立腺腫瘍マーカー(PSA)』を付けられる方が多いです。精度が高く、血液検査となりますので簡単に受けることができます。男性のがんで前立腺がんは4位となっており増加傾向にあります。また、50歳を過ぎると罹患率が急激に増加するため、50歳を過ぎたら毎年の検査をお勧めします。

女性ですと『子宮がん検診』『乳がん検診』を付けられる方が多いです。羞恥心から検査をためらう方も多いですが、女性のがんのうち子宮がんは5位、乳がんは1位となっており、毎年の検査をお勧めします。

また、2017年度から新たにアレルギー検査のオプションを追加しましたので紹介させていただきます。
『MAST36(マスト36)』という検査でアレルギーの原因となる食物・花粉・環境アレルゲンなど36項目をまとめて調べる血液検査です。原因が分からないアレルギー症状のある方にお勧めです。

『平成脳ドックセンター』にて2017年度の予約受付を開始していますので、ご希望の方はお早目のご予約をお願い致します。
ご予約の際やご不明な点などございましたら
直通電話086-427-1115(月~金曜8:30~17:15・土曜8:30~12:30)へ
お問い合わせください。お待ちしております。

ドックセンター 事務 とっきぃ

中核症状と周辺症状について

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、支援をする人の負担についてお話ししました。今回は、支援する人の負担に繋がりやすいとされる、認知症に伴う行動・心理的症状(周辺症状)に関してお話したいと思います。まず中核症状とは何かというと、認知症という病気の核となる症状を呼びます。これまでお話ししてきた、脳の認知機能の障害(見る・聞く・話す・わかる・記憶する・注意する・判断する・按配する等の障害)による日常生活上の不自由さを指します(詳しくはブログの過去の記事をご覧下さい)。
この認知機能の障害を背景に、元々の性格や身体の不調、おかれている環境の不快さ、服用しているお薬による影響など、さまざまな誘因が積み重なった結果起こる副次的な症状(例外もあります。次回に詳しく)のことを周辺症状と呼びます。

この周辺症状のことを専門用語ではBPSD(認知症に伴う行動と心理症状)と呼びます。周辺症状には下の図に示すような症状があります。まずは心理的な症状と行動面の症状に分けてみましょう。

さらに具体的に、認知症の周辺症状(BPSD)を下の図で見てみましょう。具体的な症状の説明に関してはまた別の機会に。つぎは周辺症状の誘因と対応についてお話します。

周辺症状への対応を考えるには、副次的症状である周辺症状にどのような誘因が関与しているのかということの探索・対処が極めて重要になってきます。(上の図でいうと黄色四角) つまり、認知症を有するご本人への医療・福祉・周囲の方々のアプローチしだいで症状の重さが大きく変わることが多くあります。
対処の原則としては、不快な状態を快い状態に変えることです。(例外的に、周辺症状の一部には、ご本人にとっては苦痛をあまり伴わず、周囲の人々が苦痛を感じるものもあります。これも次回以降にお話します)
・環境面の快・不快
眩しすぎる、暗すぎる、狭い、広い、色彩、大きすぎる雑音、暑すぎる、寒すぎる、不快な臭い・心地よい香り等々
・身体的な苦痛・不快感
視える・聴こえるに関する不具合、持病のコントロールの不具合、体の痛み・痒み、食べる、出す、寝ることの不具合
・周囲の人の声かけやかかわりによってもたらされる快・不快
いわゆるストレス。ご本人の不自由さに対して、図らずも矛が突き刺さってしまうような声かけ・かかわり。自尊心の傷つき。
・薬剤の調整
周辺症状発症原因の約30%は薬剤が関与しているとも言われています。一般的にご高齢の方であれば、薬剤の身体への影響も大きくなります。また、もの忘れを有する方が服薬を自己管理する場合、薬の飲みすぎ、飲み忘れなどにつながる危険性も高くなります。治療・薬剤や服薬管理に関しては、認知症専門医、かかりつけ医や薬剤師に相談してみましょう。

次回は、認知症の種類自体に由来する周辺症状について少しお話したいと思います。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535
認知症疾患医療センター CP阿部弘明

認知症疾患医療センター涌谷センター長がNHK岡山放送に取材協力しました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

このたび3月12日からの道路交通法改正に伴い、リスクの高い運転者への対策として、「高齢運転者対策の推進」がなされます。具体的には75歳以上の方の場合、改正前は3年に1度の免許証の更新のときだけ受けることとされていた認知機能検査について、一定の違反行為があれば、3年を待たずに、受けることになります。また、改正前と異なり、認知機能検査で認知症のおそれがあると判定された方は、違反の有無を問わず、医師の診断を受けることになります。
このことに対して3月3日、認知症診療の現場を紹介したいということで取材を受けました。放送は3月8日(水)18時10分~19時のNHK岡山放送「もぎたて!」を予定しているそうです。
是非ご覧ください。
秘書広報室

平成29年度倉敷平成病院リハビリテーション勉強会のご案内『胸郭運動システムの再建法』

この度、今回は「胸郭運動システムの再建法」というテーマ講習会を開催する運びとなりました。胸郭の動きは呼吸をするうえで重要であり、また姿勢アライメントや動作を考える上でも重要です。呼吸器官としての機能と運動器官としての機能があり互いに大きく影響しています。そのような胸郭に対して評価から治療まで実技を交え柿崎藤泰先生をお招きしお話していただきます。大変お忙しい時期ではあると思いますが、興味のある方は奮ってご参加いただきたいと思います。

-記―

日 時:平成29年4月8日(土) 14時~18時(受付13:30~)

     9日(日) 9時~15時

*1日目終了後に懇親会を予定しております

講 師:柿崎 藤泰先生(文京学院大学保健医療技術学部教授)

場 所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター

参加費:10000円

    *懇親会に参加される方は別途 4000円必要です

定 員:30名

申込方法:倉敷平成病院のホームページ上にあるリハビリ勉強会申込フォーム内の講習会名「胸郭運動システムの再建法」を選択し必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

     当日は実技を予定しますので,ジャージ等実技のできる服装をご用意ください。

締め切り:平成29年4月1日

応募者が多数の場合はお断りする場合がありますのでご了承ください。受構可否は締め切りより1週間以内にE-mailにてご返信いたします。

*昨年、『胸郭運動システムの再建法 ~呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療~』という著書を出版されています。今回の講習会はこの本の内容が主になりますので受講される前に一読されることをお勧めします。

 

事務局:〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38

倉敷平成病院 リハビリテーション部 理学療法科 戸田 晴貴  片山 佳紀

TEL:086-427-1111

E-mail:heiseikousyuukai@yahoo.co.jp

 

座ってできるエアロビクス!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

草餅が楽しめる季節が来ました!!皆様はいかがお過ごしですか?

春の訪れを楽しみにしつつ、予防リハビリは毎日元気に体操やリハビリを頑張っています。今回は、予防リハビリのプログラムの中でも人気のあるエアロビクス(有酸素運動)についてご紹介します。座ってできるエアロビクスを取り入れています。

若者に人気の三代目J Soul BrotheresのR.Y.U.S.E.IとAKB48の恋するフォーチュンクッキーを使い、リズムに合わせて楽しく行っています。始めた頃は「こんな早い曲なんて踊れない」という声がありましたが、何度か続けていくうちに上達し、利用者さんも「かわいいスカートを履いてデビューしょうかしらと(^^)」と笑顔で話す方が増えてきました。

これから春が近づいて外出しやすくなると思いますが、外出先で転倒や怪我をしないように日頃から身体作りが出来るといいですね!!

見学も随時受け入れておりますので、お気軽にご連絡ください。

倉敷在宅総合ケアセンター 予防リハビリ 086-427-1128 (相談担当 大島)

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