「重度化防止の取り組み」
2フロアは他のフロア以上に介護が必要な方が利用されています。
重度化を予防するために、ご家族とのコミュニケーションを心掛け、それぞれの専門知識と技能を使用して、援助を行うスタッフがいます。
実際の介助の一部
●口腔ケア
食前の嚥下体操で誤嚥予防。食前・食後の口腔ケアを行うことによって口腔内の清潔を維持しています。利用者の中には嚥下能力の低下した方も多い。その為、誤嚥のリスクも高くなっています。そのような状態を予防するため行っています。
●全身状態の観察
利用者の顔色や表情、バイタルサイン、家人からの連絡などから体調を確認し常に状態観察をしています。
「脱水予防の取り組み」
通所ご利用中の飲水量と尿量を測定し、実際にどれほどの水分をとることが出来ているかを把握し、尿量が少なくなっている方に水分を追加し脱水予防に努めています。
●体重測定
利用者の体重の増減は体調に直結する大事なサインです。体重の増減が原因として、病気の進行や認知機能の低下、新陳代謝の低下、摂食障害、口内環境の悪化、精神的ストレス等があげられます。日頃から体重の管理を行うことで、体調の変化に気付けるようにしています。
●ポジショニング
自力では思うように体を動かせない方や、拘縮や麻痺がある方に対して、特殊なクッションや枕を使うことによって、安全で安楽な姿勢を補助する事です。これにより床ずれや関節への負荷を軽減する目的があります。
このように2フロアの取り組みを行うことによって、日常生活に介助が必要な方が穏やかに生活できるように利用者の様子や、ご家族の質問を連絡ノートを用いてご家族の負担を少しでも軽減出来るような取り組みを行っています。
介護福祉士 N・K








て欲しい」「平成病院で働いてみようかな」「祖母が入院して大変良くしてもらった」など、数多くのご意見をいただきました。
トや行事に参加することによって、新しい気付きや知識を得たり、全仁会グループの魅力を再発見したり、また職種の垣根を越えて今後の仕事に活かせる仲間作りができたりなど、地域に対してはもちろん、我々参加するスタッフにも貴重な体験となりました。「チーム全仁会」で地域のみなさまのお役に立てるよう、しっかりと情報の発信をしていきたいと思います。


今回は、Oさん(80歳)とNさん(75歳)のお二人が参加されました。Oさんは『ちびゴリラのちびちび』の絵本を読まれました。「歌ったんだって」「大きくなったんだって」とアドリブも加え、語りかけるような朗読に園児たちは引き込まれるように聞き入っていました。Nさんは『やさいさん』の絵本を読まれました。テンポの良い朗読に、園児たちも「やさいさん、やさいさん」と楽しそうに声を合わせ、とても和やかな雰囲気でした。最後に園児より手作りの首飾りをプレゼントしていただき、一人一人と握手をして、楽しいひと時を過ごしました。

