E-SASによる介護予防強化の取り組み

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

昨年7月から「デイサービスゆかいな広場」から「リハビリステーションピース」に名称変更し、リハビリ特化型のデイサービスとしてトレーニング機器、新しい体操プログラムなどを導入、ご利用の方々お一人お一人の状態に応じたリハビリが提供出来るように取り組んでいます。
そこで様々なプログラムの提供によるリハビリテーションの効果を共有する為に、
E-SAS(イーサス)という評価をおこなっています。
目的は、身体機能や日常生活動作機能、生活の営みの状態を把握・点数化し、変化を追うことで、それを「アドバイスシート」としてお渡しし、リハビリテーションの効果を本人様やご家族様と共有化していくものです。
評価の結果をレーダーチャートを用いる事で状態の把握がしやすく、評価も5~10分間ほどで出来る質問と、歩く速さの測定だけで行える為、身体への負担は少ない評価になります。
内容としては、以下の6つの項目となります。

① 「生活の拡がり」(生活空間:LSA):
1週間の内に部屋、自宅周辺、近隣などに外出した回数を出し、どれだけ広い範囲で生活をしているかをみる項目です。
② 「ころばない自信」(転倒に対する自己効力感尺度):
日常生活動作をしている時にどれだけ転ばない自信があるかをみる項目です。
③ 「自宅での入浴動作」(自宅での入浴動作能力):
自宅(デイサービス)で入浴動作(着替え、浴槽への出入りなど)がどれだけ行なえているかをみる項目です。
④ 「歩くチカラ」(Time Up & Go Test):
歩く速さをみる項目です。
⑤ 「休まず歩ける距離」:
どれだけ長い距離を一度に歩けるかをみる項目です。
⑥ 「人とのつながり」(社会的ネットワーク):
どれだけ親戚や友人で相談などが出来る人がいるかをみる項目です。

image002以上の項目を用いて、それぞれの方の傾向を知り、個別で目標を立てアプローチを行い、変化を共有していきたいと考えています。
今後もご利用の方々お一人お一人に合ったサービスの提供をしてまいります。宜しくお願い致します。

ピースガーデン倉敷 リハビリステーションピース PT S