ヒートショックにご注意!

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

11月に入り急に寒くなってきました。寒い日はお風呂に入って温まりたくなりますが、そんな時に注意が必要なのがヒートショックです。
ヒートショックとは温度差による血圧変動から心臓や血管などに負担がかかり心疾患や脳梗塞などの健康被害が起こりやすくなることです。糖尿病では合併症のリスクが高く、特に注意が必要です。
ヒートショックによる事故死や健康被害は多く、あまり知られていませんが注意が必要です。特に高齢の方は要注意です。

対策として、
1.入浴前に脱衣所や浴室を暖める。
2.温度は熱くしすぎず、入浴時間は短めにする。
3.浴室から上がるときは急に立ち上がらない
4.アルコールや食事を摂取した後すぐの入浴は控え、入る前に水を飲んでおく。
5.薬を摂取した後は入浴は控える。先に入浴する。
6.お風呂に入るときは、同居者がいれば声をかけてから入る。
などがあります。
また入浴の際、脱水を起こす可能性もあり脱水による脳梗塞などのリスクもあります。
急に寒くなりましたが、事故を起こさないようにして入浴を楽しんでもらえたらと思います。

参考:糖尿病ネットワーク「冬のヒートショックを予防 糖尿病の人は血圧変動に注意」より
イラスト:イラストACより

糖尿病療養指導士 看護師 でーさん