マスク熱中症に気を付けてください

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

コロナウイルスの影響で制限がある日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は、入職して3年目となりました。時間の流れがとても早く感じています。

さて、7月になりこれから熱中症への注意が必要な季節となっていきます。
マスクの着用が日常になった今、それが熱中症のリスクとなります。
人は体から熱を放散するための様々な仕組みを持っています。汗をかくこと、皮膚の血流を上げること、皮膚の血管を拡張するなどです。そしてもう一つ「呼吸」があります。マスクをすると、通常に比べ呼吸が妨げられ、体熱放散しにくくなります。特に子どもはその影響が見られるので要注意です。マスクをしていると口の渇きを感じにくくなり、水分補給が不十分になり、気づかないうちに脱水が進む危険性もあります。さらに、子どもは大人と違って口呼吸をすることが多く、呼吸数も多いため、マスクで口呼吸しにくい状態は熱中症を招く可能性があります。
熱中症を予防するための方法は、こまめな水分補給や暑さを避けるようにすることです。
喉が渇いていなくても1日1.2L、1時間おきにコップ1杯程度飲み、日陰へ移動し適宜エアコンを使用することが必要です。また、屋外で人と2m以上(十分な距離)離れている時はマスクを外すように推奨されています。

みなさんも熱中症に気を付けましょう。

・第一三共ヘルスケア
くすりと健康の情報局 コロナ下のマスク生活のリスクを正しく知って熱中症を予防しましょう
・環境省・厚生労働省
熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!   から引用

臨床検査部 Y F