心の健康を大事にすごそう

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、岡山県に出ていた緊急事態宣言が6月20日に解除となり、感染者数も一桁台が続き、感染対策には今後も気をつける必要はあるものの少し安堵感のある話題となりました。

新型コロナウイルス感染症が発生してから、約1年半が経過し、常に感染対策に気を配り気の抜けない状況が続いたことで、人々の心にも影響が生じています。

OECD(経済協力開発機構)のメンタルヘルス(心の健康)に関する国際調査では、日本国内でのうつ病・うつ状態に人の割合が2倍以上増加したとの調査結果が発表されました。これにはいつ収束するかわからない不安や今までとの環境変化等によるストレスが要因として考えられ、ストレス緩和策として、情報の制限・生活リズムを整える・バランスのよい食事・適度に体を動かす等の対処法が挙げられています。

また、その中で、「普段できないことが自宅にいることでできる」という考えを持つことがストレス緩和にとって大切ということが書いてありました。

部署内でも、お家時間を楽しむ方法について話をすることがあります。皆さんにもいくつかの例をお伝えできればと思います。
① お家の庭でキャンプ 
② ピクニック気分でランチ
③ お家カラオケ
④ オンライン飲み会
⑤ お出かけした気分でお取り寄せグルメを楽しむ
等々休み明けには、家でして楽しかったこと・美味しかった物等の話をしています。

それも一つのストレス解消である、人とのつながり・コミュニケーションをとるに結びついているのではないかと思います。
皆さんも、今だからこそ楽しめることを見つけ、体の健康のみならず、心の健康も維持できるようにしてもらえればと思います。

地域医療連携センター POOH