日別アーカイブ: 2025年5月27日(火曜日)

【株式会社セレマ様よりご寄贈いただきました】

カテゴリー: 看護部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、株式会社セレマ様より、今年の4月に入職した新人看護師に対して、バインダーファイルやハサミなど、看護業務に役立つグッズをプレゼントしていただきました。
4月23日(水)に看護部を代表して岡本看護部長が贈呈品を受け取り、新人看護師全員にお渡しいたしました。

温かいご支援とご厚意に、心より感謝申し上げます。
セレマの皆様、誠にありがとうございました。

広報課 Y

失語症の日イベント「第2回 岡山県サロン合同交流会」開催のご報告

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

毎年4月25日は、「し(4)つ(2)ご(5)」の語呂合わせから「失語症の日」とされ、全国各地でさまざまな関連イベントが行われています。岡山県ではその一環として、4月27日に「第2回 岡山県サロン合同交流会」を倉敷平成病院にて開催しました。

本交流会には、岡山市・倉敷市・総社市・玉野市・笠岡市・津山市など県内8つの地域で活動する失語症サロンが参加。失語症当事者やそのご家族、意思疎通支援者、言語聴覚士など約80名が集まりました。

当日は、各サロンによるポスター発表、グループ交流会、コーラス鑑賞といった2時間のプログラムを実施。ポスター発表では、当事者やご家族が、発症前の生活や失語症を受け入れるまでの心の葛藤、社会に対するメッセージなどを自身の言葉で発信され、会場からは深い共感と温かい拍手が寄せられました。

またコーラス鑑賞では、音楽療法のボランティア講師の伴奏にあわせて、懐かしい歌をくちずさんだり楽器を奏でたりと、会場は笑顔と歌声に包まれました。失語症があっても歌だと言葉がでてくる場合もあります。歌を通して心が通い合う、そんな力強い瞬間が随所に見られました。

今回のイベントには、山陽新聞、毎日新聞、テレビせとうちの各社にも取材いただき、地域における失語症支援の重要性を広く発信する機会となりました。

倉敷平成病院では今後も、失語症をはじめとする言語障害に向き合い、医療と支援の両面から、地域に根ざした活動を続けてまいります。

倉敷平成病院 言語聴覚士 副主任 H

※許可を得て写真を掲載しています。