面会時間を活用して

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

新年度がスタートし1ヶ月半。新緑の木々やさわやかな風に清々しさを感じる時期になりました。連休も終わり、疲れは溜まっていないでしょうか。

私は現在、回復期リハビリテーション病棟で勤務をしています。コロナのみでなく感染症が少し落ち着き、病院の面会制限も緩和が進んでいます。
コロナ禍ではゆっくり面会して頂くことが難しい期間もありましたが、現在はご家族にリハビリの様子をゆっくり見学して頂くことが出来るようになってきました。
「話を聞いて想像していたより、動けるようになっていてびっくりしました。」
「一人でこのくらいトイレに行けるようなら、元の施設に戻れるんじゃないかなって思います。」など、退院先は自宅や施設等様々ですが、患者さんの様子を見て頂いたり、実際に介助をして頂くことで、状態の理解や退院後の生活を想像する良いきっかけになっているなと日々感じています。

一人の患者さんにたくさんの職種が関わらせて頂いています。
各職種がしっかりと各々の責任を果たしていくことはもちろんですが、患者さんの全体像を把握して関わらせて頂くことで、面会時間に患者さんの状態の説明がより具体的に丁寧に行えると考えています。

そのためには日頃から職員間のコミュニケーションが必要不可欠です。職種や年代などの垣根を越えて、患者さんにより良い医療を提供できるよう、良い雰囲気作りができるよう務めていきたいと思っています。

面会に来られた際には、分からないことや不安なことなど、お気軽にスタッフにお声かけ頂ければと思います。

暦の上では夏に入ったところです。ご無理なさらずご自愛下さい。

リハビリテーション部 回復期リハビリテーション病棟 作業療法士 O

※画像はイメージです(写真AC)