日別アーカイブ: 2018年7月24日(火曜日)

猛暑を乗り切るために

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

西日本豪雨後、全国的に猛暑日が続いています。
この度の災害で被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
災害の片付けをされている方はもちろん、自宅で過ごしている方にも熱中症の危険が及んでいます。
この1週間で訪問すると熱中症になっておられる方、シャワー 浴中に気分が悪くなられる方がいました。
いずれもすぐに対応し重症化することはなかったのですが、例年にはない恐怖感を感じています。
今回は、訪問時に行った対応を簡単に簡単に紹介します。

①涼しい環境を整える。エアコンをつけるタイミングを逃してしまうと重症化するので、室内に室温・湿度計があるといいと思います。

②服を脱がせて体を拭いたり、体を冷やす。体を冷やす場所は首筋・脇の下・足のつけ根に保冷剤を使用すると有効的と思います。

③水分補給。スポーツドリンクや経口補水液が有効です。すぐに手元にない場合は水1Lに砂糖大さじ4.5杯、塩小さじ0.5杯で作れます。

私はレモン果汁を50ml入れたものを作って飲んでみました。
さっぱりしていて飲みやすかったですよ。

天気予報ではこの猛暑はお盆まで続くと言われていました。
私自身も熱中症対策を行いながら毎日笑顔で車を走らせたいと思います。

訪問看護  K

【パーキンソン病友の会広島県支部福山地域で「医療講演会」開催報告】

 7月22日(日)10時~11時30分で、全国パーキンソン病友の会 広島県支部福山地域の会主催で、福山すこやかセンターにて、当院倉敷ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が、「パーキンソン病治療の新しい展開」と題して医療講演会を行いました。
DBS治療や薬物の治療、iPS細胞による治療まで多岐にわたる講演内容で、パーキンソン病患者さん、そのご家族、医療関係者の方々が参加されました。参加者は予定の150名を大幅に超え、200名以上の方々がご参加くださいました。
会の半ばでは動画や冊子を手本に、「身体と心をほぐす、おうちでできるパーキンソン病体操」という体操を上利センター長と会場の皆さんとで行いました。座学だけではなく、和気あいあいとした雰囲気の講演会となりました。
上利センター長のメッセージとして、「日々の日常を楽しく過ごしながら、積極的に運動を続けましょう」とありました。
参加者の方々は、講演内容のメモを取られたり、講演会終了後に個別質問をされたりと、関心の高さがうかがえました。大変盛況で、今後もニューロモデュレーション療法だけでなく、運動療法や様々な治療法等の情報を地域の方へ発信し、患者さんの期待に応えられるよう努力したいと思います

倉敷ニューロモデュレーションセンター 医療秘書 M