今年の夏も熱中症で救急搬送された方のニュースが多くなっていますね。
そんな中、本日は「夏の低血糖」についてお話したいと思います。
強烈な日差しの下で動いていたら、大量の発汗とともにめまいを感じ、意識がもうろうとしてきた……。
このような症状が表れると熱中症を疑う人がほとんどだと思いますが、実は「低血糖」を起こしていたというケースがあります。熱中症と勘違いして低血糖への対処が遅れると、最悪の場合、命を失うような事態を招きかねません。
低血糖の症状と、熱中症の症状は非常によく似ています。
特に、糖尿病で投薬治療をしているという方は、低血糖を起こすと熱中症と同じような症状が表れるということを覚えておく必要があります。
そうした症状があるときは、熱中症だけでなく、低血糖も疑いましょう。
症状が軽い場合は、ひとまず糖分が含まれた飲み物を補給して改善するかどうかを確認し、医師に相談することをおすすめします。
また、喉が渇いたと感じる時にはすでに脱水ぎみであると言われています。肝心なのは、食事しっかりと摂り、喉が渇いたと感じる前から意識して、水やお茶だけでなく、スポーツ飲料等でこまめな水分補給を行っていくことです。
私は今年度から糖尿病療養指導士の資格を取得し、現在訪問リハビリの部門で働いています。
自分が得た知識を地域の方々に還元していけるよう、努めていきたいと思います。
訪問リハビリ PT R.S