日別アーカイブ: 2018年4月10日(火曜日)

倉敷平成病院野球部 平成30年度早朝野球リーグ初戦のご報告

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平成30年度デイリースポーツ杯倉敷早朝野球リーグが4月7日(土)に開幕しました。
倉敷JC、日本ケミカル機器、中原三法堂との4チームでのリーグ戦です。当院は3年前から参加しており、平成27年度優勝、平成28年度準優勝、平成29年度優勝という結果を残しています。開幕戦は福田公園で、倉敷JCチームとの対戦でした。
先発隠明寺が6回ツーアウトまで完全試合の好投をみせ、完投。4対0の白星スタートとなりました。

 

早朝野球第2戦は4月21日(土)、日本ケミカル機器さんとの対戦予定となっています。

今シーズンも優勝目指して頑張ります。

広報課

「便秘の新薬『グーフィス』が誕生」

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

新たに慢性便秘症を改善する薬『グーフィス』が誕生しました。
グーフィスは国内初の胆汁酸トランスポーター阻害薬です。

作用機序は胆汁酸性下痢が起こるメカニズムと似ています。
グーフィスは小腸での胆汁酸再吸収を抑制するため、
大腸への胆汁酸の流入が増え効果を発揮します。

飲み方は1日1回、食前に服用します。
食前に飲む理由は2つあり、1つめはグーフィスの作用機序に由来します。
グーフィスは胆汁酸の再吸収を阻害する薬剤のため、
食事の刺激により胆汁酸が放出される前に投与しておいた方が良いため食前に設定されました。

2つめは、グーフィスの吸収率に由来します。
朝食前投与と絶食時で比較したところ、朝食前服用時の最高血中濃度が絶食時の
約20~30%だったことが示されています。
グーフィスは血中濃度が薬効に影響しない薬剤なので、血中濃度が低く抑えられる食前に設定されました。

今まで多く使用されていた酸化マグネシウム製剤(マグミット)の長期投与による高マグネシウム血症、刺激性下剤(センノシドなど)の連用による耐性などが懸念される場合は
この機会にグーフィスへの変更に挑戦してみても良いかもしれません。

薬剤部 A