すっかり秋らしくなり、風も涼しく感じられるようになった10月13日(木)、まさに「十三夜」ということで新企画『お月見会~十三夜~』を開催しました。
夕食での会食、ミニドリーム座公演などの催しを楽しんでいただき、抹茶と和菓子でのおもてなしで風流にお月見をしていただくという計画です。
会場の準備は万端ですが、肝心な「月」は厚い雲に覆われて見えません。
でも慌てることはありません。ケアハウスのホールの壁画にはキラキラ輝く「金色の月」が出ており、53名の参加をいただき、施設長の開会宣言で『お月見会~十三夜~』の開宴です。
美味しく食事をいただくために「笑いヨガ」を取り入れた体操で更にお腹を空かせ、秋の食材あふれる食事(栗ごはん・秋刀魚の塩焼き・秋の炊合せ・菊花和え・お月見椀)をご堪能いただき、「秋刀魚が美味しい!」「栗おこわも美味しいよ」との声に献立作成者の私の顔もほころびます。
食事の後は、お楽しみの出し物です。まずは、全員で秋の歌「紅葉」と「里の秋」を大合唱。続いて『ミニドリーム座公演』、笑いあり、涙(?!)あり、サプライズゲスト「美少女(?!)戦士セーラームーン」の登場で会場は最高潮、決めゼリフ『月にかわってお仕置きよ!』でポーズが決まると拍手喝采!黄色い(?)歓声につつまれ、はたして何名の方が、「月」にちなんでの「セーラームーン」をご理解頂けたかは疑問ですが…。大盛り上がりで、出演者も張り切った甲斐がありました。
皆様の願いは届かず、「月」は厚い雲に覆われたままで「風流にお月見」とはいきませんでしたが、「抹茶と和菓子月うさぎ」を楽しんでいただきました。ケアハウスには茶道師範を持たれた方がおられ、2名の方で50人分抹茶を手際よく立てて下さいました。毎月のお茶会でも活躍して下さっています。この場をお借りしてお礼申し上げます。
初めての試みでしたが、皆様の笑顔、大きな笑い声、「楽しかったよ!」「美味しかったよ」「お月様見えなかったけどケアハウスには金色のお月様があるからね。」との声にホッと胸をなでおろしました。
これからも、職員一丸となり、皆様が笑顔で楽しく、「あなたらしい生活を安心と共に」暮らせるケアハウスにしていきたいと思います。
ケアハウス ドリームガーデン倉敷 管理栄養士 のんたん