カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

平成29年度第4回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

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9月7日(木)、通所リハご利用の方2名と今年度最後の読み聞かせを行いました。当日は雨が降り、園の方にもタオルをご用意いただく等ご配慮下さいました。
今回は、Yさん(81歳)が『おおきなかぶ』を、Aさん(74歳)が『はらぺこあおむし』の大型絵本の読み聞かせを行いました。『おおきなかぶ』の絵本では、「うんとこしょ。どっこいしょ」という掛け声のところを園児たちも一緒に声を出すようにすすめました。予想よりも、揃った大きな声で皆が掛け声をくれて、一体感がうまれました。また、『はらぺこあおむし』の絵本は、有名で園児たちもストーリーを知っていたのかりんごをひとつ食べました~というフレーズのところなど、声を出してくれました。

会の最後には、園児たちとお二人の交流タイムも設けられ、手作りの首飾りをプレゼントしてもらい、握手をして親交を深めました。AさんもYさんも、最初はとても緊張されていましたが、「とてもかわいい園児たちに絵本を読めてよかった」と、戻られてからも大変晴れ晴れした表情でおられました。また新田中学校2年生の生徒たち2名が職場体験で園にこられており一緒に参加してくれました。
今年度、予定していた4回それぞれが思い出深い会となりました。世代を超えた交流を来年度も継続して取り組んでいけたらと心から思いました。

(許可を得て写真を掲載しています)

倉敷老健 通所リハビリ 理学療法士 I

閉じこもりと廃用症候群1~閉じこもりとその要因~

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9月に入り、朝夕の風に秋の涼しさを感じるようになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

月1回掲載させて頂いている通所リハビリのブログでは今月から3回に分けて「閉じこもりと廃用症候群」についてのお話をさせて頂きたいと思います。
今月は“閉じこもりとその要因 “についてお話をします。

閉じこもりをもたらす要因は大きく分けて3つあり、①身体的要因(体重や体力の減少、疾患・障害による歩行能力の低下、転倒経験、認知機能の低下、足の痛み、散歩や体操をするなど運動機会の減少)、②心理的要因(抑うつ、自分が健康だと思えなくなってくる、日常生活で行う着替えやトイレ動作などの動作を行うことに対して自信が持てなくなる、楽しみや生きがいの減少)、③社会・環境的要因(日課として行っている掃除・洗濯やゴミ出しなどの家庭内での役割の減少、他者との交流頻度の減少、自宅内の家屋環境)などがあり、これらが相互に関連してくることで閉じこもりの発生に繋がってくると言われています。

上記のようなことが原因で外出頻度が減少することや、一定の場所からほとんど動かないなど、閉じこもりの生活が長く続くことで廃用症候群を引き起こします。その結果として支援や介護が必要な状態になってしまう可能性があります。そうならないためにも、閉じこもりを予防し、体力の維持・向上に努めることが重要と言われています。

通所リハビリではこのような閉じこもりの原因となっている3つの要因を少しでも解消していけるように様々な取り組みを行っています。興味のある方は是非見学にいらして下さい。

次回は閉じこもりが続くことによって引き起こされる“廃用症候群“についてご紹介をしていきます。10月上旬頃に掲載予定となっていますので、興味のお持ちの方はぜひご一読下さい。

通所リハビリ 理学療法士 T

通所リハの共同作品9月「コスモス畑」を飾りました

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こんにちは、通所リハです。急に朝晩の冷たい空気を感じるようになり、秋の訪れを感じるこの頃です。9月の作品は「コスモス畑」です。
秋の澄んだ青空を気持ちよく飛び回る赤とんぼと風にそよぐ色とりどりのコスモスを表現しました。
トンボの胴体は針金を曲げて毛糸を巻いて作りました。目は掲示用のワッポンを活用しています。
 絵本風の楽しい作品が出来上がりました。外来にお越しの際はぜひご覧ください。
通所リハビリ 介護福祉士 S

平成29年度第3回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告~世代を超えて地域との交流を~

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8月8日(火)当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら・すみれ組さん(年少)約20名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。前日は台風で天候が心配でしたが、無事、晴天での開催となりました。
今回、参加されたのはSさん(74歳)、Yさん(90歳)のお2人です。用意したのは「やさいさん」「にじいろのしまうま」の2冊でした。

開始前のお2人の様子は、緊張感でいっぱいの様子でした。しかし、いざ読み聞かせが始まると、園児一人ひとりに優しく呼びかけるような語りで園児達を魅了していました。特に「やさいさん」はカラフルな野菜を収穫する様子をしかけ絵本で表現されており、園児達と野菜の名前を大きな声で言う姿にほっこりしました。読み聞かせの後は園児達が手作りした「ストローのネックレス」をいただき、たくさんの笑顔とハイタッチで見送ってくれました。
SさんもYさんも「やって良かった」「元気を貰えた」と言ってくださり、私も嬉しい気持ちになりました。今回ご協力してくださった方々に感謝し、次回も素晴らしい読み聞かせになるよう取り組んでいきます。

※了承を得て写真掲載しています。

倉敷老健 通所リハビリ 理学療法士 I

脱水症にご注意ください

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みなさん、こんにちは!暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?

前回は脱水になる前の見分け方についてご紹介させていただきましたが、今回は脱水症を予防する方法などについてお話させていただきたいと思います。

脱水症ってなに?
人間の体は成人でおよそ6割が体液でできています。(高齢者:5割)
体液とは、血液・リンパ液・唾液・消化液・尿などの人間の体が生命活動を行ううえで欠かすことができないものです。この体液が失われた状態を脱水症といいます。体の水分の20%が失われると、死に至る危険性が非常に高いです。
・脱水症を事前に予防することのメリットは?
水分をしっかりと摂ることによって血液がサラサラになり、脳梗塞や心筋梗塞などの血管が詰まることで起こる病気が予防できます。精神症状(イライラ)や便秘、消化不良などを予防する効果もあります。
・室内ではどのように過ごしたらいいの?
室内では無理をせずに扇風機やクーラーなどの冷房器具を活用して、適切な温度・湿度を保ちましょう!適切な温度は28℃以下、湿度は50~60%程度です。
・外出先で体調が悪くなってしまったら?
風通しの良い日陰や、クーラーの効いた室内へ移動しましょう!きついベルトなどを緩めて風通しを良くして、体の熱を放散することや水をかける・うちわで扇ぐなどして体温を下げることが悪化させないポイントです。
・1日にどのくらいの水分が必要なの?
人間は1日に約2000~2500mlの水分の入れ替わりが行われています。だいたい食べ物から700ml、代謝水から300ml、飲み物から1000~1500mlの水分を摂取します。そのうち、約60%が尿となり約30%が口や皮膚から呼吸として吐く息に含まれ、約10%が便となります。
・水分補給ではどんなものがおすすめ?
スポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。また、味噌汁も栄養が豊富で水分・塩分ともに摂取できるため、おすすめです。水分だけではなく、塩分や糖分、ミネラルも一緒に摂ることによって体内の電解質バランスが整い、脱水症予防にはより効果的です。
※緑茶やウーロン茶、お酒などには利尿作用があるため、注意が必要です…。
・いつ水分補給をすればいいの?
水分補給は喉が渇く前にこまめに行いましょう!
そのほかには…
体調不良時、嘔吐や下痢時、発熱や発汗時、寝不足な時、お酒を飲み過ぎた時、起床時、
食事時、お風呂あがり、就寝前など意識して水分補給を行いましょう!

いかがでしたか?みなさんのご参考になりましたか?
今回、ご紹介させていただいたことはほんの一部ですが、脱水について少しでも理解を深めて適切な対処を行い、この暑い夏を元気で乗り越えていきましょう!!

通所リハビリ 介護福祉士 M.H

 

通所リハの共同作品平成29年8月「ひまわり」を飾りました

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おはようございます。毎日猛暑日がつづきます。
今回の作品は「ひまわり」にしました。青空に咲くひまわりです。
今回は、ご利用の皆さんが花の配置やデザインなどすべてにおいてかかわってくださいました。
「オレンジ色のひまわりなんてあるかしら?!」などと笑いあいながら、楽しく皆で作り上げました。
黄色とオレンジの花びらがミックスしているのも華やかで素敵です。

また来月もよろしくお願いします。

通所リハ 介護福祉士 K

平成29年度第2回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

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 7月6日(木)、当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら・すみれ組さん(年少)約20名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。7月になり、保育園では水遊びがにぎやかにされていました。また、七夕飾りもされていて季節感がありました。
参加されたのはOさん(85歳)、Mさん(73歳)のお二人です。用意したのは、『たかいたかいらいおん』『じゅんびはいいかい』の2冊でした。
なかでも『どうぶついろいろかくれんぼ』は、ページをめくると共に、いろんな動物の鳴き声、色、形、名前が登場してくる仕掛け絵本となっています。園児たちは次、どんな動物が登場するのか分かると、元気な声で答えを言いながら、終始、キラキラした笑顔を見せてくれました。
読み聞かせ後には、園児たちが手作りした「ストローのネックレス」のプレゼントをいただき、通所リハビリに戻ってからも興奮冷めやらず、大感激のお二人でした。今回、初めて読み聞かせボランティアに参加されたKさんは「大勢の子供たちと関わることがないから、とても楽しかった」「また、子供たちに絵本を読みたい」と、笑顔で話して下さいました。
読み聞かせの後も手作りのストローネックレスをかけてもらい、みんなとハイタッチ。「また来てね」の元気いっぱいな声の中、見送ってもらいました。
MさんもOさんも「とてもいい体験をさせてもらった次回もご利用の方々、保育園の園児の皆さんにとって有意義な時間となるよう準備を進めていきたいと思います。

※了承を得て写真掲載しています。

通所リハビリ 介護士 N

脱水の見分け方

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気温が上がり夏到来ですが、みなさま体調はどうでしょうか?
身体がだるいな、気分が乗らないな、集中できないな・・・などなどいろいろな症状が起きてきてはないでしょうか?

前回、脱水対策についてご紹介させてもらいましたが、今回は脱水になる前の見分け方についてお話させていただこうと思います。

夏の脱水症状サインとして、ポイントは4つ!

  • 首筋などがべたべたしてないか?
    ・・・夏の蒸し暑い日など、なんとなく皮膚がべたべたした感じはないですか?このような状態の時は、汗はかいていないように見えて、実際は知らない間に水分が失われていっています。
  • いつもと比べて元気はある?ない?
    ・・・なんとなく元気がない、食欲が減退していると感じられる時はないですか?そう感じ始めたら、すでに身体の水分が不足している可能性があります。
  • めまいや立ちくらみ、歩く時のふらつきはないか?
    ・・・症状を起こしています。嫌な汗をかき、なかなか汗が止まらなくなる時がないですか?立ち上がる時にふらついたり、歩く時にいつもよりふらふらしたりしてませんか?ほっておくと症状が進行してしまいます。
  • 足がつったり頭痛が現れてないか?
    ・・・症状が進行しています。自覚できる症状として、身体のさまざまな場所にこむら返りや、顔が熱っぽくなるなどの状態が起こります。

さらに、以下の「脱水症の早期診断方法」もチェックしてみて下さい!
項目のうち2つ以上当てはまる場合は脱水症状を疑います。

・爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで3秒以上かかる
・手の甲をつまみあげたあとが戻らず「富士山」ができる
・口の中が乾燥している
・舌が白いものに覆われている
・舌の赤身が強い
・舌の表面に亀裂がある
・皮膚に張りがない
・手足が冷たくなっている
・血圧が低い
・体重が減っている
・脈拍が速い
・微熱が続いている

日頃、元気に働いている方や子供、高齢者など、今の時期はいつ・誰が脱水になるかはわかりません。脱水に関しての情報を少しでも知っておき早めに対処することで、自分はもちろんご家族など大事な方の身体を守ることができます。

元気で楽しい夏を過ごせるよう頑張っていきましょう!!

 

通所リハビリ OT Y.N

通所リハの共同作品「あさがお」を飾りました

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おはようございます。通所リハビリです。最近、豪雨が多いですね。蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今日から7月です、外来に「あさがお」を飾りました。
色とりどりの「あさがお」が咲いている様子を表現しました。葉や花の重なり具合、あと見えにくいのですが茶色い毛糸でツルにくくっている感じをだしました。
 あさがおの花の真ん中に切り込みを入れるのは意外と難しい作業でしたが、皆さん大変意欲的に取り組んでくださりました。
今月もよい作品ができたのではないかと思います。ぜひ実物をご覧ください。

通所リハ 介護福祉士 K

老松保育園に絵本読み聞かせボランティアに行ってきました

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 6月13日(火)、当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら組さん(年少)17名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。昨年度は5回実施し、地域の新聞にも取り上げていただいた取り組みです。今年度初の読み聞かせということもあり、一段と気合が入りました。

参加されたのは、Mさん(78歳)、Kさん(74歳)のお二人です。用意したのは、『どうぶついろいろかくれんぼ』『あめのひのえんそく』の2冊で、通常の絵本の倍以上の大きなサイズで園児たちは興味津々でした。
なかでも『どうぶついろいろかくれんぼ』は、ページをめくると共に、いろんな動物の鳴き声、色、形、名前が登場してくる仕掛け絵本となっています。園児たちは次、どんな動物が登場するのか分かると、元気な声で答えを言いながら、終始、キラキラした笑顔を見せてくれました。
読み聞かせ後には、園児たちが手作りした「ストローのネックレス」のプレゼントをいただき、通所リハビリに戻ってからも興奮冷めやらず、大感激のお二人でした。今回、初めて読み聞かせボランティアに参加されたKさんは「大勢の子供たちと関わることがないから、とても楽しかった」「また、子供たちに絵本を読みたい」と、笑顔で話して下さいました。
帰り際も、園庭で遊具遊びをしている園児たちが元気よく挨拶をしてくれたり、随所で互いに交流を深めたりすることが出来たと思います。
今年度は、保育園のご了承をいただき、6月から9月まで各月1回の計4回、読み聞かせボランティアの開催を予定しています。次回もご利用の方々、保育園の園児の皆さんにとって有意義な時間となるよう準備を進めていきたいと思います。
※了承を得て写真掲載しています。

通所リハビリ 介護士 N