手術前後の口腔管理の重要性について

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

本日から3月ですね。まだまだ寒い日が続いておりますが、ブログをご覧の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ブログをご覧の皆さんやそのご家族の中には、これまで全身麻酔の手術を受けたことのある方もいらっしゃるかと思います。
そこで本日は、手術前後のお口の中の管理の重要性についてご紹介いたします。

全身麻酔の手術時には、口から気管チューブを挿入する必要があります。
お口の中には1gあたりの歯垢の中に約1億以上もの多くの細菌があることが知られており、気管チューブを挿入することで口腔内の細菌を肺に押し込めてしまうと、誤嚥性肺炎や気管支炎になる危険性があります。また、揺れている歯がチューブなどに当たり、抜け落ちてしまうと、誤って飲み込んでしまったり気管内に入ってしまう危険性もあります。

当院では、手術を受ける患者様が安心して手術に臨んでもらえるよう手術前後の口腔管理を行っています。
手術前はお口の中の汚れを最小限に保てるよう口腔ケアを実施しており、歯周病が進行して歯の動揺を認める場合は、手術時に歯が抜けてしまったりしないよう事前の抜歯や歯の固定などを行っています。
また、手術後も口が乾燥しやすかったりと口腔内のトラブルを抱える方は多いので、退院までの期間、患者様のお口の中のトラブルを少なくできるように、口腔内清掃だけでなく、保湿を行ったり、歯石除去やむし歯の治療なども積極的に行い、口腔内の健康に保つよう心がけています。

皆様が安心して手術に臨めるようサポートしていきますので、気になる点がありましたらお気軽に当院歯科までお問い合わせください。

歯科医師F

第9回ホスピタルデザイン研究会参加報告

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月19日(土)、9時10分~12時で、第9回ホスピタルデザイン研究会「変化から進化へ病院広報の展開―先進事例に学ぶ、マーケティングと広報戦略―」に、当院 広報課3名がWEBで参加しました。

ホスピタルデザイン研究会は、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科に事務局がおかれています。
ホスピタルデザイン(病院環境における様々な問題を発見あるいは予想し、それを解決するためにデザインを応用する行為全般)に関する包括的研究の発展と知識の交流を図り、その成果を普及すること等を目的として設立運営されています(ホスピタルデザイン研究会会則より一部抜粋)。

年に一度、研究会が開催されています。昨年はオンライン開催、今年はハイブリッド開催でした。会場となった岡山博愛会病院は、院内をリニューアル後、回復期リハビリテーション病棟を新規で運営される等、変革を遂げておられる病院です。

今回のプログラムは以下の通りです

演題発表
1) 健康でエンジョイなまちづくり新しい病院広報~患者様向け病院スマホアプリ開発~ ネットクリエイツ株式会社

2) 病院の変革に伴う地域へのインフルエンサー~デザインを活用した入退院サポートセンターの挑戦~ 岡山博愛会病院

3) 地域連携室との集患活動で紹介患者増に貢献 調布東山病院

4) 広報をRethink して病院全体を変える~日下部記念病院リブランディングプロジェクト~ 日下部記念病院

特別講演
病院の未来をデザインする~「デザイン」は誰を幸せにするためのものでしょうか?~
岡山博愛会病院 事務局長 三宅 謙太郎氏

最初の演題では、岡山旭東病院で導入されたアプリ「旭東SUN」の導入についての内容でした。院内マップや待ち時間がリアルタイムで表示されるもので、患者さんの満足度向上にも一役かっているようでした。
他にもコロナ禍だからこそできることと前向きにとらえて、写真展やあえてアナログな紙媒体の充実等の取り組みが紹介され、患者さんの益への取り組みが、職員のモチベーションアップにもつながり、よい循環ができていることに気づきました。

私たちも、現場の声をしっかり取り入れ、多職種と協力して今後の活動を実践していきたいと気持ちを新たにした機会となりました。

秘書広報課 M

 

第8回参加記録

第7回参加記録

グループホームのぞみ 運動不足解消に取り組んでいます

こんにちは、グループホームのぞみです

新型コロナウイルスの感染状況はピークを超えたようですが、まだまだ安心できない状況です。

ご入居の皆様がコロナ禍で外出できない為、

毎日施設内で体操踏み台昇降レクリエーションを行って、運動不足解消に取り組んでいます。

楽しく体を動かすことで、心も体も元気になってコロナウイルスに負けない体作りをしています!

今後も、のぞみ家(け)は感染対策の徹底を行い元気に楽しく過ごします。

 

ピースガーデン倉敷 4階  グループホームのぞみ 介護福祉士 Ryo

訪問入浴で心も身体もポカポカ

こんにちは。ヘイセイ訪問入浴です。

立春も過ぎ、暦の上では春ですがまだまだ厳しい寒さが続いています。
スタッフの指先も寒さでなかなか温まらず、そのかじかむ手でご利用の方の身体に触れる時は不快な思いをさせないように細心の注意を払っています。

暖かい部屋で休まれているご利用の方ですが、体温が低かったり手先・足先が冷たい方も多くおられます。冷えた身体を温めるべく私たち訪問入浴は日々、浴槽と元気をお届けしています。
入浴後は、ご利用の方やご家族が「身体が温まった」「お風呂に入ってよかった」などのお言葉や「ありがとう」「お世話になりました」と感謝の言葉を伝えて下さいます。その言葉を聞くたびに疲れもどこかへ吹き飛び、スタッフ全員に笑顔がこぼれます。

これからも訪問入浴で心も身体も温かくなっていただけるよう、入浴という形で少しでもご利用の方のお力になれるよう、今日も明日も明後日も職員一丸となり頑張ります!!

                           ヘイセイ訪問入浴  K・N

社会人になってもうすぐ1年

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

初めまして新人作業療法士のKと申します。
2月も終わりが近づいて来ていますが、まだまだ骨身にしみる寒さが続いております。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
4月に入職してからもうすぐ1年が経とうとしています。

社会人スタートの4月の頃は何もわからない状態でミスも多く、落ち込んでいるような毎日でした。
しかし、先輩方は私がミスをした時はアドバイスや指導をしてくださり、分からない時には手を差し伸べて下さったおかげで、少しずつですが仕事にも慣れ始めていきました。
今は患者さんとも落ち着いて話すことが出来ており、話をする中で退院後の生活なども意識して関われるようになってきました。
まだまだ、知識・技術不足は痛感していますが、少しでも先輩方に追いつけるように日々勉強をしていき、今後も患者さんにより良いリハビリを提供していけるように励んでいきたいと思います。

あと3か月もすれば、私も2年目になり、4月からは後輩が入職してきます。
不安も多くありますが、先輩方にしていただいたように少しでも後輩の力になれればと考えています。

新型コロナウイルスもまだまだ流行しており、気が抜けない日々が続いています。
皆様も体調管理には注意してお過ごしください。

作業療法士 K

よくなるデイサービス南町 ―脳トレ・創作編―

カテゴリー: よくなるデイ南町 | 投稿日: | 投稿者:

立春も過ぎ、暖かな春の訪れが待ち遠しい頃となりました。

よくなるデイサービス南町の最近の様子をご紹介します。

午前中は様々な脳トレプリントの中から、利用者様が好まれるプリントものを選んで頂いています。塗り絵を選んだ方は見本を見ながら丁寧に塗られ、「私より上手な人がおるんよ。花の特徴をよく見て濃淡つけて塗っている。なかなか真似が出来ない。」ととても意欲的に取り組まれています。ナンプレやクロスワードを選んだ方は「これをするのが楽しみでね。答えを見なくてもだいたいわかる。スラスラ解けるよ。ボケ防止になる。」と笑顔。何回も挑戦するうちに問題を解くスピードが早くなり、職員も驚いています。

最近の創作では、節分の壁画作りを行いました。ちぎり絵を貼る方、折り紙をちぎる方、花紙を丸める方と役割を決めて、全員で完成に向けて取り組みました。完成すると、沢山の利用者から「立派なのが出来たね。」「上手にしている。」「豆が凝っている。」と歓声が上がりました。デイサービスの入り口から見える所に飾ると、柊鰯の絵を見て「柊鰯は福が来るんかな」と興味を持たれる方もいらっしゃいました。

皆様の無病息災を願い、「鬼は外、福は内!」

皆様が元気で平穏な日常が一日も早く来ますように・・・。

生活相談員 M.S

新型コロナワクチン追加接種(3回目)が始まりました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月21日(月)より、新型コロナワクチン追加接種(3回目)が始まりました。

事前に岡山県共通予約システムまたはコールセンターでご予約された方(1日約120名)に向けて、14時からと14時30分からの2回に分け、密にならないよう十分感染対策に配慮しながら接種を行いました。
3回目ということで、皆さん事前の問診票記入や着衣の準備などしっかりしていただき、スムーズな接種となっています。ご協力誠にありがとうございます。

接種をご希望の方はご予約の上、ご来院をお願いいたします。

 

■接種対象者

1回目・2回目のワクチン接種を当院で受けられた方で各自治体より3回目の接種券が届いている方
※季節性インフルエンザ予防接種日より14日以上あいている方

■予約方法

①岡山県共通予約システムにて予約
https://v-yoyaku.jp/330001-okayama
②お電話にて予約
倉敷市コールセンター:0120-190-777
受付時間:8時30分~19時(土日・祝日含む)

秘書・広報課

リハビリステーションピース 『節分祭』

2月10日(木)、「節分祭」のイベントを行いました。

スタッフ扮する鬼の登場で盛り上がった後は、豆まきにちなんで、鬼の口に向かってボールを投げ入れる「玉入れ」や、豆に見立てたキャップを箸でつまんでカップに入れる「キャップ拾い」のゲームを行いました。
ご利用の方からは「よう考えたなぁ」「面白い!」とのお声をいただき、皆様とても真剣な表情で参加されていました。

最後は職員による「うらじゃ」「うらじゃ音頭」で、職員の動き見ながら手拍子をしたり、席で一緒に踊っていただいたり、とても楽しいイベントになりました。

リハビリステーションピース
介護福祉士 I

推定一日食塩摂取量

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

当院ドックセンターのオプションの中に、『推定一日食塩摂取量』の検査があります。
一日の食塩をいくら摂取しているのかわかる検査です。
料金も500円(税別)とお手頃です。

検診の当日の朝に採取する尿で、調べることができます。
私は高血圧の治療をしているので、毎回検診の時に追加しています。

日本高血圧学会では、一日の食塩摂取を6g未満と推奨しています。(ちなみに私は昨年、倍近くありました)
塩分をとり過ぎると、高血圧は元より動脈硬化がすすみ、心疾患・脳血管障害・認知症のリスクとなります。また腎臓への負担もかかるそうです。

対策としては
◆味付けを工夫する。
◆調味料などを減塩のものに変える。
◆『排塩』を意識して〈カリウム〉野菜や芋類など、〈マグネシウム〉のり・ワカメ・ゴマなど、〈カルシウム〉小魚・牛乳・豆腐など3大ミネラルをとり入れる。

このような「減塩」「排塩」をとり入れて、バランスのとれた食生活を目指していきたいものです。

ドックセンター k.Y

 

苦「労」のツボ?

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

寒い日が続きますが、暖かくなるのを待っている方々は、春を多少感じられるようになり、冬の苦労が報われる時が近づいていますね。鍼灸院もいかに寒くないように換気するか毎日苦労しております。

さて、なんとなく気になった苦労の「」の字ですが意味は
 ①はたらく。仕事をする。骨折り。「労働」「勤労」
 ②つかれる。つかれ。「過労」「疲労」
 ③いたわる。ねぎらう。「労来」「慰労」
このような意味があるそうです。

そこで、今回紹介するツボは「頚百労(けいびゃくろう)」というツボです。

このツボは名前を見ての通り、頚(首)にあります。普段は「百労(びゃくろう)」と省略して呼んでいますが、頚の字があるとすぐに分かるようになっていますね。

百の効果が期待できそうな名前のツボで、私は毎日このツボを使っております。

首肩コリはもちろん、頚椎症による痛みや神経痛にも効果がありました。寝違いや頭痛などにも良く効きますし、咳止めにも使ったりします。私は労せずに、毎日このツボに頼っているというわけですね。

最後になりましたが、漢字の成り立ちに意味があるように、ツボの名前にも意味があり名付けられています。そこから施術のヒントを得ることもあり、それを見つけ名付けた先人の先生方は、すごいなと感じました。まだまだ知らない効果や、意味があるのでしっかり勉強したいと思います。これが、苦労するんですけどね。

 ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 shima

 

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688