コロナ禍のリフレッシュ

令和4年度がスタートしました。
朝晩はまだ少し肌寒い日がありますが、日中は汗ばむ日もありずいぶんと過ごしやすくなってきましたね。
蔓延防止措置が解除され本来なら旅行など、この時期にできることを満喫したいところですが、まだまだ油断できないのがコロナ。
医療人として、自分たちの行動に細心の注意を払いつつ、リフレッシュ方法を模索している日々です。
巣ごもり生活の中でもできるリフレッシュ方法を見つけ、適度にストレスを発散しつつ、日々の生活を送ることができたら一番いいですね。

我々の地域医療連携センターにも新人MSW(社会福祉士)さんが入職してきてくれました。真新しい制服を来て、4月1日、緊張した面持ちで出勤してきた表情が、毎朝少しずつですが和らいだ表情になっているのをみると安心します。

季節の変わり目でもあり、疲れが出やすいこの時期です。新人さんもベテランさんも適度にリフレッシュしながらコロナ禍を乗り越えていけたらいいなと思っています。

地域医療連携センターでは、地域の皆様と当院とを繋ぐ役割を担っています。
お困りのことがございましたらご連絡いただければ、MSW(社会福祉士)が対応致します。お気軽にお声かけください。

 

地域医療連携センター
お笑い怪獣

新設 ドックセンター医師紹介コーナー

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

今回は平成脳ドックセンターの掲示物をご紹介します。

内容を刷新し、平成脳ドックセンターに勤務している医師の紹介コーナーを設けてみました。趣味や特技も載っていますので、先生の意外な一面を知ることができるかもしれません♪健診は一年に一度の方が多いので先生と顔を合わせる機会は少ないかと思いますが、これを機に先生方をより身近に感じていただけると嬉しいです。エレベーターを出てすぐの壁に掲示しておりますので、良ければ足を止めてご覧になってください。

また、2022年度の健康診断の受付もスタートしています。人間ドックや生活習慣病予防健診の受診をお考えの方は、是非平成脳ドックセンターへお気軽にお問い合わせください。

☎電話番号 086-427-1115(平日8:30~17:00 土曜8:30~12:00)

平成脳ドックセンター M.N

桜散策

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

リハビリステーション ピースでは季節を感じてもらえるよう日々のプログラムを提供しています。
そこで、今回は桜の花が綺麗に咲いてきた3月下旬から4月の初めに桜散策を行いました。

マスク着用、手指消毒など感染対策を行いながら一回の人数を少なくし、数日に分けて老松保育園、老松幼稚園、倉敷平成病院の桜を巡り、年に一度のお花見を楽しんでいただきました。
今年は天候にも恵まれ、予定していた日は全て晴れとなり、ご利用の方からは「きれいに咲いとるわ」、「満開だねー」などの声も聞かれ、桜と共に笑顔も満開で春を満喫するこが出来た桜散策となりました。

 

 

 

 

 

※写真は許可を得て掲載しています。

介護士 H

自分でできる花粉対策

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

4月も中旬に差し掛かり、桜の見ごろも過ぎ、春風の心地よい季節となってきました。ここ数日は日中汗ばむような気温だなと思えば朝夕肌寒くなったりと、寒暖差の激しい日もあるので、体調管理には十分気をつけてお過ごしください。

さて、新型コロナウイルスの感染が未だ拡大し続ける一方、この時期に私たちを悩ませる問題があります。それが花粉症です。今年も花粉が猛威を振るっており、私自身も、くしゃみや鼻水、目の痒みなどに非常に悩まされている現状です。花粉の季節が始まる前から、薬の内服を始めるといった対策が有効であるのですが、実際に症状が出始めてから対処するといった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ご自身でできる花粉症対策についてみなさんと共有したいと思います。

①食生活
花粉の時期の健康のためには、規則正しい食生活が重要になります。お酒やお菓子は控えめにし、体に負担をかけないよう気をつけ、栄養バランスのいい食事をすることを心がけましょう。

②習慣
帰宅後はうがいや洗顔を行い、花粉を洗い流すようにしましょう。室内への花粉の侵入を防ぎ、寝具などを干す場合は花粉の飛散量の少ない午前中に行うなど工夫しましょう。また、ウール素材の服は花粉が付着しやすいため、できるだけ凹凸のないツルツルとした素材の服を選ぶ方がよいです。早寝早起き、適度な運動をするなどして体調管理に気を遣いましょう。

③グッズやアイテム
外出先で顔に花粉が付着しないよう、帽子やマスクをして、さらにサングラスやメガネをかけるようにしましょう。また、家の中で空気清浄機をかけると花粉の飛散を防ぐことができます。

いかがだったでしょうか。普段当たり前のようにしていることが多いように感じますが、改めて意識して取り組んでみるのもいいかと思います。セルフケアと薬の服用を併用し、花粉の季節を乗り越えていきましょう!

放射線部 K・T

スーパーミラー

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

先日、録画していた映画を見ました。
少女が、なりたいものに変身できる鏡を手に入れるお話でした。少女は大人になって、慣れないヒールを履いて、躓いて、大きく飛んで転んでしまいました。映画だったので、「いたーい!」で済みましたが、現実はそうはいきません。捻挫や骨折をしていたかもしれません。

このような痛みに対して、内服薬としては、主に以下のような鎮痛薬が使用されます。

・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)…ロキソニン、セレコックスなど
末梢で、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害して、発痛増強物質のプロスタグランジンの生合成を抑制したり、発痛物質のブラジキニンの感受性を低下させたりして、鎮痛効果をもたらします。ただし、プロスタグランジンには胃粘膜保護作用もあるため、胃腸障害などの副作用に注意が必要です。

・アセトアミノフェン製剤…カロナールなど
中枢へ働きかけて鎮痛効果をもたらすと考えられています。NSAIDsよりも胃腸障害や腎障害の副作用が少なく、NSAIDsが使用しにくい患者さんへも適しています。

・オピオイド鎮痛薬…トラマール、ワントラムなど
中枢神経内に広く分布しているオピオイド受容体に結合して、痛みの刺激が伝わるのを抑制します。慢性疼痛などに使用します。吐き気、眠気、便秘などが起こる可能性があるため注意が必要です。吐き気や便秘を予防する薬を一緒に使用することもあります。

映画の中で、少女はなりたい大人について考えます。自分はあの頃どんな大人になりたかったのか。そんなことを考えながら、今日も働いてきます!

薬剤部 P

自律神経を整えましょう

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

4月になり、日中は半袖で過ごせるくらい暖かくなりました。季節の変わり目真っ只中ですが、みなさん体調は崩されていないでしょうか?

春は「体がだるい」「イライラする」「やる気がでない」など心身の不調を感じる方が多いようです。春が1年で1番寒暖差が激しい季節です。これらの不調は朝晩の寒暖差や環境の変化によるストレスから生じる、自律神経の乱れが原因かもしれません。

気温の変化に応じて体温をコントロールする自律神経は、寒暖差が激しくなるとストレスがかかってしまうため、自律神経が乱れる原因となるのです。また、自律神経は体温だけでなく内臓など体の器官をコントロールしています。そのため、自律神経の乱れは、気分の浮き沈みや内臓の働きの悪化などの不調にもつながります。「夏バテ」ならぬ「春バテ」ですね。

では、自律神経を整えるためにはどのように対処したらよいのでしょうか?次のことに気をつけてみましょう。
●決まった時間に起床し、朝食を食べる。
●体温調節ができる服装を心がける。
●良質な睡眠をとる。
●ストレスを解消させる。ストレッチやウォーキングなど身体を動かすことで気分転換を図ると心身がリフレッシュできますよ。

※症状が改善しなかったり、辛すぎる場合には、必ずかかりつけ医に相談してくださいね。

訪問看護 K

ショートステイとは

4月に入り、春らしい暖かい季節となりました。

コロナ感染拡大も心配な状況ではありますが、体調を崩されてはいないでしょうか?

さて今回は、改めてですが“ショートステイ”について紹介させて頂こうと思います。

ショートステイは、介護保険のサービスで、要支援・要介護の認定を持たれている方が短期間泊まることができる施設です。

冠婚葬祭の際や、介護されている方の休息、ご家族が入院された時等にご利用して頂けます。

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイでは、介護・看護・リハビリでご利用者様のサポートを行っています。

ご利用中も感染対策を行いながら、お食事の提供や入浴の実施、日中は体操・脳トレーニング等のプログラムをご用意しています。

ご利用について適宜相談も受け付けておりますので、サービス内容の詳細や気になる事があればお気軽にご相談ください。

ケアセンターショートステイ Y

春の日差しで骨を丈夫に

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

4月になり暖かい日差しがとても気持ち良くて、ちょっとお出かけしたい気分になりますね。先日、検査時に患者さんと会話していた時のこと。平成病院駐車場の桜が綺麗なことからお花見の話になりました。患者さんが、「昔はお弁当持って花見をしていたけど、今はお弁当持って花見することもないなあ。」
コロナ禍。そう言えばそんな楽しみ忘れていたなと、週末、近所に子供とおやつを持ってお花見に。うららかな春の日差しが心地よく、誰もいない桜の木の下で春を満喫してきました。

春はお出かけの時、紫外線も気になってくる季節。女性はしみを気にして紫外線にあたらないようにする方は多いですよね。でも、紫外線、悪い面ばかりではありません。ビタミンD合成に重要となり、紫外線にあたることにより皮膚で合成、体内へ吸収されます。その他、ビタミンDは魚やきのこなどの食べ物の摂取によっても合成されます。体内に取り込まれたビタミンDは肝臓で25水酸化ビタミンDに変換されて、血液中を循環します。腎臓で活性型の1,25(OH)2Dへ代謝され、小腸、骨、副甲状腺などの標的臓器に作用することで血中カルシウム濃度の調整を行います。
ビタミンDが低下した状態が続くと、小腸からのカルシウム吸収が低下し、副甲状腺ホルモンの分泌が高まって骨吸収が亢進する一方、骨形成は低下してしまいます。そして骨が脆くなり骨粗鬆症となってしまいます。

現在ではスキンケア商品が広く使用されているため、多くの方がビタミンD欠乏状態にあることには驚かされます。
地域により日差しの強さに差があると思いますが、夏には木陰で30分程度、冬には1時間程度を目安としたらいいそうです。もちろん、紫外線だけに頼るのではなく、食事からの摂取も重要です。骨粗鬆症予防にはカルシウムもたっぷりと摂りましょう。

ビタミンDは血液検査で分かります。当院検査部にて測定可能ですよ。気になられる方は一度、医師に相談するのもいいかもしれませんね。
骨を強くし、丈夫な体を作っていきましょう。

 

参考文献・ホームページ
臨床検査を使いこなす 日本医師会
ビタミンD[25(OH)D]の検査と骨 BML
骨粗鬆症ってなに? 骨粗鬆症財団

 

検査技師NY

「働きたい病院」ランクイン

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

多くの医師が登録している日本最大級の医療従事者専用サイト【m3.com】のコラム・ニュース『DoctorsLIFESTYLE』におきまして、「医師が「働きたい病院」 “人気急上昇”ランキング」内で倉敷平成病院がランクインしました。

医師を対象に昨年12月に実施されたアンケートをもとに、各地の都道府県で大きく順位を伸ばした病院について紹介されています。(対象病院:病床数200以上の施設のうち、事前投票によって絞り込まれた病院650施設)

全体的な傾向として、コロナ禍での医療提供体制に共感を集めた病院や、医師の働きやすさに配慮を凝らしている病院などが前回実施時よりも順位を伸ばしている形となっているそうです。

1000床を超える大病院が充実し、医療激戦区とも言われる岡山県南部において、医師に「働きたい」と思っていただけたことは大変名誉なことです。
今後も、医師をはじめ医療従事者が働きやすい環境づくりを通して、なにより地域住人の方にとって信頼のおける病院として成長していきたいと考えております。

【m3.com】『DoctorsLIFESTYLE』(当該記事はこちら)
(全国版)https://www.m3.com/lifestyle/1031531
(中四国エリア版 22位)https://www.m3.com/lifestyle/992253

※サイトのご紹介・引用のご許可をいただいております。

#病院 #医師 #倉敷 #岡山 #働きたい

運動による血糖コントロール

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

血糖値をコントロールすることは糖尿病の進行を予防する上でとても重要です。今回は血糖を上手にコントロールするために運動の観点からお話しさせていただきます。

○運動の効果
運動を行うことで短期的にも長期的にも血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
・短期的には食後に運動を行うことで血液の中の糖を筋肉が使用し、食後の高血糖を抑えます。
・長期的には運動が習慣化することで筋肉量がアップし、またインスリンの効きやすい体となるため血糖を抑えやすくなります。

○運動の種類
主に有酸素運動(会話しながらでも歩ける程度の負荷)と無酸素運動(筋力トレーニング)がありますが、血糖を抑える目的であれば有酸素運動の方が効果が高いと言われています。

○運動のタイミング
糖尿病の方は食後に血糖が高くなりやすいです。そのため食後に運動をすることをおすすめします。
また、空腹時に運動すると飲んでいる薬によっては低血糖となり発汗や手の震え、無気力感や痙攣などを生じることがあります。また空腹後に運動するとその後食事をした際に血糖の上昇を助長させてしまう可能性があります。空腹時の運動はデメリットが多いため運動は食後に行うようにしましょう。

今回は血糖を安定させるために運動の観点からお話させていただきました。
なかなか運動する習慣を作るのは大変かもしれませんが、散歩をするには快適な季節です。
是非食後に10分程度のウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

理学療法士・糖尿病療養指導士 Y・K