成年後見人制度について

朝晩の冷え込みと日中の暑さで疲れもたまりやすい時期ですが、どのようにお過ごしですか?沖縄では、もう梅雨入りしたというニュースもしており、少しずつ夏が近づいてきており、体調管理に注意が必要ですね。
今回は、今までにもどこかで聞かれたことがあるかもしれませんが、成年後見制度という制度について簡単に説明していきたいと思います。
成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などによって、物事を判断する能力が十分ではない方について、本人の権利を保護し、本人の財産管理や契約等を支援する制度です。また、家庭裁判所によって選ばれた後見人が、本人の利益を考えながら、本人を代理して契約などの法律行為をしたり、本人が自分で法律行為をするときに同意を与えたり、本人が同意を得ないでした不利益な法律行為を後から取り消ししたりすることによって、本人の権利を保護します。
高齢化も進み、高齢者世帯や一人暮らしも増え、今後の契約などで不安を抱かれる方も多いと思いますので、こういう制度もあるのだなと感じていただけたら幸いです。詳しいことに関しては、家庭裁判所のホームページなどにも載っていますのでご参考していただけたらと思います。また、各市町村の地域包括支援センター(倉敷市は、高齢者支援センター)でもご相談いただけますので、利用していただけたらと思います。
相談室 510
家庭裁判所 成年後見制度のパンフレット
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/20141107koukenpanf.pdf
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