今月の作品のテーマは「椿リース」です。
最初は赤い椿のリースのみのデザインでしたが、「それだけでは寂しいんじゃない?」との意見がありました。
そのため、急遽白い椿を追加すると可愛らしいけれど上品な作品が仕上がりました。
創作中、花びらを立体的にするためにはどのくらい曲げればよいのか、それをどのように組み合わせればきれいに椿の花が完成するのか。また、真ん中の黄色い部分がどうすれば本物っぽくなるのかなどたくさん苦労しました。
花びらは画用紙をハート形にカットして一枚ずつ下側に切れ目を入れ、少し丸くなるようにしてホッチキスで留めています。その花びらをバランスよくなるように様子を見ながら5枚組み合わせて椿の花が完成します。最後に真ん中に黄色い部分を取り付けますが、それは大変細かい作業でした。しかし、ご利用の皆さんはとても集中して真剣に取り組まれていました。
葉っぱも立体的になるように少し丸められています。
仕上げの貼り付けの際も、この立体的な作品をどうすれば良さを活かしつつ頑丈にできるのか悩みました。
今回の作品は制作、組み合わせ、貼り付けなどたくさんの苦労がありましたが、ご利用の方や職員の知恵を出し合い、工夫がちりばめられています。
皆さんはこの作品を見て、どう思われますでしょうか?
通所リハビリテーション 介護福祉士 H