作品発表の機会が増え、意欲的になったご利用の方

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

ブログ1デイサービスドリームではご利用の方の創作に力を入れており、完成した作品は年に一度開催される「のぞみの会」に出品していました。しかし、ドリームガーデン倉敷では今年七月から4年ぶりに代表講話が行われ、その中でドリーム工房という「作品紹介」コーナーが出来ました。デイサービスドリームからも数名のご利用の方の出品があり、代表先生から出品された方々に沢山のお褒めの言葉を頂きました。作品発表の場が増えたことにより、これ以降デイサービスドリームでは「私も自分の作った作品を皆に見て欲しい!」という方が増えて、以前よりもさらに活発に作品の創作に取り組まれるようになりました。ブログ2
ブログ3これまでは、手指の動きと脳の活性化の訓練を目的に、完成した作品を自分の家族や仲の良い友人に配ることを楽しみにしていました。代表講話という沢山の人たちに見てもらえる機会ができたことにより、今まで以上に作品へのこだわりを感じておられるようです。塗り絵をされている方は「もっと陰影を出して遠近感をだしたい」と色鉛筆を何色も重ね塗りし、まるで水彩画のような作品に仕上げられるようになりました。「日常でも使えて見た目もきれいな作品を作りたい」と言われる方はキラキラと光るひもでティッシュケースを編みあげられています。中には広告のチラシを細かく切り三角に折った部品をつないで花瓶や動物の置物を作成した方もおられ、今までは一つの作品を作るのに1000程の部品を組み合わせて作っていましたが「もっと大きいほうが見栄えがいい」と三倍の3000個で大きな作品を作られました。
現在、デイサービスドリームでは、ペットボトルのキャップとひもで作る帽子のブローチが人気で、完成した作品をお孫さんや友達にあげると喜ばれるそうです。この他にも毎月様々な作品のアイディアが職員や利用者の方より出ています。作品発表の機会も増え、皆様目標を持って創作活動に取り組まれています。ご興味のある方はぜひご参加ください。

*写真の掲載はご本人様の承諾を得てます。

デイサービスドリーム 介護福祉士 田中弘貴