自立支援を促していきます

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健通所リハビリテーション(以下、通所リハ)では、お身体や認知機能の状態に合わせて、ご利用の方々が過ごされるフロアを4つに分けて運営しています。

本日は、ADL自立の部屋について紹介します。
座席数48席、定員数68名の部屋で、歩行やADLが自立している方を対象としています。比較的運動機能が高い方が多いので、通所リハの中では、負荷量や難易度が高めのプログラムを提供しています。朝一番のラジオ体操から始まり、転倒予防を目的とした集団体操太極拳歩行トレーニング、認知機能低下予防を目的とした脳トレ、嚥下機能低下予防を目的とした嚥下体操、筋力低下予防を目的としたセラバンド体操、健康意識向上を目的に毎月テーマを変えて行健康講座を実施しています。

介護予防を意識したプログラム構成に加え、私たちが意識しているのが「自立支援」です。地域包括ケアシステムが提唱されてから、「自助・互助・共助・公助」という言葉をよく耳にするようになりました。最近では、国会中継などでもこれらの言葉がよく出てきます。その中の「自助」とは「自分で出来る事は自分でする」という意味になります。

自助を実現するために必要な考えが「自立」になります。「自立」とは、内面的・精神的に独立した状態の事を指します。リハビリと聞くと、セラピストにしてもらうものといった受け身のイメージを持たれている方も多いと思います。

しかし、地域包括ケアシステムでは、自分の健康を自分で管理していく事を自助として求められます。
健康のために自らすすんで運動する。脳トレをする。健康関連の知識を身に着ける。ご利用の方々がこういった意識、つまり自立した意識を持てるような声かけや援助を行なっています。

自立支援を促して、ご利用の皆さまが少しでも長い期間、健康で自分らしい生活が送れるようにしていきたいと考えております。

コロナ禍の状況が続いておりますが、職員一同、感染対策を徹底して運営しています。通所リハにご興味を持たれた方は、見学だけでも構いませんので、是非とも通所リハへお越し頂ければと思います。

通所リハ K・K