日別アーカイブ: 2020年10月23日(金曜日)

山陽新聞メディカ217号 当院救急棟完成の記事が掲載されました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

【山陽新聞メディカ217号 当院救急棟完成の記事が掲載されました】
令和2年10月19日(月)付けの山陽新聞朝刊メディカ217号に当院救急棟完成の記事が掲載されました。是非ご一読下さい。

「倉敷平成病院の救急棟完成」
http://medica.sanyonews.jp/article/16213

 

 

 

 

 

 

 

秘書・広報課

初秋に多発する筋肉痛の鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

春先及び秋口、寒暖交替の時期によく急性筋痙攣による強い筋肉痛の患者さんは鍼灸院に訪れます。今年も何人かこのような患者さんはいました。
発生する部位は様々、頚部、肩甲骨の内側部、脇腹、腰背部、大腿部、下腿部などがよく見られます。

多くの場合、症状は急に発生し、最初は僅か一部の筋肉が痙攣して強く痛み出しますが、徐々に範囲を広げて、広範囲の筋肉痛になります。殆どの患者さんは強い痛みによって運動が制限されて、日常生活の動きにも困難が感じます。

このような患者さんに対して、鍼灸院では筋肉痛の部位にあるツボに鍼を刺したうえ、モグサをつけてお灸を行い、更に痛い部位に関連する経絡のツボに鍼をすれば、筋痙攣が緩和され、痛みがすぐ改善できます。

ある30代の女性、飲食業に勤めていますが、9月下旬に仕事中、急に脇腹に強い痛みを感じ、暫く体が動かなくなりました。
近所の整骨院や鍼灸院で治療を受けましたが、改善されないため、知り合いの紹介で発症後の三日目に当院に来られました。その時、右側の脇腹に強い痛みを感じ、治療のベッドに上がることも大変困難でした。
これに対して、強くこわばっている筋肉部に鍼とお灸(灸頭鍼)を実施し、関連する経絡のツボに鍼を刺して暫くそのまま休みました。そして、鍼を取り、スムーズにベッドから起きて動いてみたら、痛みはかなり緩和され、随分楽に歩けるようになりました。
このまま一日おきに三回治療した後、症状は消え、仕事に復帰しました。

このような筋肉痛は急性発症で、症状もかなり強いですが、診断と治療が適切に行われると症状の改善も早く、早期に回復できます。

ヘイセイ鍼灸治療院 甄立学