第33回ひまわり号ボランティア参加報告

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 新緑のさわやかな風を感じる、5月28日(日)、医療スタッフとして、涌谷センター長、外来看護師Fさんと第33回「ひまわり号」にボランティア参加しました。
「ひまわり号」は日頃、公共交通機関を使ってなかなか旅に出る機会のない障がい者が、ボランティアスタッフと共に一日の旅を楽しむものです。今年は、障がいのある方78名、介護ボランティア120名、家族その他スタッフなど総勢約280名が電車7両に乗り込み、尾道へ行きました。今回私は初めての参加で、ドキドキしていました。
当日はまず、倉敷駅北口で受付を行い、そこで名札と手作りワッペンを受け取ります。そのワッペンに感激です。障がいのある方たちの作業所で作られたものだそうで、3種類のデザイン、色も工夫してあり、どれもとてもかわいく思いのこもったものでした。
次に電車に乗り込み、移動。尾道は坂の町、どうなる・・・・?そこでボランティアさんのパワーです。二人三人がかりで車いすを持ち上げて階段の昇降や尾道観光を一緒に廻りました。地元尾道高校ラグビー部員の皆さんも大活躍していました。
一般ボランティアは事前に講習を受け、担当する障がいのある方とは連絡を取り合った後、当日に初めて出会い、一緒に過ごすことになるとのことです。
電車で同席した参加親子、ボランティアの看護学生とのおしゃべりも貴重なひと時でした。
今回私は、医療スタッフでの参加でしたが、私たちだけでなく、様々な役割で全仁会のスタッフの方が参加しておられました。
そして、私自身がふれあいを楽しみ、尾道の風景に心洗われた一日でした。何よりご参加の方々皆さんが心から楽しまれている笑顔が素敵でした。その笑顔が私の心に元気を注ぎ込んでくれた「ひまわり号」でした。

外来看護師 M