第54回日本リハビリテーション医学会参加報告~リハビリテーション部~

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去る6月8日~10日までの3日間、岡山市で開催された第54回日本リハビリテーション医学会学術集会に発表者と座長の任をいただき参加してきました。
リハ医学会主催の学術集会は初参加でしたが、岡山駅を東西から挟む形で会場が構成され、研究報告だけではなく、積極的に臨床実践されている先生方のシンポジウム、海外招聘研究者の先端研究に関するレクチャーなど大変興味深い話が目白押しで、何を聴講しようか非常に悩みながら歩き回った3日間でした。
当法人からは大根先生、リハスタッフ4名で計5題の演題を発表してきました。中には学会発表自体が初めてのスタッフもおり、多くの議論を交わしてきたテーマではあったものの、セッション開始前には声をかけても反応が乏しく、前の演者の発表には気を向けられないぐらい緊張する姿に心配をしましたが、フロアや座長とのやりとりを重ねていく中で徐々に緊張がほぐれ、今後の課題がより明確になるアドバイスにつながる議論ができたように感じます。
 参加した後の皆の感想として、日頃と違う場で他職種との意見交換を多く経験したことで、自分たちが他の職種から何を求められているのか、チームの中で自分は何をアウトプットするべきなのかを改めて見つめ直す良い機会になった、という声が多く聞かれました。日頃の臨床業務の中でこれまで以上に自分の果たす役割を意識しながら、今回の学会で明確になった新しい課題の解決に取り組みブラッシュアップに努めていきたいと思います。

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