日別アーカイブ: 2015年10月15日(木曜日)

平成27年度 野球部活動報告~早朝野球リーグ優勝~

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

1442012024965全仁会野球部は、現在20数名で活動しています。例年では業務後に集まり、紅白戦や他病院チームとの練習試合が主な活動でした。
しかし、今年は違いました。まだ寝ている方が多いであろう早朝から活動をしていました。縁あって、第40回倉敷早朝野球リーグに参加させて頂くことが出来ました。このリーグは倉敷市内の4事業所から成り、3月から9月までの土曜日に市内の球場でリーグ戦を行います。まだ陽も昇らない5時半にグランドに集合し、試合が終わると急いで職場に向かうという日々を繰り返しました。一見過酷なスケジュールに思えますが、野球好きな者にとっては関係ありません。公式戦ということで皆気合いが入り、若かりし青春時代に戻ったかのような真剣なプレー、またグランドでプレーしている者だけでなく、ベンチも一体となってお互いを思いやり、声を掛け合うというようなチームワークが自然と生まれていました。これは間違いなく、組織に身を置くことや患者様を相手にすることにも通ずることだと感じます。結果は、全仁会野球部は5勝2敗で見事優勝することが出来ました。来年度も連覇出来るよう頑張っていきたいと思います。
最後に、朝早くから何度も応援に駆けつけて下さいました高尾理事長、ありがとうございました。

副主将 F (訪問看護)

「インスリン治療」糖尿病が悪くなったの?

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんはインスリン治療に対するイメージはどんなものでしょうか?
○インスリンを打つってことは症状が悪くなったのかな…
○始めたら一生打ち続けるのだろうか…
○注射は怖いし痛い…
など悲観的・否定的に捉えている方がいるかもしれません。今回は“インスリン注射”という治療法の正しい知識について、注意点を交えてご紹介しますinsulin_woman

インスリン治療はもともとヒトが生理的にもっているインスリンを補うため、最も自然で、確実に血糖値を下げる治療法です。インスリン治療が必要と考えられるのは、1型糖尿病や妊娠糖尿病の患者さんで、他にも2型糖尿病の患者さんではすい臓を休める目的で早期にインスリン療法を開始することがあります。インスリンを体外から補充することで、疲れたすい臓を一時的に休めることができます。すい臓の機能が低下する前にできるだけ早くインスリン治療を開始して、よりよい血糖コントロールを目指すのです。すい臓の機能が十分回復し、血糖値が下がれば、インスリン治療をストップできたり、内服薬だけの治療が可能になることもあります。
また、インスリン注射で使う専用の注射針は細くて短く、採血で使う注射針の3分の1くらいの細さで、痛みが少なくなるようデザインされています。注射する場所はおなかが一般的ですが上腕部、太ももなども可能です。ただし注射部位によって吸収速度が異なるので注意が必要です。

インスリン治療がしっかり継続されれば、すい臓の機能回復に加えて、血糖コントロールもよくなり、合併症予防やその進展を遅らせることができます。医師の指導の下、正しい理解を身に付けて、きちんと治療を続けていくことが大切です。
わからないことや不安な事があればいつでも主治医の先生へ相談してください。

糖尿病療養指導士 薬剤師 なか