朝晩の冷え込みと日中の暑さで疲れもたまりやすい時期ですが、どのようにお過ごしですか?沖縄では、もう梅雨入りしたというニュースもしており、少しずつ夏が近づいてきており、体調管理に注意が必要ですね。
今回は、今までにもどこかで聞かれたことがあるかもしれませんが、成年後見制度という制度について簡単に説明していきたいと思います。
成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などによって、物事を判断する能力が十分ではない方について、本人の権利を保護し、本人の財産管理や契約等を支援する制度です。また、家庭裁判所によって選ばれた後見人が、本人の利益を考えながら、本人を代理して契約などの法律行為をしたり、本人が自分で法律行為をするときに同意を与えたり、本人が同意を得ないでした不利益な法律行為を後から取り消ししたりすることによって、本人の権利を保護します。
高齢化も進み、高齢者世帯や一人暮らしも増え、今後の契約などで不安を抱かれる方も多いと思いますので、こういう制度もあるのだなと感じていただけたら幸いです。詳しいことに関しては、家庭裁判所のホームページなどにも載っていますのでご参考していただけたらと思います。また、各市町村の地域包括支援センター(倉敷市は、高齢者支援センター)でもご相談いただけますので、利用していただけたらと思います。
相談室 510
家庭裁判所 成年後見制度のパンフレット
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/20141107koukenpanf.pdf

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おむつ等の助成
皆さんこんにちは(^_^)
新年度が始まってから2週間が経ちました。年度の始めでお忙しくされている方々もおられるかと思いますが、体調にはくれぐれもご注意ください。
今回は、今までに何度か電話でお問い合わせの頂いたことがある倉敷市のおむつ等の助成について簡単にご紹介します。
おむつ等の助成制度とは?
倉敷市がしている、おむつや尿とりパットの購入費用を一部、助成してくれる制度のことです。
どんな人が対象になるの?
倉敷市内でおむつを使用されている人の中で、次の①か②に該当する方が助成の対象になります。
①在宅で生活をされている65歳以上の方で、
・寝たきり 又は
・認知症のある方及び身体障害者手帳の1級又は2級を持っている者
の介護をしている人で、生計を中心にしている者の所得税が非課税の方。
②介護保険制度の要介護度4又は要介護5を認定されている方を介護している人で、
生計を中心にしている者の市民税が非課税の方。
対象の人はどうすれば助成が受けられるの?
上記の①又は②に該当する方が助成を受けたい場合は、まず申請をする必要があります。
申請には、申請書などいくつか記入が必要な書類が必要になります。
上記の対象者に当てはまる方で、申請を希望される方は倉敷市役所の健康長寿課(旧:高齢福祉課)やケアマネージャー、高齢者支援センターなどに一度ご相談されると良いと思います。
相談室 S
チームワークの賜物
3月15日先輩の結婚式に出席してきました!!
このご夫婦は職種は異なりますが、同じ法人内の職員のため、招待客も当院の医師・看護師・事務職・相談員など、見かけたことのある顔ぶれがずらり!でした。いつもは白衣の先生方がビシッとスーツで決められていたり、師長さんの艶やかな着物姿が見られたり…もちろん主役のお2人の晴れ姿もとても素敵でした!
なかでも、職員有志の余興(関係する職員で、AKB48の『恋のフォーチュンクッキー』を踊り、繋げていくムービーを作りました☆)が、面白いやら感動するやら…とても印象的でした。私も踊りに参加しましたが、それぞれの部署で少しずつ撮影したものが1つの立派な作品になっていて、まさにチームワークの賜物だなと思いました。
相談員として、情報量も技術もピカイチの尊敬できる先輩ですが、これからは一家の大黒柱としても、頑張ってほしいと思います。末永くお幸せに!!!
医療福祉相談室 ペーパードライバー
ケアマネジャーとして
暦の上では立春が過ぎましたが、まだまだ寒さが続いていますね。インフルエンザや風邪にかからないよう注意していきたいものです。
前回このブログでケアマネジャー資格取得に向けて試験勉強中!と書きましたが、無事に合格することができました。今は、資格取得に向けて次のステップとして7日間の研修を受けているまっ最中です。
この研修では、ケアマネジャーとしての姿勢、ケアプランの立て方・・・様々なことを学びます。その中でも「利用者は地域の生活者である」という言葉が心に残りました。
病院では入院中の患者・家族として利用者と出会い、相談を受けます。どんな病気で入院をしていて、どんな症状で、今どれくらいの運動機能があって・・・様々な情報収集しますが、どうしても病院での姿に目を向けてしまいがちです。
病院にとって‘退院’はゴールですが、患者・家族にとっての‘退院’は地域で生活を続けていくことを意味します。退院後この人はどのような生活をするのだろう、どんな地域で生活するのだろう、その地域で生活をする人にとって使えるサービスがどれくらいあるだろう。病院での患者の姿を、地域で生活する一人の人として捉え、病院内の他職種またケアマネジャーと共に患者・家族の退院への不安に寄り添っていくことの大切さを学びました。
ケアマネジャーの研修ですが今の仕事に生かせる部分がとても多く、実りある研修期間になっています!
医療福祉相談室 A
