カテゴリー別アーカイブ: リハビリテーション部

入職して3ヶ月で感じたこと

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みなさんこんにちは。7月も半ば、梅雨明けが待たれる頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。

入職して早くも3ヶ月が経ちました。理学療法士のMと申します。社会人になると時間が経つのは一瞬とはよく言ったもので3ヶ月があっという間に過ぎました。入職した日には、仕事への不安や緊張、理学療法士への道に一歩踏み出しこれから頑張っていこうと思う未来への期待感と相反する感情を持っていたことを鮮明に思い出すことができます。

さて、ここからは入職して3ヶ月が経ち、自分が社会人となり働く上で、なぜ働くのか?働く意味とは何なのか?について自分なりに考えたこと、感じたことについて書いていこうと思います。とは言ったもの、目で捉えることができる相手に書く手紙や相手の情報を理解した状態で送るSNSメッセージとは違って不特定多数の相手に書くことには慣れていないので暖かい目でいただけますと幸いです。前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。

なぜ働くのか?この問いに対する答えはシンプルで生活をしていくために働くと思います。住居を借りたり、明日も働くためにご飯を食べたり、息抜きに友達と遊びに行ったりするためのお金が必要です。
そして働く意味も先ほどの問いに通じることもあるのですが働く意味を考える前に「働く」という言葉を噛み砕いていきます。「傍(ハタ)」「楽(ラク、タノ)」になります。要するに「傍」とは他者のことで、文字を繋げると他者が楽になること、楽しませることをするという意味になります。このことは働く意味を考える上で自分にとって腑に落ちる解釈でした。

私たちの職業に置き換えると、「傍」が患者さんにあたり、「楽」が患者さんの痛みや症状の負担を軽くすることにあたると考えています。患者さんの痛みの訴え、病棟生活で困っていることに耳を傾け、患者さんにとって抱えている問題に対して、トレーニングを提案したり、トレーニングを実施していきます。不安が募る病院生活から退院し元の生活に戻れるように支えることができる理学療法士になるため、自己研鑽していき、昨日の自分より1つでも2つでも患者さんの負担を軽くするため知識と技能を磨いて行きたいと思います。

最後になりましたが、未曾有の災禍とはいえ、それぞれ様々な困難に立ち向かわれているかと思います。終息する日を願って引き続き感染対策・体調管理を行っていきましょう。

リハビリ 理学療法士 M

【山陽新聞メディカ231号 当院リハビリテーション部 清水亮祐理学療法士の記事が掲載されました】

令和3年7月5日(月)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.231「糖尿病とつきあうために③」に当院リハビリテーション部 清水亮佑理学療法士の記事が掲載されました。
是非ご一読下さい。

http://medica.sanyonews.jp/article/20707

 

秘書・広報課

 

入職して2ヶ月が経ちました

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皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
今年度入職致しました作業療法士(以下OT)のYと申します。まずは入職して2ヶ月経った現在の私の生活について話をします。
私はこの度、就職とともに倉敷市で1人暮らしを始めました。現在1人暮らしを始めて、気づき始めたことがあります。

それは両親と暮らしていた時に「当たり前」だと思っていたことが1人になると当たり前ではなかったことです。家に帰ったら食事が用意してあること、体調を崩したときに看病してくれること、洗濯・掃除をやってくれていることなど様々な当たり前だったことが、今は当たり前ではないため両親のありがたみが分かりました。まだまだ慣れる気はしませんが、これも良い人生経験だと思いながら頑張っていきます。手紙で両親に感謝の気持ちは伝えましたが、コロナ禍落ち着いた時には、両親を食事や旅行に招待して親孝行したいと思います。

さて、ここからはOTとして働き始めての話となります。現在、患者様にリハビリをさせて頂いたり、先輩方のリハビリを見学して患者様の症状や生活と向き合いながら奮闘している所です。患者様によって症状、痛みの程度、合併症、禁忌事項、介助量などが異なるため、分からないことや気をつけることなどは先輩方に相談に乗ってもらいながら頑張っています。
先輩方に教えてもらう度に、自身の技術や知識の乏しさを痛感しますが、担当させて頂いている患者様の現在・今後の生活をより良くするために、今後も文献を読んだり、勉強会に参加して自己研鑽していき、患者様に「リハビリを頑張ったから生活が良くなった」と思ってもらえるように日々精進していきます。 現在入職して間もないため、先輩方に教えてもらうことが当たり前のようになっていますが、この状況が当たり前ではないことを忘れず、1年後には先輩に頼ってばかりではなく自分で考えて行動できるような人になりたいと考えています。

コロナ禍により、ストレスの溜まる日々が続きますが終息することを願って体調管理・感染対策をみんなで頑張っていきましょう。

OT Y

理想の理学療法士を目指して

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みなさまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

入職して早くも1ヶ月が経ちました。
学生の頃、新型コロナウイルスの影響で病院での実習の期間が短くなったり、学校に登校する回数が減ったりと家に居る時間も長く、人と関わる時間も減りました。4月に入職し、多くの方と関わるようになり、更に今までやったことのない業務が始まり、一気に社会人としての生活が始まりました。
まだまだ慣れない日々ですが、少しでも早く一人前の理学療法士として仕事ができるように日々奮闘しております。

私が理学療法士という職業に興味を持ったのは中学生の頃です。
交通事故で膝を怪我し手術した私をリハビリしてくださったのが倉敷平成病院の理学療法士の方でした。友達と遊びたくて早く退院したいと毎日わがままを言っていた私に少しでも退屈しないようにと、わざわざギャグ漫画を貸してくださったり、リハビリ中には他愛のない話をたくさんしてくださいました。
辛かったはずの毎日が担当の理学療法士の方によって良い思い出となり、さらに理学療法士という職業の素晴らしさを知るきっかけとなりました。

私も当時担当してくださった理学療法士の方のように患者さんに少しでも良い影響を与えられる理学療法士になりたいと思っております。そのためにも1日でも早く業務を覚え、知識と技術を習得し、日々精進していきたいと思います。

リハビリ 理学療法士 M

入職して1年経ちました

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みなさんこんにちは。
4月も半ばになりだんだん暖かくなってきたように感じますがいかがお過ごしでしょうか?

新年度がスタートし、リハビリテーション部にも新入職員が入職してきました。私も入職して1年が経ったかと思うと月日の早さに驚かされます。

1年前の今は不安と緊張でいっぱいだったのを今でも鮮明に思い出します。右も左も分からず、戸惑うこともありましたが先輩方に温かく指導していただき、同期にも支えてもらいながら1年間過ごすことができました。

職場の方々とのコミュニケーションも十分にとれない中でのスタートでしたが、最近では担当の方についてチーム内や先輩方に相談する機会では、自分の考えを少しずつ発言できるようになった気がします。しかし、まだまだ未熟さを感じる事も多いため後輩に追い越されないよう、知識や技術の向上を目指し日々精進していきたいと思います。

話しは変わりますが、先日大学の同期と電話をする機会がありました。その同期は関東に就職しているため卒業してから会うことは出来ていませんが、近況報告や共通の趣味について話しをすることで、元気をもらい、気分転換をすることができました。

私の趣味は友人とライブに行くことですが、この1年行くことができませんでした。そのため、以前から好きだった音楽を聴くことやギターを弾くこと、友人と話すことが増えたように感じます。1つでも自分の息抜きとなるものがあることは素敵なことだとあらためて感じることができました。この時期だからこそ気付けるものや新しいことに出会えると良いなと思います。
引き続き感染対策をしっかり行い、体調管理に気をつけて日々を乗り越えていきましょう。

リハビリテーション部 作業療法士 M

エアーストレッチャーの使用練習をしました。

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令和3年3月17・18・19日にリハビリ管理職者を対象にエアーストレッチャーの使用練習を行いました。大規模災害時にエレベーターの使用ができなくなった際、リハビリセンターで練習中の患者さんの移動や、他職種サポートとして恐らくリハビリスタッフはエアーストレッチャーを使用する可能性は極めて高いと考えています。そのため、スタッフがいつでも使用できる状況にしておくことは災害対策上重要なことであると考え、医療安全管理担当看護師の指導の下、実施しました。

実際に使用してみると、設置は非常に簡便でありましたが、階段での搬送練習をすると、搬送の向きや、立ち位置など意外にコツが必要であることが分かりました。やはり、頭で覚えていても、一度経験しないと分からないことがありました。日常業務の中で時に災害に対する意識を高めるためにも、このような取り組みは大変意義のあることと考えます。今後リハビリ部では、管理職者から所属スタッフに伝達し、BLS研修とともに年に1回は実施をすることにしております。

リハビリテーション部 PT T

入職して一年

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春の訪れを感じる頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

去年4月に入職し約1年経過しました。1年があっという間に過ぎたように感じています。
新型コロナウイルスの影響もあり、入職式が遅れたり、楽しみにしていた新人研修会が縮小されたり、交流会などもなく、職場の方々とのコミュニケーションも十分ではありませんでした。職員教育も先輩方から教わりながらなんとか1年やってくることができました。

治療をする中で患者様とのコミュニケーションの取り方や回復段階に合わせた治療が難しく、日々悩むことも多かったです。しかし、先輩の治療場面を見学させて頂いたり、アドバイスを頂きながら、乗り越えることができました。
入院して来られた患者様が退院される時に「○○さんのおかげで良くなりました。ありがとう。」と言われた時はとても嬉しく、作業療法士になって良かったと心から感じました。
これからも患者様により良い治療を提供できるように日々勉強していきたいと思います。

4月になれば後輩が入ってきます。去年の3月、私は不安でいっぱいでした。同じような気持ちを抱えている後輩の支えとなれるようにしっかりと頑張っていきたいです。

新型コロナウイルス対策も徹底し、体調に気をつけながら日々過ごしていきましょう。

作業療法士K

※写真はイメージです。
今年は桜の開花も早いようです。倉敷平成病院の駐車場桜並木の開花も、間もなくでしょうか。楽しみです。

勝負の2月

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1年前の今頃は・・・
初めまして。昨年4月に入職した新人理学療法士です。
まだ寒い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

2月は医療系学生にとって、勝負の月!
国家試験がある月です!!

去年の今頃は国家試験に向けて、朝早くから夜遅くまで学校にこもりきって勉強をしていました。私は大学までの通学に2時間半程を要し、また国家試験を目前に控えて不安と焦りに何度も押しつぶされそうになりました。そんな時に私を支えてくれたのは家族と、一緒に頑張る仲間の存在でした。

私の母は毎日朝早くからお弁当を作ってくれて、終電のバスに間に合わなかった時は駅まで迎えに来てくれて、そしていつも笑顔とエールをくれました。

学校の友人達は苦手なところをとことん教えてくれて、休憩時間にはジャンプ最新刊の鬼滅の刃をみんなで読んだり、お菓子を食べて雑談をしたり・・・そんな周りの存在のおかげで最後までやり遂げることができました。

私は正直、勉強が好きではありません。だけど今思い返しても去年のこの時期の勉強は苦ではなく、むしろ不思議なくらい勉強が楽しくなってしまっていました。きっと1人で勉強していたら挫折してしまっていたと思いますが、みんなで同じ目標に向かって頑張ることで倍の力が出せたのだと思います。

今はコロナウイルスの流行で何をするにも制限がかかり、ストレスを感じやすい時代かもしれません。だけど、いつかはこんな日々にも終わりがくると思います。その時までみなさん一人一人が体調管理、感染対策を徹底しながら、2021年を楽しんで過ごしていきましょう。

 

最後に、あと1ヶ月するといよいよ新入職員が入職してきます。私がこの1年間で先輩方に教えて頂いたことを伝えていけるように、そしてまだまだ理学療法士として成長していけるように頑張りたいと思います。

PT M

 

 

失語症とその現状

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 失語症とは、脳卒中などの大脳疾患により、聴く・話す・読む・書く・計算の言語機能に支障を来し、日常生活上のコミュニケーション活動に問題が生じる障害です。

障害の程度やタイプはそれぞれ異なりますが、失語症者は生活における様々な場面で制限を余儀なくされ、コミュニケーションの問題が活動の制限や参加の制約に繋がると言われています。実際に失語症者が生活場面において困る事として、下記の事柄などがあります。

・携帯電話やパソコンの使用が困難となり、情報交換が制限される

・初めての場所に1人で行くことが難しい
(道を尋ねられない、メニューを読み取ることができず食事の注文ができない)

・医療機関で医師や薬剤師の説明が分からない時に質問ができない

・お釣りの計算に自信がなく、五千円や一万円札を出してしまう

これらの要因により、失語症のある人は自宅に閉じこもりがちになり社会への関心が乏しくなる、焦燥感や挫折感などにより心理的に落ち込むなど、心理的側面でも様々な問題を抱えることがあります。

このような状況である事を我々言語聴覚士は理解をしていますが、例えば、“難聴の方には手話通訳者”のように、失語症者のためのコミュニケーションを援助する社会保障制度がありませんでした。

そのため一般の方々にもほとんど失語症についての理解が浸透していませんでした。そこで日本言語聴覚士協会は、障害者総合支援法の見直しを契機に国の委託を受け、失語症のある人のための意思疎通支援者の養成を始めました。

そして現在、全47都道府県で失語症者向け意思疎通支援者養成講座が開催されています。今後、この失語症者向け意思疎通支援事業が失語症のある人の活動や参加を促進していくきっかけになり得る重要な事業であるため、皆様にも周知して頂きたいと思います

次回は失語症者向け意思疎通支援者・派遣事業について説明していきます。

 

言語聴覚士 尾高

新年あけましておめでとうございます

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新年あけましておめでとうございます。
1月に入り寒い日が続いており、雪が降る日や気温が氷点下に達する日もありますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は通勤が自転車ということもあり、寒さ対策を万全にして日々の仕事に向かっています。

自己紹介が遅れましたが昨年4月に入職した新人作業療法士です。入職して早いもので9か月が経とうとしています。入職した当初は右も左も分からず先輩方に支えていただきながら再日過ごしていました。現在は、1人でできることも増え、少しずつ心と時間に余裕を持ちながら日々の業務に励んでいます。

話は変わりますが、先月担当患者さんの退院前訪問に行かせていただきました。
退院前訪問とは、退院後自宅に戻られる患者さんやご家族の方が円滑に安心して在宅生活や介護を送ることができるようにご自宅に療法士が訪問し、現在の家屋状況の把握や動作の確認を行い、必要に応じて住宅改修・福祉用具の提案をさせていただきます。

私は、2回目の退院前訪問でしたが緊張と準備不足がないかと不安で一杯でした。現在は、チームの方々や先輩方のアドバイスをいただきながら退院後の生活を見据えて治療を進めています。リハビリを進めていく上で、知識不足と先輩方の幅広い着眼点を日々痛感しています。今回の退院前訪問や治療で学んだ1つ1つのことを吸収していき、日々精進し今後の治療に活かしていきたいです。

今後も作業療法士として患者さんの能力を最大限に活かして、その人らしく今後の生活をよりよく送ることを大切にしながらリハビリを行っていきたいと考えています。

まだまだ寒い日が続きますが、感染対策の手洗い・うがい・手指消毒・マスクを徹底し体調管理に気をつけて過ごしていきましょう。

リハビリテーション部 作業療法士 M