皆さんはフレイル・オーラルフレイルという言葉を聞いたことがありますか?
高齢になって心身の活力が低下した状態をフレイルと言います。
これは身体機能の低下より先にオーラルフレイルから始まると言われています。
オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指します。しかし、早めに発見して適切な対応を行うことにより改善できる状態です。
噛む力や舌の動きが悪化すると食べにくくなったり、滑舌が悪くなったりしてしまいます。
唇や頬、お口周りの舌の筋力をアップすることで、お口の機能が高まり、唾液がよく出るようになります。唾液が多いと舌が滑らかに動いて食べ物を飲み込みやすくなります。
そこでお口と舌の動きをスムーズにする体操をいくつかご紹介しようと思います。
*口の体操
口をすぼめる→「イー」と横に開く。
*頬の体操
頬を膨らませる→すぼめるという動きを数回する。
*パタカラ体操
「パ」・・・唇を弾くように
「タ」・・・舌先を上の前歯の裏側につけるように
「カ」・・・舌の奥を上顎の上につけるように
「ラ」・・・舌を丸めるように
各発音 8回を2セット行う。

お口の健康が全身の健康につながります。テレビをみながらなど空いた時間を使ってお口の体操をして、フレイル対策をしましょう。そして美味しくお食事ができ、楽しく会話ができる機能を維持していきましょう。
歯科衛生士 S
イラスト:イラストAC




暑い中でもトマトの実は太陽の光で赤くなりますが、ご入居の皆様、職員一同、トマトのように赤くなる前に熱中症対策をして健康維持に努めたいと思います。
こんにちは グループホームのぞみです。






現在、私は回復期リハビリテーション病棟に所属しています。久しぶりに病院配属となり感じた事は回復期リハビリの懐かしさです。コロナ感染症は5類へ移行しリハビリセンターの使用が可能となり(部分的な制限はありますが)、病棟やリハビリセンターでのリハビリ風景を見て1年目の頃を思い出しました。1年目の時は右も左も分からず毎日が一杯一杯でした。今では仕事にも慣れ、色々な事が分かり心に余裕を持って取り組めていますが、1年目の頃の気持ちを忘れず今後も患者様と向き合っていく良いきっかけとなりました。また、様々な部署で経験したことを病院のスタッフへ還元できればと考えています。
