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歯垢って?歯石って?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんは歯のまわりにつく歯垢(しこう)や歯石(しせき)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。では、歯垢や歯石は細菌の塊である事はご存知ですか?

歯垢とは、食べ物に含まれる糖分をエサにして増殖した細菌の塊です。ほんの少しの歯垢の中にも300種類1億個もの細菌が存在していると言われています。
歯垢はヌルヌルして粘着性があるため歯に強固に付着し、放置すると虫歯や歯周病の原因となります。

歯垢が付きやすい・増えやすい人
・適切な方法で歯磨きができていない人
・歯並びが悪い人
・甘いおやつを頻繁に食べる人・・・砂糖が口腔内の細菌の栄養源になってしまいます。
・キャラメルなど歯にくっつくものをよく食べる人

歯垢が残りやすい場所
・歯と歯の間
・歯と歯茎の境目
・抜けた歯の周り
・歯が重なっているところ

歯垢は水に溶けにくい特徴を持っているため、うがいだけでは落とす事はできません。歯ブラシやフロス・歯間ブラシでしっかり擦ってとりのぞいてあげることが大切です。


また、この歯垢が固まってしまったものが歯石です。
歯石になると歯磨きでは落とすことが難しくなります。歯石がついたままにしていると、歯石の表面は凸凹しているためその上にさらに歯垢がついてしまい、歯周病を進行させる原因になってしまいます。歯石は、歯科で機械を使って除去していくことが必要となります。
歯垢や歯石を貯めないために毎日のブラッシングできちんと歯垢を落とし、清潔で健康なお口の中を保ちましょう。
甘いものを頻繁に食べる方やキャラメルなどくっつきやすいものよく食べる方は、1日の中で口にする回数を決めるなど食習慣の見直しもしてみてください。

歯科衛生士 S

 

倉敷川沿いの河津桜

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

暖かくなったかと思えばまた寒くなる、寒暖定まらないこの頃ですが、ケアハウスの横を流れる倉敷川沿いの河津桜が見頃を迎えています。

約1000本も植えられている河津桜は、早咲きの桜で毎年2月後半から3月中頃までが見頃です。ご入居の皆様もこの季節を楽しみにされており、遊歩道を散歩された方は、都度、桜の開花状況を「もう1輪咲いていたよ」「色づきだした」「濃いピンク色の花が綺麗」などとご報告してくださるのが恒例となっています。

公用車で倉敷平成病院へ通院の際など、桜並木の横を通った際は「けっこう咲きだしたね。次、病院行くときは満開かな」「綺麗だね」「今度の雨で散らないと良いね」「私は初めて見たけど、すごいねえ」と車内の話題となっています。

桜が見頃になってからは「お花見に行ってくるね」とご入居の皆様同士で誘い合って遊歩道を散歩されたり、「部屋からも見えるんよ」とお部屋からの景色を楽しまれたりしています。

河津桜が咲き終わる頃には、敷地内に植えられているソメイヨシノが続いて咲き始め、ケアハウスの花見シーズンもいよいよ本番となります。春光うららかな季節、皆様がお健やかに過ごせますようお祈りいたします。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 管理栄養士Y

看護学生対象就職セミナーに参加してきました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年3月20日(水・祝)に岡山コンベンションセンターで開催された、『マイナビ看護学生就職セミナー』に倉敷平成病院として参加してきました。
今回は、教育担当師長ともうすぐ2年目となる看護師も一緒に参加しました。

この日は全体で500名近い看護学生が来場され、会場も大変にぎわっていました!
当院のブースにも合計で約150名の方が説明を聞きに来てくだり、大盛況でした。誠にありがとうございます。

今回は説明時間が1ターン25分と短い時間ではありましたが、当院の概要や看護部の教育体制をポイントに絞って説明させていただきました。

また若手看護師には、学生の皆さんからよくいただく質問に対して、学生に近い視点で回答してもらいました。
皆さんの今後の就職活動の参考となっていれば嬉しく思います。

4月からは、当院にて看護学生対象に就職説明会を定期開催してまいります。
当院についてより詳しく知りたい方は、ぜひ説明会にお気軽にお申し込みください!

お申し込みは、マイナビ看護学生のサイトの他、お電話やメール、看護師募集専用サイトからも可能です!
皆さまのお越しをお待ちしております。

問合せ先:人事部 日笠(ひかさ)・米村(よねむら)

第21回もの忘れフォーラム開催報告

2024年3月9日(土)「市民公開講座 第21回もの忘れフォーラム」を倉敷健康福祉プラザにて川崎医科大学附属病院と倉敷平成病院合同で開催致しました。
コロナ禍を経て久しぶりの対面での開催となりました。178名と多くの地域の方々にご参加いただきました。

第1部では、北川瀧先生から「人はどのように老いていくのか~介護を通して考えさせられたこと」をテーマにご講演を頂きました。働きながら認知症のお母さまを介護されてこられた経験を、お母さまの経過とともに、介護中節目節目の気づきがあったこと、その一つ一つが介護のモチベーション維持に繋がったことなど多くの貴重な経験談をお話頂きました。人生の幸せとは?・・「この世に生まれてきて、一つでも多くのことを知り又経験すること」ではないかと、自分自身も心身ともに熟成させてくれる栄養になると締められました。

第2部では、川崎医科大学附属病院 脳神経内科 三原雅史教授より、「認知症治療の新たな選択肢~新規抗体医薬品への期待~」というテーマでご講演を頂きました。

第1部、第2部ともに、地域市民の方からは多くの質問があがり、質問がやまない状況にありました。同じ介護をしている方同士だからこその悩みや葛藤、「こういう対応もありますよ」などアドバイス等もあり、大盛況にフォーラムを終えることができました。

レカネマブ投与治療は、当院でも導入体制が整い、現在1名に対し、治療が先日開始されました。レカネマブは認知症の症状を抑制する薬ではなく、アルツハイマー病の原因の一つであるアミロイドβ蛋白を除去することを目指した薬剤となります。治療対象となるには様々な条件が必要となりますが、ご相談頂けたらと存じます。

今後も認知症疾患医療センターの役目をはたし、地域医療に貢献できるよう努めて参ります。


秘書課 U

桃の節句

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

暖かい日と寒い日が繰り替えされ次第に春に向かっていると感じるようになってきました。
3月3日は桃の節句ですね。当施設でも桃の節句を祝うため『雛人形』を飾りました。少しでも季節を感じて頂けるように、毎年飾っています。飾るたびにどこに何を置くのか?それぞれの人形の装飾がどうだったか?職員同士で悩みながら設置しました。入居者からは「懐かしい」「季節が感じられていい」「立派なお雛様」など声を掛けて頂きました。また、片づけるのが大変ですが、入居者様に楽しんでいただけるように大事にしていきたいと思います。
グランドガーデン南町 M

グループホームのぞみ 早出職員の1日紹介(午後)

こんにちは グループホームのぞみです。
前回に引き続き、早出職員のある1日を紹介します。先月が午前だったので今月は午後を紹介します。

昼食の時間です。配膳車は温冷保存ができるので、温かい食事を提供することができます。

食事の後は、レクリエーションや歩行訓練、入浴など、色々な活動をしています。

午前中に干していた洗濯物も乾いて、皆様と一緒に畳んでいます。
1日の終わりに全員の検温です。朝、夕の2回行い健康状態の把握もしています。
全ては紹介しきれませんでしたが、2回に分けてグループホームでの職員の1日を紹介させていただきました。ご入居の皆様が健康で楽しく暮らせるような活動や、生活に関わることをお手伝いさせていただいています。

ピースガーデン倉敷 グループホームのぞみ Y.I

 

回復期リハビリテーション病棟 プランター栽培収穫のご報告

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。桜のつぼみも膨らみ少しずつ春らしい季節になってきました。

昨年から園芸療法として活動している回復期病棟の患者さんと育てている野菜が大きく成長しました。今回は患者さんとスタッフで3月8日に収穫を行った様子について紹介します。

「お鍋に入れるとおいしいのよね」と収穫しながら水菜の調理方法についてお話される患者さんはスタッフとの会話が弾みました。

「これはなにかしら?」と初めてプランター活動に参加される患者さんは、はつか大根を抜いて驚かれ、「こんなに大きく育つのね」と表情がほころびました。

昔は畑仕事をされていたという患者さんはほうれん草を収穫しながら、これまで育てていた野菜について生き生きした様子で教えてくださいました。

野菜を育てたことがある方もない方も、プランターでの作業ややりとりが少しでも気分転換になっていると嬉しいです。
次は夏野菜を育てる予定です。おいしい野菜が収穫できるようこれからも患者さんと心をこめて育てていきます。

回復期リハビリテーション病棟 公認心理師 Y

※過去の園芸療法の様子

回復期リハビリ病棟より 冬のプランター活動の紹介

 

園芸療法~収穫しました~

野菜作り~カボチャ収穫のご報告~

 

糖尿病治療への関わり

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

岡山県における糖尿病治療への関わりとして糖尿病療養指導士だけでなく、おかやま糖尿病サポーターもあります。
糖尿病の治療には薬物療法とともに食事や運動などの生活習慣に関わる必要があり、医師とともにメディカルスタッフが患者さんの療養を支援することが重要です。そのため糖尿病療養指導の知識と技術を身につけることを目的として平成26年度からおかやま糖尿病サポーターの制度があります。

<おかやまDMサポーターを取得できる資格(経験年数は問いません)>
看護師、准看護師、保健師、助産師、栄養士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、作業療法士、
臨床検査技師、診療放射線技師、歯科衛生士、臨床心理士、公認心理士、健康運動指導士

<糖尿病療養指導士を取得できる資格>
看護師、准看護師、栄養士、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士

おかやま糖尿病サポーターは私の職場にも1人おり、先日も資格更新のためのe-learningを受講して、改めて勉強になったと言っていました。
糖尿病療養指導士を取得していただきたいのはもちろんですが、糖尿病治療に興味があるけれど色々とハードルが高いなと思っていたり、資格で糖尿病療養指導士を取得できない方は、おかやま糖尿病サポーターの取得を目指すのはいかがでしょうか。
興味のある方は、おかやまDMネットのホームページをご覧ください。

話は変わりますが、糖尿病療養指導士(CDEJ)の受験資格と試験スケジュールが2025年度から変更になるようです。
現状の受験資格は『要件を満たしている医療施設に過去10年以内に2年以上継続して勤務し糖尿病患者の療養指導業務に従事した方で・・・』となっていますが、今後は『要件を満たしている医療施設に勤務し、過去10年以内に通算2年以上糖尿病患者の療養指導業務に従事した方で・・・』に変更になるそうです。一人でも多くCDEJを増やすために資格を取得しやすくするためだそうです。
ただし、一つ一つの業務従事期間は一定期間(6ヶ月以上)継続している必要があり、異動や転職などにより施設を変更した場合は1施設で6ヶ月未満でも変更前後の期間を合わせて継続6カ月以上あればよいとのことです。
受験資格基準日も受験年度の6月30日で、試験スケジュールも変更になるようです。資格を取得しようと思っておられる方は気をつけましょう。
詳しくは日本糖尿病療養指導士認定機構のホームページをご覧ください。

私事ですが、先日ハーフマラソンの大会に参加しました。自己ベストを更新できず、日々の練習不足が悔やまれます。糖尿病治療も食事療法、運動療法など日々の積み重ねが大切です。一人でも多くの患者さんの治療に他職種とチーム一丸となって携わっていきたいと思います。

                     薬剤師&糖尿病療養指導士 M

山陽新聞メディカ288号 当院婦人科 植田敏弘医師の記事が掲載されました

【山陽新聞メディカ288号 当院婦人科 植田敏弘医師の記事が掲載されました】

令和6年3月19日(火)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.288「地域の健康を支える医療を提供①」に当院婦人科  植田敏弘医師の記事が掲載されました。是非ご一読下さい。

https://medica.sanyonews.jp/article/31475