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平成最後の桜を見て

平成もあとわずかとなり、小渕首相が「平成」の文字を掲げていた会見も、ほんのつい最近のように感じられます。平成に生まれた子がすでに成人となり、我がケアセンターショートステイでもたくさん働いて頑張っています。

元号が変わるのは名残おしいような待ち遠しい様な複雑な気持ちですが、来年は1964年以来の2度目の東京オリンピック。2025年には1970年以来の2度目の大阪万博が開催されます。当時のことを覚えている方もまだまだ多くおられると思います。若い頃にタイムスリップするような気持ちになりワクワクされる方もおられるでしょう。

「TVでオリンピックを観た事があるよ」とか「太陽の塔を見に行った」とか「月の石を見たよ」という話で盛り上がるかもしれません。東京オリンピックや大阪万博を知らない世代とはそれぞれの見方や思いの違いはあれ、三波春男さんの「世界の国からこんにちは」を一緒に歌ったり、当時の話をしたりするのは本当に楽しいと思います。

ケアセンターショートステイは平成31年4月1日に発表された新元号に変わっても初心を忘れず地域の皆様と共に歩んでいきたいと思います。

平成最後の桜を目に焼き付け、新緑の若葉と共に新しい元号を皆様と祝いたいと思います。

ケアセンターショートステイ T

病院増改築工事安全祈願祭を執り行いました

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成31年3月24日(日)に病院正面玄関で、高尾理事長をはじめとする病院関係者、設計・工事関係者が参列し、病院増改築工事の安全祈願祭が執り行われました。
当日は、前日までの雨も上がり、少し肌寒くまだ冬の気配を残っていたことから一転、暖かく穏やかな春を感じられる、清々しい日でした。
厳かな雰囲気の中、式典は粛々と進み、春の気配も相まって、これから始まる増改築工事に気持ちを新たにすることができました。
この増改築工事は、倉敷平成病院がさらに地域の医療ニーズに応えるため、また地域の人々により一層の支持を得るため、職員の働きやすさのための大きなプロジェクトです。
すべての工事が完成するまでには、約2年の長い期間を有しますが、それまでの期間は、病院としての機能を止めず、医療ニーズに応えながら、工事を行います。
工事期間中は、患者様・診療の支障とならないよう細心の注意を払いますが、多少のご不便をお掛けすることもあると思います。倉敷平成病院として大きなチャレンジとなりますが、職員一人ひとりの心を一つにし、成し遂げたいと思います。ご協力、よろしくお願いします。

事務長 I

GI療法について

カテゴリー: 糖尿病療養指導士, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんGI療法をご存知ですか?知らない方も多くおられるかと思いますが、GI療法はグルコース・インスリン療法の略です。グルコース・インスリン療法と聞くと、血糖を下げるような治療法を想像しますが、実はそうではありません。インスリンの働きを利用してカリウム値を下げる治療です。

なぜカリウムが関係あるの?と疑問に思う方も多くおられるかもしれないので、本日はGI療法について少しでも知って頂けたらと思います。

まずカリウム値が高くなるとどのような症状が起こるのでしょうか。血液中のカリウム値が5.5mEq/Lを上回ると高カリウム血症といわれます。症状としては、吐き気、筋力低下、頻脈、不整脈などが起こります。そして極めてカリウム値が高くなると心停止を起こす可能性もあります。そのためカリウム値が高値の患者さんはカリウム値を下げる治療を行います。その一つがGI療法です。

ではインスリンとカリウムの関係性について説明します。インスリンは血中のブドウ糖を細胞内に取り込むことによって血糖値を下げる働きがあります。そして、ブドウ糖が細胞内に取り込まれる過程にあたり、血中のカリウムもチャネルを介して細胞内に取り込まれているのです。そのためインスリンを投与することで、血中のカリウムが減少するといった現象がおこります。

ただ、この治療をする際は血糖値に十分注意が必要です。GI療法はインスリンを使用しカリウム値を下げる治療法ですが、血糖値が正常な患者さんにももちろん行われる治療法であり、低血糖症状が起こらないようにブドウ糖の補充が必要になります。そのため、GI療法を行っている患者さんに対しては随時カリウム値と血糖値をモニタリングし安全な治療が行えるように勤めています。

糖尿病でもないのにインスリンが投与されている。それはブドウ糖と一緒であればもしかするとGI療法かもしれません。飲んでいる薬や投与されている点滴が何か知ることはとても大事な事です。何か不明なことがあれば遠慮なくスタッフへご相談下さい。

糖尿病療養指導士 薬剤部 AAA

ノドの症状

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

寒い寒い季節が過ぎ、春らしくなってきましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか。新しい年度も始まり、鍼灸院スタッフは気持ち新たに、そして元気に施術中です!!
さて、今回は咽喉症状についてお話していこうと思います。まず、咽と喉は「ノド」の事ですが、違いを簡単に言うと、「咽」は食べ物が通る道、「喉」は空気が通る道です。ですから、ノドの症状といえども、何処に原因があるのか判断する必要があります。しかし、分類が多くなりすぎるのを考慮して、大きなくくりで咽喉(ノド)の話を進めますね。

ノドの症状と聞いて、よく思いつくのが炎症や痛みがあるのではないでしょうか。実際鍼灸院でも、これが困っていると患者さんの訴えが出ます。炎症を抑えるツボとして手足の指先のツボがあります。様々な原因で炎症や痛みが起こりますが、それらに対応できるツボが揃っています。もちろん、ノド周辺にも良いツボがありますが、そこ以外でも効果が出るのが鍼灸の面白いところです。僕が最近経験した患者さんでは、肘の辺りや、手首の周りのツボで、ノドの痛みの症状が改善されたのが、記憶に新しいです。ノドに鍼をしていないのに良くなるなんてと、ビックリされていました。
この春の時期は「風」の季節でもあります。風が邪気となって体内に侵入し咽喉を痛めることもあります。それらの症状も鍼灸の施術で改善が目指せるので、この時期体調が優れないという方はご相談ください。

最後になりましたが、咽喉の症状といっても、たくさんの種類があり、原因も複雑です。紹介したものも一部で、全てがこれには当てはまりません。一人一人の患者さんのお話を聞いて原因分析をして施術を行っていますので、ヘイセイ鍼灸治療院へ来院された際はしっかり患者さんの事を聞かせて下さいね!!

鍼灸治療院 shima

人生初の大腸内視鏡検査

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

私事になりますが3月に職員検診を受けました。身体計測、視力・聴力検査、血液・尿検査、便潜血反応、心電図、胃のバリウム検査と言った一般的なものです。数日後、ドックセンターで仕事をしていると医師に呼び止められました。「便潜血反応で陽性になっていましたが、一度大腸内視鏡を受けてみたらどうですか?」正直なところ、「元気だし、大丈夫ですよ」と言いたかったのですが、年齢も年齢。何かあってもおかしくないか・・・。子供の入学式もあるしな・・・。一大決心して大腸内視鏡を受けることにしました。

 

参考までに…便潜血反応は大腸癌を診断する検査の一つです。大腸の内壁に癌があるとしばしば出血が起きます。便潜血反応は便の中に血液(ヘモグロビン)が存在するかどうかを調べ、陽性ならば医療機関で精密検査を受けるようになります。日本人の癌の死亡原因のうち大腸癌は男性3位、女性1位(国立がん研究センター がん情報サービス 2017年参照)となっています。この統計を見てみても大腸癌はかなり身近なものに感じてしまいます。40歳を過ぎたら、年1回の大腸癌検診を勧められています。便潜血反応は便を採取して表面をこすってとるだけの手軽な検査。どうせ捨てるものであれば、有効に活用して病気を発見できたらいいですね。

*一般社団法人日本臨床検査技師会 検査のはなし 参照

 

さて私の人生初の大腸内視鏡。前日からの食事制限、大量の下剤や洗腸液の内服など検査の準備をなんとか乗り越え、いざ、病院へ。軽く眠った状態で検査を受けました。知り合いからは寝ているうちに終わったよと聞いていましたが、私の場合、内視鏡の入りづらい所があったそうで痛い思いをしました。でも結果は異常なし。晴れて4月を迎えることができたわけです。

 

日頃、ドックに従事している技師の立場である私からもドックを受けて精密検査になったならば必ず医療機関を受診して下さい。早期発見、早期治療になるためのドックです。放置していてはドック受診の意味がありません。自分のため、自分の家族のためにも精密検査は受けましょう!!

 

この4月から検査部に新人5人が入職し、検査部の平均年齢がぐんと若返りました。この先、1つずつ新しい検査を学んでいき、みなさまから信頼される技師になれるよう、私たちも指導していきますのでよろしくお願い致します。5人を見ていると私自身、入職した頃を思い出されます。新しい検査を学べることの楽しさ、反面、思うようにいかなくて失敗ばかりしていた日々。今もまだまだ発展途上の私ですが、より精度の高い検査を行えるようレベルアップを図っていきたいと思っています。

 

メンバーががらりと変わった新しい検査部。これからも温かく見守っていただければと思います。

検査技師NY

栄養科通信vol.140「似ているようで全然違う牛肉の種類」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

よくスーパーの精肉売り場で目にする「国産牛」や「和牛」の表記。みなさんは違いをご存知ですか?

 

まず「国産牛」とは、日本での飼養期間が最も長い牛すべてを指します。生まれが海外であったとしても、日本での飼養期間が最も長ければ「国産牛」と表示する事が出来ます。

国産牛の中には、和牛、乳用種、外国種の他、この3種を掛け合わせた交雑種も含まれます。現在国産牛の55%以上が乳用種との交雑種です。

 

次に和牛とは、国産牛の一種であり、国内で出生し国内で飼育された牛に限られ、「黒毛和種」「褐毛和種」「日本単角種」「無角和種」の4種が和牛と呼ばれます。また上記4種間の交雑種、交雑種に4種いずれかを掛け合わせて生産されている牛も和牛になります。現在全国の和牛飼育頭数の約98%が黒毛和種です。

 

国産牛、和牛以外にも、米国産や豪産の「外国産牛(輸入牛)」も多く流通するようになってきました。

 

牛肉は、品種、部位、育て方によって味、見た目が大きく変わると言われています。

国産牛の中の特に和牛は、きめ細かなサシが入っていて口の中に入れるととろけるのが特徴です。比べて、外国産牛はサシが少なく、赤身そのものの味が強くなります。

 

それぞれの牛肉の特徴を知り、料理やシーン別で使い分けてみてはいかがでしょうか。

 

 

栄養科 H.S

倉敷ニューロモデュレーションセンター平成30年度手術件数報告と臨床工学技士の業務について

倉敷ニューロモデュレーションセンターが設立して2年となりました。平成30年度の手術実績を報告させていただきます。DBS新規植込み手術41件、DBS電池交換手術31件、熱凝固療法4件、SCS新規植込み手術17件、SCSトライアル手術22件、SCS電池交換手術4件、その他8件で合計127件の手術を行いました。

私は臨床工学技士として倉敷ニューロモデュレーションセンターに携わっています。今回は脳深部刺激療法(DBS)における臨床工学技士の役割について紹介したいと思います。
1)DBS手術における技術支援:DBS手術に対して臨床工学技士も手術室に入り、専用の医療機器の操作を行っています。
2)患者・家族への機器操作説明:DBS手術を行うと専用の機械を渡しします。臨床工学技士は患者や家族に対して機械の説明を行っています。
3)DBSコンタクトスクリーニングの実施:当ニューロモデュレーションセンターでは、DBS新規手術をされた方に対して3か月後に全例入院をしています。より効果的で治療範囲の高い設定となる電極位置を調べる検査を行っています。
DBSの患者や家族とかかわる機会が多くなり、症状、刺激、薬剤、リハビリ、栄養など多くの知識が必要だと感じてきました。それだけ、この治療はそれぞれの専門性が必要だと思います。医療機器の面からサポートして、安心していただけるようセンターの一員として頑張っていきたいと思います。

倉敷ニューロモデュレーションセンター ME T

自転車エルゴメーターが新しくなりました!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

桜花の頃、日差しの暖かさも日に日に増しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 予防リハビリでは、異動により新たなスタッフが加わり、新年度もさらなるパワーアップを目指しています。さらに先日、予防リハビリに4台の自転車エルゴメーターが導入され、より質の高いリハビリプログラムが提供できるようになりました。自転車エルゴメーターはあまり聞きなれない機器と思われがちですが、施設によっては「エアロバイク」や「フィットネスバイク」と呼ばれています。
今回導入された自転車エルゴメーターは、運動中の心拍数の測定や年齢に応じた最大心拍数の設定、細かな負荷量の設定が可能となっています。そのため、運動中のリスク管理がより細やかに行えるメリットがあります。使い慣れてきた利用者様は、空き時間に自主トレーニングとして自身で設定を行い、積極的に運動に取り組まれています。
自転車エルゴメーターによる運動の特徴として、最も重要なのは有酸素運動を行うことができる点にあります。有酸素運動の効果として、「生活習慣病」「脳機能低下」「肥満」の予防などが挙げられています。介護予防の領域においては、生活習慣病や認知症の予防は極めて重要なターゲットとなります。そういった意味でも「要支援」の認定を持たれている方々には、ぜひとも継続して取り組んでいただきたい運動としてオススメしています。
このブログを読んでくださった皆様も、日々の運動に取り組む際には有酸素運動を意識して行ってみてください。

予防リハビリ 理学療法士 S

 

◎ お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:086-427-1128 (相談員:大段、川原)
見学も随時受け付けております

先生と93歳女性Aさんとの診察室での会話

私:Aさんおかげんはいかがですか?顔色もいいですね。食欲もいいですか?
Aさん:あんまり欲しくないけど三度三度食べとるよ
私:でもまんじゅうは美味しいでしょ
Aさん:そりゃな
私:そういえば出るものも出ていますかねえ
Aさん:そりゃ出んかったらえらいことじゃ
私:それはよかった。ありゃ、このあいだ誕生日ですね。93ですか?すごいなあ、どうやったら93まで生きられるんかなあ。ぼくは男だし全然自信ない
Aさん:先生は長生きするよ
私:でも医者の不養生っていうしなあ
Aさん:先生は全然太っとらんが
私:長生きの秘訣はなんじゃろ
Aさん:普通にしとるだけじゃからわからんよ
私:医者は普通とはいえんからなあ。Aさんやっぱり教えてよ
Aさん:そんなこと言われてもわからんが。先生、私は種松山に行きたいと思っとるんよ
私:桜が咲き始めてきっといい感じだもんねえ。ぼくも週末の朝はやく、車が混まんうちに行ってみようと思っとるんよ。まだ倉敷に来てから行ったことないしね
Aさん:別に花見じゃなくて、種松山から登る煙になりたいんよ
私:まあ確かに高いところから見た方が桜も綺麗だろうなあ
Aさん:もっともっと上の方のことじゃ
私:もっと上の方かあ...言われてみれば土の中からは桜は見れんもんなあ
Aさん:先生ようわかっとるが。もうそんな気持ちじゃ
私:でも食べるもん食べて、出るもん出て、寝るときに寝て、息切れも目立たんし、足腰もぼちぼち。絶対桜を見に行った方がいいよ.
Aさん:そうじゃなあ。最後の桜になるかもしれんし
私:それはそうと診察せんとね......心臓はいい音で、もうちょっと頑張るって言っとるよ
Aさん:また先生そんなこと言って。年寄りの気持ちがわからんのじゃなあ
私:ごめんなあ。その年になったことがないし、なれる気もせんからなあ
Aさん:先生は長生きするって
私:頑張ります
Aさん:奥さんによくしてあげんといけんよ
私:頑張ります
Aさん:ありがとう言わんといけんよ
私:Aさんは人に言ってるの?
Aさん:そりゃ、この世でしか言えんことじゃろ
私:全くその通りじゃなあ
Aさん:仕事あんまり頑張りすぎたらいけんよ
私:そうします
Aさん:ほんじゃ薬出しといて。ちょっとボケとるけど、また先生のところに来るわ
私:また会いましょう

一期一会。生き死にの話、感謝の気持ちの話。

 

認知症疾患医療センター W

金沢脳神経外科病院の方々が倉敷ニューロモデュレーションセンターを視察されました

3月20日(水)、石川県の金沢脳神経外科病院より、池田清延医師、旭雄士医師を始め看護師3名、臨床工学技士1名、リハビリ専門職(理学療法士1名、作業療法士1名、言語聴覚士1名)、医療秘書2名、計11名が、当院倉敷ニューロモデュレーションセンターの視察に来られました。


金沢脳神経外科病院でもDBS手術をされているとのことで、当日は手術見学(医師、臨床工学技師)以外にも、各専門職の立場からDBS治療における意見交換を行いました。


私はリハビリ専門職の立場から、手術前後の運動機能および心理・認知機能の評価項目や具体的方法、術後のリハビリ内容、服薬あり/なし状態に合わせた評価スケジュールの組み立て方など、多岐にわたる内容について話をさせて頂きました。

 

また1月に行われた日本定位・機能神経外科学会にて上利先生以外にPT3名(新免、山﨑、井上)、OT1名(小野)、CP1名(若森)が学会発表を行いましたが、その抄録内容に関する質問もあり、機能的脳神経外科領域において当院が注目されていることを改めて肌で感じました。
今回、意見交換をするなかで私自身、これまでの取り組みを振り返る良い機会となりました。これからも情報を密にし、ニューロモデュレーションにおけるリハ職種の関わりについて深めていきます。
倉敷ニューロモデュレーションセンター PT科長 Y

※補足 手術につちいては、午前に、パーキンソン病の70代、男性患者に対するDBS手術を見学。また午後より2件のSCS手術を見学されました。
大変素早い手技で、看護師さんの動きもスムーズでこんなに短時間で終了するとは驚きです。早速取り入れたい箇所がいくつかありました。とのコメントをいただきました。(広報)