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熱中症対策について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

6月も後半になり暑い夏が近づいてきました。
今年は新型コロナの流行もあり夏でもマスクをつけての外出が必須になっています。
しかし夏のマスクは熱中症のリスクが上がってきます。
マスクをしながらできる熱中症対策をご紹介します。

①体からなるべく熱を放熱するために、胸元、腕や足首などを露出し、体内から熱が逃げやすいようにしましょう

マスクは顔の半分を覆うため放熱が十分に行われないため熱中症のリスクが高まるため顔以外外から熱を放出しやすい服装を心がけましょう。
露出を控えたい方はリネン(麻)やコットン(綿)などの通気性の良い服で熱がこもるのを防ぎましょう

②こまめな水分補給を心がけましょう。

マスクをしていると湿度が高まることでのどの渇きを感じにくくなるのでのどが渇いたと思わなくても水分をしっかりとるようにしましょう。

③体の水分をたくさん保てるように自宅などで筋トレをしましょう

筋肉は身体に水分を貯めるもっとも大きな臓器なので、筋肉量が少ないと保持できる水分量が少なく、脱水になりやすいです。
新型コロナや熱中症に負けないように自分の体を守り、暑い夏を元気に乗り切りましょう!

放射線部 M.K

開設10周年を迎えました

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入り真夏のような暑さに体がついていかず、少々ばて気味な今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さてデイサービスドリームでは、6月1日(月)に開設10周年の記念式典を行いました。
式典の後は、アイサービスさんの心のこもったお祝い御膳を皆様と一緒にいただきました。

開設時の利用者は3人だったそうです。開設時より今まで10年ご利用頂いている方が1名だけいらっしゃいます。時々開設当初の話も聞かせてくださいます。

デイサービスドリームは、『キラキラ輝く』をモットーに10年という節目を迎えました。職員は、ご利用者様の毎日がキラキラするよう、楽しいだけでなく、体を動かしたり、脳活性が出来るようにとプログラムを工夫し、皆様の生活がキラキラかつ活動的である様、お手伝いさせていただいています。

悲観的な発言の多かった方の笑顔が増えたり、訓練を続ける事で外出出来る様になったり、

元々お好きな趣味活動(手芸・園芸・脳トレなど)がより活動的になったり、中には『ここへ来るだけで、精神的に落ち着くんだ。』と言ってくださる方もおられます。

手取り足取りではなく、困った時に少し手を差し伸べて、そばで気持ちに寄り添い支えていくことが出来る。そんなデイサービスでありたいと考えています。

デイサービスドリーム  介護福祉士N

 

ハーブの効果

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

自粛期間中にバジルの苗を買った家庭菜園初心者です。料理のアクセントにと思い、毎日水を与え育てていますが、物凄い勢いで成長し収穫が追いつきません(笑)。バジルの他にもミントやローズマリー、柑橘類などを料理に取り入れることで、リラックス効果が得られるような気分になります。アロマテラピーという自然療法があるように自宅で過ごす期間が長くなったこの時期、自然のパワーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

バジルにはビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維、亜鉛など含んでおり栄養価が高く、βカロテンが多いため抗酸化作用があるとも言われています。古代ギリシャの王家の薬草として利用されるなど古くから効能が知られており、インドでは聖なる力を秘める神聖な植物として崇められているそうです。心身及び中枢神経の強壮作用や鎮静作用もあり、イライラをしずめて神経を落ち着かせる効果や、腹痛や吐き気、胃痙攣といった症状を鎮めてくれる効果があります。

ペパーミントには鎮静効果があり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせてくれます。無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症などにも利用されているそうです。乗り物酔いしやすい人はミントティーを飲んだり、乾燥したミントを携帯することで予防する効果もあるみたいなのでぜひ試してみてください。

ローズマリーは血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進する作用があります。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから若返りのハーブとも言われています。記憶力や集中力を高めるのにも良いそうなのでオイルを体に塗ることや、アロマミストを使用するのも良さそうですね。

今回紹介したハーブはほんの一部ですが、一つ一つのハーブにいろいろな効能効果があります。妊娠している方や持病がある方は注意が必要なものもあるため、気になることがあれば気軽に相談してください。いろいろな場面で使用でき、気軽に楽しめるため是非試していただけたらと思います。ちなみに、私は茶とスパイスがブレンドされたチャイティーがマイブームです。

薬剤師 AAA

ショートステイのご紹介

6月に入り、日中は汗ばむような暑さになる事も増えてきました。
皆様も体調を崩されてはいないでしょうか?

さて今回は、“ショートステイ”について少し紹介させていただこうと思います。
あまり聞き慣れない施設かもしれませんが…
ショートステイは、介護保険のサービスで、要支援・要介護の認定を持たれている方が短期間泊まることができる施設です。冠婚葬祭の際や、介護されている方の休息、ご家族が入院された時等にご利用していただけます。

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイでは、介護・看護・リハビリでご利用の方のサポートを行っております。
ご利用中もご希望に応じて、リハビリの提供やレクリエーション・季節行事等を行っていますので、活動的に過ごしていただく事も可能です。
ちなみに今月の行事予定はこちらになります!

ご利用について適宜相談も受け付けております。サービス内容の詳細や気になる事があればお気軽にご相談ください。

ケアセンターショートステイ 相談員 Y

糖尿病患者の脱水症状に要注意

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

色とりどりのアジサイが花を咲かせ、梅雨入りの時候を感じると同時に、夏に向かって急激に気温が上昇してきましたね。

これからの時期は熱中症や脱水症状が起こりやすくなってきます。中でも糖尿病の方は特に注意が必要なことをご存知でしょうか?
今回は、糖尿病の方に起こる脱水の症状やそのメカニズムについて解説します。

高血糖の状態が続くと、尿の量や回数が増えたり、のどが渇いたりすることがあります。
インスリンが体内で十分に働かないと、高血糖、つまり血液中のブドウ糖の濃度がとても高くなります。ブドウ糖は体に必要な栄養分であるため、通常は尿といっしょに排出されず、血液中に戻されます。
しかし、糖尿病で血液中のブドウ糖が多くなり過ぎると、腎臓はブドウ糖を多量の水分と一緒に尿として排出するようになり、尿の量や回数が増えます。これが多尿です。

尿の量を増やすためには、体の中の水分を使います。高血糖状態を改善するために、体の中の水分が多量に使われてしまうと、脱水状態になります。
脱水になると、のどの渇き(口渇)を感じ、それを改善するために多量に水分を摂ります。これが多飲です。糖尿病に特徴的な、多尿、口渇、多飲の症状は、高血糖による脱水症状です。

暑い時にジュースや清涼飲料水をガブ飲みすると、水分を摂ったような気がしますが、これらには糖分が多く含まれているため、高血糖や脱水の改善にはなっていないことが多いのです。
そればかりか、「清涼飲料水ケトーシス」という合併症を引き起こし、意識が朦朧とすることがあります。重症になると昏睡状態で倒れてしまうこともありますので、注意が必要です。
そのため、飲み物は主にお茶やミネラルウォーターで摂ることをお勧めします。

脱水症状にならないためのポイントとして、食事時や間食時等、少しずつでも良いので日常的に飲み物を摂ることが重要です。
また、喉が渇いたと感じる時にはすでに脱水ぎみであるため、普段から意識してこまめな水分補給を行っていきましょう!

糖尿病療養指導士 PT R.S

ミニトマト

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

今年は家で過ごす時間が長く、家庭菜園が人気ということで、私も鉢と苗を買ってきて、ミニトマトを植えてみました。
5月の購入時は6㎝ほどの小さな苗でしたが、すくすく育ち1カ月たった今では60㎝の支柱の先まで随分伸びてしまっています。種類にもよりますが、どうやらミニトマトの支柱は180㎝が適当とのこと。色々調べながらしてみなければなりません。
 毎朝、夕の水やりが日課となりました。水をかけると葉っぱの間からカエルが飛び出してきたり、最初はびっくりしていましたが慣れました。
先日、初めて収穫したミニトマトをいただきました。スーパーのよりも小ぶりで皮も厚めでしたが、とれたてだからか格別でした。
植物に触れ合う時間は無心になれます。これも園芸療法の一種にあたるのでしょうか。おすすめです。

秘書広報 M

令和2年度倉敷市けんしんのご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

本日(6月10日)より、【令和2年度倉敷市けんしん】の予約を開始いたしました。
実際のけんしんは6月15日(月)~の実施となります。

倉敷平成病院では、生活習慣病予防健診、胃がん検診(X線)、大腸がん検診、肝炎ウイルス検診、女性の一般健診、乳がん検診、子宮がん検診、歯周病検診など下図に示すものが受けられます

けんしんの内容、対象、負担金等は概要となりますので、詳細は【倉敷市けんしんガイド】をご確認下さい。

また、【倉敷市けんしん】は ご予約制です。お電話(086-427-1111)または窓口にてご予約を承っております。

お電話対応時間は 月~金(8時30分~11時30分、14時30分~16時)、土(8時30分~11時30分)です
予約回線は複数ご用意しておりますが、話し中の場合、お電話のお繋ぎができません。大変申し訳ありません。

また、実施期間は令和3年1月末まで(乳がん・子宮頸がん検診は令和3年3月末まで)ですが、ご予約枠がいっぱいになった場合はお受けできません。ご了承下さい。

秘書・広報課

「介護職募集案内」パンフレット改訂しました

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

介護職希望の方向けのパンフレットが新しくなりました。
気になる職場の環境や福利厚生、最新のデータや全仁会グループで働いている介護スタッフの声などを掲載しております。

新型コロナウイルスの影響で就職フェアへの参加や職場見学を行うことが難しい状況ですが、このパンフレットを通して当グループに興味を持っていただけたらと思います。

郵送での配布も行っておりますので、介護の仕事をお考えの方は気軽に電話やメール、介護職募集サイトお問い合わせフォームからお申込みください。
担当:人事課 日笠(ひかさ) 米村(よねむら)

「介護職員募集案内」パンフレットのPDFデータはこちらからダウンロードしていただけます。

秘書・広報課

通所リハビリの生活介助への取り組み

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健 通所リハビリテーションです。
生活に介助が必要な方に対する様々な取り組みについてご紹介します。

「重度化防止」
2フロアには介護度が重度の方も多く、個別性を重視した専門職によるチームアプローチと、ご家族とのコミュニケーションを心掛けています。また2フロアでは、専従の介護福祉士、看護師、リハビリスタッフなど様々な専門職が連携し、状態を評価し、具体的な目標と計画を立て、医学的な根拠や効果が認められた方法に基づく介護とリハビリに取り組んでいます。ご家族との連絡にはノートを用い、ご利用の方の通所でのご様子を適宜お伝えしたり、自宅での介護に関する相談に対応しています。

「お口の健康づくり」
① お口をきれいにする快刺激は誤嚥(ごえん)の予防につながる
心地よい刺激は生活にメリハリをつけ、誤嚥予防に必要な「ごっくん」と飲みこむ動きや、力強い咳で異物を吐き出すなどの反射を出やすくします。入れ歯の方や、歯のない方など様々なお口の状態の方に対し安全に配慮し、お口のケアを行っています。またご自分でうがいができない方には歯ブラシやスポンジブラシを使用するなどの対応をしています。

② 食べていない口が意外に汚い
「口から食事をしていないから、口の中は汚れていないだろう」と思いがちですが、決してそうではありません。食べていない口はつばが出にくくなります。つばには口の中をきれいにする作用がありますが、その作用が低下してしまいます。口から食事をしている時以上に、口の中は汚れやすいのです。また、汚れたつばや異物が気管に入ると重症な肺炎を起こしてしまうこともあります。
③ 嚥下(えんげ)体操で誤嚥(ごえん)を予防
嚥下(えんげ)とは舌や口の周り、首などの筋肉を使って食べ物や飲み物をのどの方へ送り込み、のどを通過した食べ物を更に食道へ送り込む運動のことです。「えんげ体操」とはこの動作に必要な筋肉の体操です。この体操は、食べる準備体操として、安全に、より美味しく食べるために行います。中にはご自分で体を動かすことが難しい方もおられます。その時、職員がご利用の方のお顔に触れてマッサージやお口のケアを行います。マッサージやケアの実施により、つばが出やすくなり、ごえんを予防することができます。

「全身状態の管理」
① ご利用の方の体調をていねいに観察
顔色や表情、活気があるか、血圧、体温、肌の色つや、発赤はないか、食欲、排泄の状況等を日々観察・記録しています。異変があった場合には、迅速に対応できるよう、常に状態を観察しています。

② 脱水予防への取り組み
高齢者は自分が脱水症状になっていることに気づかないまま日常生活を送っています。そこで通所ご利用中の飲水量と尿量を測定し、実際に、どれほどの水分を摂ることができているか把握し、尿量が少なくなっているご利用者には水分を追加摂取していただくなど、脱水予防に務めています。

③ 定期的な体重測定
体重と聞いて皆さんは「増えたら困るわ~。ダイエットしなきゃ。」と思われる方が大半だと思われますが、実は高齢者にとって体重の減少は命に関わる危険なサインとなります。
体重の減少の原因として、病気の進行や認知能力の低下、代謝機能の低下、摂食障害、お口の環境悪化、精神的ストレス等があげられます。日頃から体重の管理を行うことで体調の変化に気付くことができます。

「質の高い離床」
2フロアでは「離床」を行っています。離床とはベッド上や寝床で生活されていた方が、徐々にベッド(床)から離れて生活機能・範囲を拡大していくことをいいます。臥床(がしょう)が続くほど、心肺機能や消化機能・運動機能・精神状態等、心身共に機能低下が進んでしまうため、全身状態が落ちつけば、早期に離床を進める必要があります。
また、傷病・後遺症に加え、年齢や体型、臥床の影響により著しく動作能力が低下し、ベッドから離れるのが難しくなることがあります。そのような機能低下の状態からの回復を図るため、医師の指示のもと、介護福祉士・看護師・リハビリスタッフにより、寝起きや車いすへの移乗、排泄動作、食事、創作、体操といった離床の援助が行われます。ご利用の方への身体への負担は最小限に、かつご利用の方の能力を最大限に引き出すためにチームアプローチで取り組んでいます。

このように通所リハビリテーションでは生活に介助が必要な方が、穏やかに日々をお過ごしできるように様々な取り組みを行っています。ご利用の方々に快適にお過ごしいただくのはもちろん、ご家族に安心して任せていただけるようにとの思いで職務に励んでおります。
ご家族から「笑顔や発語がみられるようになった。」「わからないことが聞けて不安な気持ちが和らいだ。」などのお言葉を頂くと大変嬉しいです。より多くの方に、気軽に通所リハビリテーションをご利用いただけるよう、今後も地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。

倉敷老健 通所リハビリテーション
介護福祉士:C.S  リハビリ:M.H

慢性腰痛の鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:
20歳代の女性が腰痛症状で来院されました。2か月前から前屈みの姿勢や長く座っていると腰仙部に電気が走るような痛みが現れ始め、症状が徐々に悪化し日常生活に支障が出るようになりました。また患者さんの自覚症状で手足の冷えは感じますが、その他はとくに症状はないとのことでした。冷え性もあったことで症状の改善が遅れたようです。

治療は局所の循環改善を目的に腎兪(じんゆ)、関元兪(かんげんゆ)、上仙穴(じょうせんけつ)に鍼灸を行い、経絡巡行を考え風府(ふうふ)、大杼(だいじょ)、委中穴(いちゅうけつ)に鍼を行いました。
1回の治療で電気の走るような痛みはなくなりましたが、軽い腰痛症状は残ったので、数回治療して症状はほとんど治まりました。患者さん自身の体力もあったので、比較的早く症状が改善してくれたように思います。

ヘイセイ鍼灸治療院 MK