お薬の管理について~グループホームのぞみ~

こんにちは、グループホームのぞみです。穏やかな日差しに春の訪れを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、グループホームでの「お薬の管理」についてご紹介します。
皆さまが受診され処方されたお薬は、「薬チェック」としてスタッフが処方内容を確認し、日付・時間ごとに仕分けを行います。その後、別のスタッフとダブルチェックを実施し、紛失を防ぐため鍵の付いた場所で保管します。
内服時には、お名前と服用時間を確認し、落下防止のためスタッフが一人ずつ手渡しし、飲み込まれるまで見守りを行っています。

お薬の管理は、皆さまの健康を守るためにとても重要な役割を担っています。そのため、スタッフ一同、責任を持って対応させていただきます。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ M

「動的ストレッチ」の講習会にて講師を務めました

2025年3月10日(月)に、しらうめスポーツクラブ主催の「動的ストレッチ」をテーマにした講習会が開催されました。当センターの川元(理学療法士、JSPO-AT)が講師を務め、講演補助として小亀(理学療法士)が参加しました。

会場の岡山県真庭市の白梅総合体育館には、50名を超えるスポーツ指導者、選手、スポーツ愛好家の方が参加され講義・実技指導を行いました。動的ストレッチは大きくダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの二つに分けられます。ダイナミックストレッチとは、静的なストレッチとは異なり、身体を動かしながら筋の柔軟性を改善し、パフォーマンス向上や怪我の予防に効果があると言われています。講習会に参加された方からは「スポーツ現場での指導に役立てたい」、「運動の前だけでなく、仕事前の運動としても取り入れたい」などの前向きな言葉をいただきました。今後も地域スポーツに少しでも役立つ知識・情報を発信していきたいと思います。

※ダイナミックストレッチ
   例:腕を大きく振る・足を前後に振る・軽いランジをする などの動作。
※バリスティックストレッチ
反動や弾みを使って筋肉を素早く伸ばすストレッチ方法。
例:前屈をして体をバウンドさせながら徐々に可動域を広げるような動作。

スポーツリハビリテーションセンター K

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ACP(アドバンスケアプランニング)を考えましょう

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

ACPとは?
人生の最終段階で医療、ケアについて本人、家族(家族と認める人)と医療、ケアーチームとが事前に話し合うプロセスです。わかりやすく言うともしもの時にどこまでの医療を望みますか?あなたはどう考えますか?という事です。人生の最終段階と聞くとその言葉通りいよいよ・・・、と思われがちですが、日ごろから周囲の人たちとしっかり話し合っておく事で“もしも”の時の医療やケアに自分の意向が反映されやすくなります。

訪問看護で私が感じた印象深いACPに関するエピソードについてお話したいと思います。

ケース1:ご利用者の方は独居で若いころから事故で障害を持っていましたが一通りは自身で対応して過ごしていました。サービスも何年も利用していた方で年々体力も落ちては来ていましたが、変化を嫌い口癖が「施設には入らん、(私達には)いつも通り対応してほしい、最後まで自宅で過ごすんだ」と。癌の末期でありましたが告知はうけておらず。往診を受けながら過ごしていました。独居という事もあり体調が徐々に悪化し終末期後期になった頃は訪問時にもかなり不安を訴えることが多くみられました。徐々に体力が落ち限界を悟ったのか、最後は本人から入院をしたいとお願いされ入院しましたが入って間もなく最期の日を迎えました。最後まで自宅で過ごすという選択肢もありつつ、ご本人から入院という言葉を聞いたのは驚きであり、自分で最期を決めたのだと悟りました。
ギリギリまで自宅で過ごした○○さんに私はエールをおくりました。

ケース2:入院中老衰で体調も落ち着いたがどうしますか?の問いに娘さんは自宅で看取りたいと希望され退院し訪問看護を利用することになりました。ご利用の方は昔から厳格な性格で家族は厳しくしつけられたそうです。ご本人との関係性も良いとは言えませんでしたが、娘さんは自分しか看取れないと決意され、在宅での終末期に選び、口では父に文句を言いながら自宅での対応はこまめにされていました。最後は自宅での看取りとなり、エンゼルケアに行かせてもらいましたがその時娘さんから「私に悔いはない、できることはやった」と充実感を得られた言葉が聞かれました。短期間での在宅でしたが私達に感謝の気持ちをくださいました。最期の看取りに携わることができた事で私達も家族がそう思ってくれたことに充実感を得られたケースでした。

何年も色々な看取りを経験する中で関わり方にこれでいいのか?とモヤモヤし、ジレンマを感じることも多くあります。答えが直ぐに出ない事も一緒に焦らずに私達は付き合っていきますし、答えが出ない事を継続して行うことで答えが出てくることもあるかもしれません。
ACPについて一緒に考えるお手伝いを当訪問看護ステーションではケアマネージャーを通じて他のサービスと協力してサポートします。
最後に、岡山県保健福祉部医療推進課よりACPパンフレットを作成しています。参考までに。

岡山県のHPリーフレット一覧でご覧いただけます。

訪問看護ST Y

入職してから早いもので1年

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

入職してから早いもので1年が過ぎました。入職当時は1人で患者様にリハビリを提供する不安・緊張感がありました。今でも、不安や患者様の病態に対して悩む日々ばかりですが、自分の考えを持ちながらリハビリを提供しています。治療で悩む時は、専門書・論文・教科書を読み患者様に実際にリハ提供しての評価・フィードバックが行えました。その中で悩む際は、先輩に質問するなどしてより良いリハビリを提供できるよう日々研鑽しています。

PT科では勉強会で基礎的な知識から臨床現場で役立つ手技・触診・吸引といった技術だけでなく超音波・電気刺激といった物理療法を始め、エコーなどの特殊機器等を実際に使用しながら学ぶことで臨床に活かすことができています。

まだまだ知識も少なく多くの場面で周囲の方に迷惑をかけることもありますが、これからも倉敷平成病院の一員として責任と自覚を持ち、患者様に寄り添いながら日々治療に励んでいきたいと思います。

リハビリテーション部 PT科 M

1人でも多くの患者さんの笑顔と健康のために

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

3月に入り暖かい日も増え、春の訪れを感じますね。

私自身この4月で入職して1年が経ちます。去年の今頃は無事国家試験に合格し、鍼灸師として働けることに嬉しく思っていたことを思い出します。

入職してからは患者さんの見学に入らせていただき、さまざまな症状や痛みに悩まれている患者さんがいることを知り、健康でいることがいかに幸せかということを感じました。
とても勉強になりましたし、私の事を温かく受け入れていただきありがとうございました。

自分が患者さんに施術するようになってからは、とても緊張して肩に力が入っていたことを思い出します。上手くいくことばかりではない日々に落ち込む時もありましたが、患者さんの言葉や鍼灸院の明るい雰囲気のお陰で今日までやってくることができました。

これからも初心を忘れずに、1人でも多くの患者さんの笑顔と健康のために精進していきますので今後ともよろしくお願いします。

ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 TM

第37回日本肘関節学会学術集会 参加報告

2025年3月14日(金)~15日(土)に岡山市の岡山コンベンションセンターにて第37回日本肘関節学会学術集会が開催されました。当センターから川元(理学療法士)、石井(作業療法士)、山丈(作業療法士)3名が参加しました。
今回は「肘関節外科の最適解」をテーマに医師やセラピストの様々な発表がありました。超音波画像診断装置(エコー)を使用した評価や最新の治療方法など、肘関節疾患に対する多くのことを学ぶことができました。

当センターでもエコーを使い筋肉や腱、靭帯、骨などの運動器の観察・動的評価を行える体制を整えています。今回得た知識を日々の診療に活かし、より質の高いリハビリを提供できるよう努めてまいります。

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わかやさ委員会主催研修会開催報告

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

2024年3月12日(水)にわかりやすいやさしい医療推進委員会主催の接遇研修会を開催いたしました。今回は「パワーハラスメント防止」をテーマに、岡山県医療勤務環境改善支援センターの富永優子先生にご講演いただきました。

研修では、パワーハラスメントの定義やその影響について、具体的な事例を基にわかりやすくご説明いただきました。パワーハラスメントは、優越的な関係を背景として、職場でのあらゆる人間関係の中で発生する可能性があることに気付きました。また、ハラスメントが生じると、職場のモチベーションや信頼関係が崩れ、結果として生産性や職員の精神的健康にも大きな影響を及ぼすことがわかりました。

今回の研修を通じて、パワーハラスメントは一人ひとりの意識と行動を改善していくことで防げるものであると感じました。また、些細な言葉や行動が相手に与える影響を改めて認識し、これからはより慎重に、相手の気持ちに寄り添った配慮ある行動をしていきたいと思います。今後も職場でのコミュニケーションを大切にし、働き甲斐のある明るい職場となるよう努力していきたいです。

わかりやすいやさしい医療推進委員会 事務局 人事部H

【大阪府バスケットボール協会主催の中学生交流大会 メディカルチェック参加報告】

2025年3月9日(日)にの近畿大学記念会館(大阪府東大阪市)で大阪府バスケットボール協会主催のU14 DC交流大会(中学生交流大会)が開催されました。出場選手に対して検査測定等を行うメディカルチェックのスタッフとして、当センターから副センター長 小畑、川元、新田の3名が参加しました。
バスケットボール競技における足部・足関節・膝関節の外傷・障害は最も多く、パフォーマンスを低下させる要因となります。また軽視されがちな、足関節捻挫は初回受傷時の対応が最も重要であり、選手・保護者への教育や予防プログラムの実施は現状の課題であると感じました。
当センターでも今後予防プログラムや啓蒙活動を個人だけでなくチームにも行えるよう体制を整えていきたいと思います。

 

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