本日(4月2日(木))の山陽新聞倉敷・総社市民版に、全仁会グループの複合型介護施設「ピースガーデン倉敷」をご利用の井上さまが100歳を迎えられたことが紹介されました。井上さまおめでとうございます。
秘書・広報室 みや
脳卒中急性期からのオーラルマネジメント
倉敷老健 春のお楽しみ会開催しました
3月末から急に暖かい日が増えて、今年は明るく春らしい新年度のスタートとなりました。4月は、学校やお仕事で慣れない環境での新生活が始まる方も多いと思いますが、体調に気を付けて楽しい春を過ごしましょう。
さて今回は、3月に老健で行われた「春のお楽しみ会」の模様を報告します。まず第1幕は、行事会委員による「桃太郎劇」です。
おばあさんを「オレオレ詐欺」で騙した鬼を桃太郎が退治するというお話ですが、普段と違う職員の様子に「誰だろうか?」と皆さん盛り上がり沢山の笑顔を見ることができました。中でも男性入所者の方から「おばあさん」が小さくて可愛かったと大人気でした。「恋心」のお陰で素敵な脳活性ができたのではないでしょうか(^_^)
第2幕は、宮城の「ずんだ饅頭」,京都の「抹茶プリン」・「抹茶生チョコ」,兵庫の「神戸プリン」,岡山の「桃プリン」,愛媛の「みかんゼリー」,長崎の「カステラ」などなど全国お取り寄せ「デザートバイキング」です。委員さんと相談員さんが協力して、人数や嚥下状態に合わせて盛り付け作業に奮闘してくれました。さすが福砂屋のカステラは人気で、直ぐになくなってしまいました。今回は、特に嚥下食の方にも楽しんで頂けるようにゼリーやプリンなどの種類を多く準備しました。普段よりパクパクと食べてくれて、とっても嬉しかったです。
新年度も様々な企画で皆さんに楽しんで頂けるよう、スタッフ一同頑張ります。
※写真の掲載は、ご本人にご了解いただいています
倉敷老健 リハビリスタッフD
全仁会に新入職員を迎え、新年度スタート
平成27年度新入職員 入職前研修開催報告
3月17日~19日の3日間、平成27年度新入職員47名を対象とした入職前研修を開催しました。
今回は、倉敷在宅総合ケアセンター4階 多目的ホールとサントピア岡山総社にて2泊3日の宿泊研修となりました。
当院の新人研修の特徴は、全職種の新入職員が同じ研修を受ける為、職種の壁を越えた仲間作りが出来る点です。初日はやや緊張気味だった新入職員たちも、グループワークや宿泊を重ねるごとに和やかな雰囲気となり、今後全仁会グループで共に勤務していく仲間意識が芽生えていました。
研修では、高尾代表、高尾理事長、平川院長による講義の他、社会人として、また全仁会グループの一員として必要な心得を学習しました。グループワークも多く取り入れ、『社会人と学生の違い』や、『職種ごとの自分の役割』をテーマに話し合い、発表を行いました。また、接遇研修では、お辞儀や挨拶などの基本的作法や電話応対の練習を行いました。
二日目の夜には、サントピア岡山総社にて全仁会グループの役職員も招いた懇親会が開催されました。新入職員にとっては今後お世話になる上司の方々との顔合わせが出来た良い機会となりました。そして最終日の3日目の早朝には、宝福寺にて座禅体験を行いました。約1時間の座禅は、自分自身の心を浄化する貴重な体験となったと思います。
今回の研修にお忙しい中ご協力頂きました役職員の皆様には心よりお礼を申し上げます。4月より社会人として新たな一歩を踏み出す新入職員を温かく迎え、そして今後の成長を見守って頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。(4月1日付入職:新入職員47名、中途入職4名:計51名)
人事部 S.H
平成27年度がはじまります
倉敷でも桜が開花してきましたね。日に日に春の訪れを感じる今日この頃です。
本日で、3月も終わり、明日からはまた新たな年度が始まります。全仁会グループでは平成27年度は47名の新入職員が入職をいたします。先日、ケアセンター4Fの多目的ホールとサントピア総社にて行われた2泊3日の入職前研修では、短い時間ではありましたが、職種の壁なく共に研修を受けることで、全仁会グループで働いていく仲間意識が芽生えたのではないかと思います。
新入職員の皆さんは、学生から社会人となり初めは環境の変化もあり様々な苦難もあると思いますが、入職時のフレッシュな気持ちを忘れず、今後の全仁会グループを担う職員に成長していってほしいと思います。
人事部 S・H
第54回院内コンサート開催のご報告
本日、3月30日(月)10時30分~倉敷平成病院外来にて、第54回院内コンサートが開催されました。演奏は、アンサンブル倉敷のメンバーで、バイオリン:桐朋学園大学2年在学中 佐々木綾さん、ピアニスト:作陽大
学モスクワコース卒業 土肥隆弘さんのお二人でした。
演奏曲目は、ブラームス作曲/バイオリンソナタ、エルガー作曲/愛の挨拶、マスネー作曲/ータイースの瞑想曲、チャイコフスキー作曲/メロディーと ショパン作曲/子犬のワルツの5曲でした。
倉敷平成病院駐車場の桜も、土曜日に開花し、今は3分咲きといったところでしょうか。春らしい暖かい日の光が差し込む外来でヴァイオリンのゆったりした優しい音色とピアノの軽やかなハーモニーにとても癒された一時でした。
ご参加の方からも、「素敵ですね」とか「次はいつあるのですか」「演奏されている方は、どちらの方ですか?」等、お声かけ頂きました。次回の院内コンサートについては、現在未定です。詳細が決まり次第、このブログや院内掲示などでご案内させていただく予定です。皆さんお楽しみにお待ちください♪
秘書室 みや
弥生茶会
ドリームガーデン倉敷では、毎月茶会を開催しています。3月は18日(木)に「弥生茶会」と銘打って開催いたしました。
当施設には中庭に四季の植物の植え込みを施しており、今の時期は梅の花が満開であることから、今回はその庭を愛でながら皆さんにお手前を披露することとなりました。当日はあいにくの雨模様でしたが、その雨のお陰でいつも以上に梅の花がしっとりと美しく開花していました。又、各テーブルにも春の花々が飾られ、一層会場に彩を添えていました。
琴の音のBGMが流れると共に、参加希望の入居者様が続々と来られ席に着かれました。
本日のお手前の先生は入居者のW先生です。素晴らしい手際にて、お抹茶をお客様にたててくださいました。今回ご用意したお茶菓子は、春の季節を感じさせる淡いピンクと黄色が挿し色に入り更には蝶々があしらわれている、この時期にぴったりのお茶菓子でした。気軽に参加いただける会なので、形式に囚われず皆さんお好きなようにお抹茶を楽しまれています。
お抹茶の香りと皆さんの楽しそうな談笑に会場は包まれて、素敵な時間が瞬く間に過ぎていきました。ご夫婦の仲睦まじい様子や、仲良しのご入居者様の笑顔に我々職員も幸せを一服頂戴しました。
来月は、桜を愛でながら皆さん一緒においしいお抹茶を楽しむ予定です。
ケアハウス 介護福祉士 三宅
献血のご案内
足指しびれの鍼治療
60歳代の男性の方が、足の親指のしびれ・ケイレンの症状を訴え来院されました。
4年前から右足の親指、1年前から左足の親指に症状が現れました。しびれは1日中あり、横になると両方の親指が震えだします。しびれを感じ始めた頃は、仕事も忙しかったそうです。首肩こりはありますが、しびれの症状も親指以外に広がることもなく、他の症状はありませんでした。体型は痩せ型で手足は冷えています。また脈は滞って沈んでおり、舌体は細く裂紋もあり色が淡紅で苔は少し見られました。病院でも検査を行いましたが、血液と骨の検査に異常は見られず、腰椎に軽度のズレはありましたがしびれ症状の関連性は薄いと診断を受けました。
これらの症状などにより、「肝血虚、湿停滞」という証が考えられます。東洋医学では、筋肉に潤いを与える「血」の不足や「気」や「血」の流れが滞り隅々まで行き渡らないことが原因でしびれが起こると考えています。またケイレンは五臓でいう「肝」と関わりがあり、「肝は筋を司る」、「肝は血を蔵す」ということから、肝の血が足りなくなると、筋を養うことができずケイレンが起こります。また舌の状態により湿がからみ水分代謝にも影響し、身体の津液が滞ることで筋肉の潤いも不足します。
これに対して配穴は肝経の太衝、肝腎同源の考えにより腎経の復溜で肝の陰を補い、湿の代謝に関係する脾経の陰陵線、三陰交、太白、気を全身に巡らす百会などを使い、治療をしていきました。
最初の頃はほとんど変化はありませんでしたが、さらに下肢循環に効果のある頭部のツボで浮白、通天、頷厭などを使えば、鍼直後からしびれが消失するようになりました。しびれは時間が経てば戻ってきましたが、治療を継続していくうちに戻ってくるしびれの強さが軽減してきているようです。手足の冷えも改善してきています。ケイレンに対してまだ効果は現れていませんが、慢性的な症状なので継続的に治療をしていきたいと思います。
鍼灸院MK