入職して1か月。

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

初めまして、私は今年度から倉敷平成病院の診療放射線技師として働いております。

入職から1か月が経ちました。入職したばかりの時は、どのようなことをやるかということもよく分かっておらず、先輩方から多くのことを教わってきました。1か月経った今、少し仕事に慣れてはきましたが、まだまだ先輩方にご指導していただきながら業務に取り組んでいる毎日です。

私は今、一般撮影(レントゲン撮影)の業務を行っているところです。一般撮影では、胸、腰、首、頭、その他全身のレントゲン撮影を行うのですが、それぞれの撮影法によって患者さんの体位を変えたりするのはもちろん、自ら寝台に移れない方の体位変換なども技師が中心となって行います。撮影法によって観察部位が違うため、どの様な体位をとればその部位が観察できるかを考えなくてはなりませんし、患者さんが安全に移動できるように体位変換の技術も覚えなくてはなりません。

また、何より難しいなと感じることは、患者さんとのコミュニケーションです。患者さんご自身に手足を動かしていただいたり、体の向きを変えていただかないといけない場合もあります。その時に、患者さんにとって分かりやすく説明することはとても重要なことです。しかし、言葉で伝えることは案外難しく、先輩方の患者さんに対する声掛けなどを参考にしたり、身振りで患者さんにどのようにしていただきたいかを伝えているところです。多くの検査をしていく中で、技術はもちろん、患者さんに対する声の掛け方なども向上させていかないとな、と感じております。

まだまだ未熟な放射線技師ですが、患者さんにとって、よかったと感じてもらえる検査ができるように、日々精進していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

放射線部K・T