中国人留学生 張 桉浩くん 准看護師試験合格

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張くん合格倉敷平成病院には、5名の中国人看護留学生が在籍していますが、平成26年度岡山県准看護師試験において、張 桉浩くんが見事合格しました。
張くんは、国際的な看護師として活躍したいという夢を持って、平成25年10月に看護留学生として来日しました。留学生が日本で看護師になるためには、まず日本語検定試験1級に合格し、看護師・准看護師試験を受験できる資格を有していることを日本国、岡山県に認定された上で、看護師・准看護師試験を受験し、合格しなければなりません。
言葉にすると一連の事務的なものと思われるかもしれませんが、どれもハードルとしては極めて高いものです。
留学生は、日本で看護師として働くことを目標に、故郷を遠く離れ、慣れない習慣・風習に戸惑いながら、午前中は日本語学校で日本語を学び、午後は病棟で介護士として勤務しながら、看護師の勉強もするというハードな日々を送っています。病院としても全面的なバックアップを行っており、看護部では試験対策の教育・指導、病棟では業務・生活指導、人事部は、生活面のサポートを行っています。
今回、張くんが准看護師試験に合格したことは、本人にとっては当然のこと、倉敷平成病院にとっても大きな喜びであったと共に、心を合わせ協力し、ひとつのことを成し遂げる(戮力協心)という、本当に大切なことを教えてくれたと思います。
多忙な業務の中でも、心を亡くすことなく、何事にも思いやりの気持ちを忘れず、心を合わせ協力しながら日々の業務に取り組もうと気持ちを新たにすることができました。

倉敷平成病院 事務次長・人事部長 板谷尚昌