セラピストとして成長できる1年に

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんこんにちは

5月も半ばに入り、日中汗ばむほどの陽気となり、夏の近いことを実感する季節となりました。

私は昨年度まで学生で、国家試験の勉強など日々追われていました。実は昨年度、私は実習生として倉敷平成病院にお世話になっていました。当時は、患者様の身体機能や能力ばかりに気をとられてしまい、その先の生活に目を向けられておらず、先生から指導を受けることがあり、その悔しい経験から、さらに努力を続け、無事国家試験に合格し、4月から新入職員としてリハビリテーション部に所属することになりました。新しい環境となり、不安と緊張で胸がいっぱいでした。入職当初は、業務内容を覚えることに必死で1ヶ月があっという間に過ぎたような気がします。5月に入り、業務も少しずつ慣れ、1ヶ月分の疲れがまとめて出てきているような気がしており、体調を崩さないように注意しています。リハビリテーションにおいては、先輩方が知識や技術、考え方を優しく丁寧に指導してくださり、疑問に思ったことあれば、先輩に相談し支えてもらいながら日々努力しています。

さて、先日、実家に帰省し、祖父や祖母に会いました。理学療法士の免許を取得したことで、祖父や祖母から、「足が痛いんよ」、「マッサージして」などと声をかけられることが多くなり、今までは、自分が頼ってばかりだったはずが、少しずつではありますが、頼られる存在に変わっていっていることを実感しました。祖父や祖母は、今でも畑仕事や地域の行事など、忙しそうに生活しています。自分も家族や祖父、祖母を支えていけるような存在になりたいと感じました。

私は、患者様の退院後の生活を見据えたリハビリテーションを行うという目標を自分の中で立てて、日々取り組んでいます。

自分の目標に早く近づけるよう、目標を高く持ち、日々勉強を行い、身体機能や能力だけに固執せず、その後の生活を見据えたリハビリテーションを行っていきたいと思います。

これからも、自分の目標の質を保つため、そして、患者様により良い生活を送っていただくため、疑問に思ったことは先輩に相談し、同期と切磋琢磨しながらセラピストとして成長していきたいと思います。

 

リハビリテーション部 理学療法士 N