ニューロモデュレーションセンターで新元号「令和」初の手術を実施しました

平成が終わり、新元号「令和」が始まりました。倉敷平成病院手術室では、令和第一号の手術が実施されました(同日は整形外科・形成外科等で手術が実施されました)
ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が執刀医をつとめ本態性振戦に対する凝固術が実施されました

凝固術は脳の視床といわれる部位の一部を熱凝固し、症状の軽減を図る治療法です。
局所麻酔で、頭蓋骨に小さな穴をあけ、凝固針をターゲットに挿入し、熱を加え異常な神経活動を抑制することにより症状の軽減を図ります。
手術中にCTでターゲットを確認したり、患者さんに、途中手を動かしていただいたり、声を出してしゃべりにくさやしびれの有無を確かめ、安全に配慮しながら手術が進められました。

令和の時代もニューロモデュレーションセンターはじめ倉敷平成病院一同、患者さまのQOL向上、地域医療に邁進してまいります。

広報課