切磋琢磨しながら

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんこんにちは
4月も半ばを過ぎると暑さが増し、桜もすっかり葉桜となり、日中は窓を開けて過ごすことも多くなってきました。
新年度がスタートし、リハビリテーション部にもフレッシュな新入職員が入職してきました。私も入職して1年が経ったのかと思うと月日の流れの速さに驚かされます。1年前のこの時期は不安と緊張を抱えながら日々の業務にあたっていたことを今でも鮮明に覚えています。
新入職員の皆さんはわからないことも多く、私も色々と業務内容や治療について聞かれるのですが、一年先輩として少しですがアドバイスができるようになっている自分の姿を見てみると、少しは成長することができたのかなと感じています。
少しずつ自分なりの考えを持つこともできてはいますが、未だにわからないことも多く自信の持てないことも多々あるため、先輩や同期に相談し、支えてもらいながら日々の臨床に励んでいます。
さて、私は先日、県北にある実家に帰省し、祖母に会いました。祖母は80歳が近いのですが、今も元気に畑仕事や地域の活動に参加しており、毎日忙しそうに過ごしており、安心しました。もし、一人暮らしの祖母が病気やけがをしたら、活動や動作が難しくなることなどを考えてしまう時があります。そういったことを考えると、患者様やご家族様の辛い気持ちや悔しい気持ちは私の想像を超えるものだと思います。
治療を行う上で、患者様が入院前はどのような生活を送っていたのかということを私たちセラピストが把握することは必要不可欠であるとこの1年間で実感しました。
患者様の気持ちに寄り添うことは勿論ですが、患者様の退院後の生活を想定した能力や機能の向上を図り、早期退院を目指していきたいと思っています。
そのためには、より質の高い医療を提供する必要があるため、新入職員や先輩方と共に切磋琢磨しながら治療や技術の向上を図りたいと思っています。
これから梅雨や夏を迎えます。暑さ対策等体調管理を怠らないよう引き続き、気を付けていきましょう。

リハビリテーション部 理学療法士 A