梅の花が咲きだして、春がもうすぐだと感じるようになりました。さて、私は訪問看護ステーションでリハビリの仕事をしています。リハビリの効果を維持するためには、私たちが訪問している以外の時間にも運動を行うことをお勧めしています。ですが、この“運動を続ける”ということはかなり難しいことです。“今日だけはお休みしよう”“明日からしよう”と思っていると結局出来なかった、ということはよくあり、私も経験があります・・・。今日は経験をもとに、運動が継続できたきっかけを紹介しようと思います。
『具体的な目標を立てる』
例えば、“家族で旅行に行く”そのために“毎日散歩をして体力をつける”などです。半年や一年後などに達成したい目標を立て、それを達成するために短期間で達成できそうな目標を設定します。目標を達成するところをイメージしてみてください。少し頑張ってみよう、と思いませんか?
『運動を生活の一部にする』
朝起きて歩き出す前、テレビのコマーシャルを見ているときなど、運動をするタイミングを決めてみることも重要です。
『誰かと一緒にする』
一人ではなかなか続かないもの。ご家族や友人と一緒にやることもお勧めです。
散歩に行けば近所の方とおしゃべりができて気分転換になる、指先の運動のためにもともと趣味の編み物をしてみる、など楽しくできることは続きやすいです。
訪問でリハビリに伺った際には、一緒に目標を立て、利用者様それぞれにあった運動の実施や指導をさせていただきます。また、手すりや杖など環境や道具の提案もしています。
運動を続けたくてもできていない方、ぜひ試してみてくださいね。
訪問看護ステーションC.N