放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)更新

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2021.7下旬に電子カルテ更新に伴い放射線科情報システムRIS(Radiology Information System)の更新がありました。

“RIS”とは放射線部門における情報システムのことです。放射線検査オーダーの予約管理、検査機器への連携のほか、検査情報の管理、他部門システムとの連携などを担っています。
電子カルテから患者情報・検査依頼情報を受け取り、検査オーダーの受付・検査情報登録・会計情報の送信といった、放射線部門での一連の業務プロセスを最適に行ってくれます。
前電子カルテでは電子カルテ附属のものを使用していましたが、今回は富士フィルム・メディカル社製となりました。

当院では一般撮影装置・マンモグラフィ装置・PACS(Picture Archiving and Communication Systems)等で富士フィルム・メディカル社製を使用しています。 “PACS”とは画像撮影装置で撮影した画像データをネットワークを通じて受信し、保管・管理するシステムのことです。
このネットワークシステムと同一メーカーのRISの導入によりさらに高度な性能を発揮することが可能となりました。

また、このPACS自体も新しいバージョンになり、画像閲覧作業効率が上がりました。
一例を挙げると、CT・MRI画像を前回画像と比較する際、簡単に同じ撮影断面で比較読影が可能となりました。
他にも任意断面を表示、心胸郭比を自動で計算、高速で画像表示など、他にも機能追加がありより使いやすい物へとアップグレードされました。

我々放射線部はこのシステムに早急に順応できる様、一丸で頑張っています。
これからも変化し続ける倉敷平成病院、放射線部をよろしくお願い致します。

放射線部 とんかつ

創立者の逝去に関するお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

弊院の創立者であり、
全仁会グループ 代表 社会医療法人全仁会 名誉理事長 社会福祉法人全仁会 理事長 である
髙尾武男が 2021年8月11日永眠いたしました。 享年77歳

ここに生前のご厚誼に深謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします。

「救急から在宅まで 何時いかなる時でも対応します」

理念を掲げ、限りないQOLを求め 患者本位の医療を実践 追求した人生でした

全仁会は その魂を胸に刻み 職員一同 一層精進してまいります

虫刺されについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

暑い時期が続き、虫さん達もまだまだ活発に活動しています。虫に刺されると当分痕が残ってしまうため、原因や治療法を知りたいと思い調べてみました!

虫刺されの皮膚症状には、大きくわけると「痛み」と「かゆみ」があります。
「痛み」には、虫が皮膚を刺したり咬んだりすることによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質の化学的刺激による痛みがあります。
「かゆみ」には、虫の刺咬を受けた直後からかゆみ、発赤、ジンマシンなどが出現し、数時間で軽快する即時型反応と、虫の刺咬を受けた1~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快する、という遅延型反応があります。
これらの反応は、虫に刺された頻度やその人の体質によって症状の現われ方に個人差が大きいのが特徴です。

何かに刺されたらまずこすらず冷水で洗い、よく冷やします。
蚊による虫刺されなど軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科を受診するのがよいでしょう。特に毛虫、ムカデやハチなどによる虫刺されはかゆみが強く、症状が長引きます。掻いてしまうと細菌による二次感染を起こしたり、痕が残ったりすることがあるので、掻く前に充分な強さのステロイド外用剤を使ってしっかり炎症を抑えるのが早くきれいに治すための近道です。

虫刺されを予防するには、まずは虫に刺されない対策が必要です。室内での被害を防ぐためには、定期的に掃除する、燻煙剤を活用するなどして、ダニやノミの発生を防ぎましょう。外で活動をする時には、注意すべき虫などの情報を収集し危険を避ける、虫よけスプレーや蚊取り線香など虫よけグッズを活用する、肌の露出を少なくするなど、虫に刺されないように対策をとりましょう。

薬剤部 NM

第56回のぞみの会だよりー2ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

長雨による被害が報道されると胸が痛みます。どうぞ身の安全を第一に考えた行動をお取りください。

第56回のぞみの会だよりの2回目です。

今回は勉強会についてのご案内です。今回の勉強会は、都築先生による「便秘って病気なの?」と牟礼センター長による「パーキンソン病の外科的治療」の2題を予定しています。

便秘という誰もが経験したことがあるであろう、身近な症状についてわかりやすくお話いただけます。また、牟礼先生には、倉敷ニューロモデュレーションセンターで実施している、DBS(脳深部刺激療法)についてお話しいただきます。パーキンソン病は、1000人に1人がこの病気にかかっているといわれ、年をとるに従い増える傾向にあります。治療の基本は、薬物療法・運動療法等ですが、長期の服用により運動合併症が生じてきます。その治療法として画期的なものがDBS(脳深部刺激療法)となります。専門的な内容になりますが、分かりやすくご説明下さいます。

現在準備を進めております。どうぞお楽しみに。

 

第56回のぞみの会実行委員 4東 S

 

ショートステイ 今を乗り切れ!夏祭り

8月8日(日)にケアセンターショートステイで夏祭りを開催しました。「今を乗り切れ!夏祭り」をテーマに掲げコロナ禍でも皆さんに楽しんでいただけるようマスクの着用や消毒、密を防ぎ内部の人達のみでの開催となりました。

浴衣美人・男子と写真が撮れる顔はめパネルも作成しました!実際にご利用の方に顔をはめてもらい撮影し、良い記念になったと思います。

ゲームは的当てとスイカ割りをしました。的当てでは丸い玉の他にオムライスやホットケーキ、ステーキ、うなぎ丼等をプリントしたものを段ボールに貼り、的のキャラクターの口に投げ入れてもらう工夫をしており、ご利用の方も「私これがいいわ」と好きな物を選び楽しそうに投げていました。

スイカ割りは紙風船をスイカに見立てて目隠しをして新聞紙を丸めた棒で挑戦してもらいました。思い切り棒を振り下ろすも少し当たっただけでは紙風船が飛んでいってしまうので難易度が高かったですが、上手く当たるとパーン!と紙風船が割れる音が響き渡っていました。

昼食前にはビンゴ大会を開催しました。番号が読み上げられる度に「その番号はないわ~○番出して!」「リーチ!」と自分が持っているビンゴカードとにらめっこをしながら楽しまれていました。景品にはクッションや箱ティッシュ、OS-1等実用的な物を用意し、来られていたご利用の方全員に渡す事が出来たので有効活用してもらえると嬉しいです。

午後からは師長によるフラダンス、職員によるギターの演奏と歌を皆の前で披露し、皆で手をたたいて一体感が生まれ、盛り上がりました。明るいオレンジ色のドレスを着て踊る師長を見てご利用の方も「綺麗だ~」と目をキラキラとさせていました。
今年はコロナ禍での開催でしたが皆が一丸となって頑張り、楽しむ事が出来てよかったです。来年も安心して皆様に楽しんでいただける夏祭りを開催したいです。

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 Y

インスリンの基本

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

先日、インスリンの適正使用について勉強会を行いました。普段から薬と向き合っている自分ですら、おっと?となる点もありました。実際に、インスリンを普段ご自分でされている方の中には、使い方が自己流になってしまっている方もおられます。今日はインスリン使用のポイントをおさらいしようと思います。

・インスリンの見た目がいつもと違う
→異常があれば使わないようにしましょう。見た目の変化として、血液の逆流による色の変化や高温下で保管したことによる性質変化などが考えられます。また、インスリン製剤は遮光保存です。使用後は必ずキャップをしましょう。

・カートリッジの中に気泡が入っている
→空打ちをして、注射針からインスリンが出ることを確認しましょう。針先からインスリンが出てくれば、小さな気泡が残っていても影響はありません。ただし、小豆大くらいの気泡が急に発生した場合は、凍結やカートリッジの破損が考えられるため、使用しないようにしましょう。また、針を付けたままにすることも気泡の原因になります。使用後は速やかに取り外しましょう。

・インスリンを注射する場所
→同じところに注射針を刺し続けると、皮膚が硬くなってしまい、インスリンの効き方が変わってしまいます。毎回2~3㎝ずらしましょう。定期的に注射部位を手でさすって、硬いところができていないか確認しましょう。

インスリンを正しく使えていないと、せっかく打ったのにインスリンが効いていなかったり、逆に効きすぎて低血糖を起こしてしまったりする可能性があります。慣れたと思っても、取扱説明書を定期的に見返したり、インスリンを受け取った際に医療従事者と一緒に使い方をおさらいしたりしましょう。また、暑い日が続くので、車の中など高温になるところにインスリンを置いたままにしないように、気を付けましょう。

参考:ミリオペン適正使用のための指導者用Q&A集

糖尿病療養指導士・薬剤師 P

暑中見舞い

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

今年も猛暑が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

デイサービス ドリームでは、コロナ禍でなかなか会えない家族や友人に宛てて暑中見舞いを書きました。

暑中見舞いを贈る習慣が生まれたのは、江戸時代であると言われています。お盆に、先祖の霊にお供えする品を持って里帰りをする習慣に由来して、大正時代には夏の挨拶状という形が定着したそうです。

まずは、無地のはがきに〇をくり抜いた型を置き、小さく切ったスポンジで色付けをしていきます。赤や紫の丸の中心に星型のスパンコールを貼ります。ペンで茎と葉を書き込めば、手作りの朝顔のはがきの出来上がり!

なかなか会えない家族やお友達の健康を気遣う内容や自分の近況などを書き入れました。

暑中見舞いを投函してから数日…

『電話があったよ。』『大阪の孫からお返しの暑中見舞いが来たよ。』など、私たちも嬉しくなるお知らせが届きました。

手紙離れ・文字離れが進み、メールなどで簡単に伝える事も出来る世の中になりましたが、手書きの温かさや気持ちが伝えられる良き日本の文化として、これからも暑中見舞いが続いてほしいものです。暑い中、郵便配達員さんのご苦労もあるかとは思いますが、予期せぬお手紙が届いた時の嬉しさは格別のものがあります。皆さんも久しぶりな方々の顔を思い浮かべて、お手紙書いてみてはいかがでしょうか?

デイサービス ドリーム 介護士 S

自宅でも取り組める お手軽エクササイズ!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

自宅でも取り組める お手軽エクササイズ!自宅でも取り組める お手軽エクササイズ!
皆様、こんにちは。梅雨が明け猛暑到来となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。予防リハビリでは来所中だけでなくご自宅での運動機会を増やすこと、運動機会を維持していくことを目標に集団プログラム、個別リハビリでの運動指導を実施しています。利用者様の中には、毎日30分前後のウォーキングに取り組まれる方やグランドゴルフなど、一年を通してご自宅での運動を継続されている方もいらっしゃいます。一方で夏場は熱中症対策で運動や集まりがお休みになり、活動量が低下してしまうというお話しもよく耳にします。このブログをお読みの方の中にも、暑さの中動くのはなかなか気が進まない・・と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のブログでは、体力を落とさず夏を乗り切ることができるよう、室内でできる運動をお伝えします。

① 膝の曲げ伸ばし
椅子に座った状態で膝を伸ばします。写真では両膝を伸ばしていますが、大変な方は片膝ずつでもOKです。伸ばしたら、3~5秒保持し、ゆっくり下ろします。10回を目安に実施しましょう。【注意点】途中で痛みが出現したら無理せず中止しましょう。

② つま先あげ運動
椅子に座って足裏を床につけ、両足のつま先を上げます。上げたら5秒保持して下ろします。10回を目安に実施します。

③ もも上げ
椅子に座って、ゆっくりと「1、2、3」と数えながら、ももをお腹にひきつけ、再び「1、2、3」でゆっくりと下ろします。片足ずつ交互に10回を目安に実施します。

④ 足の後ろのストレッチ
浅めに腰を掛けて、片足は曲げ、もう一方の足を伸ばします。伸ばした足のつま先を上げ、背中を伸ばしたまま身体を前に倒します。10秒ほど保持します。これを左右交互に5回ずつを目安に実施します。ストレッチは痛みが出る手前で、足の後ろが伸びていると感じるところで保持します。

どの運動も、座ってテレビを視聴しながら実施していただけます。暑さとコロナウィルス感染予防対策で外出や運動量が低下しやすい状況かと思いますが、運動が足りていないなと感じた方はぜひ実践してみて下さい。

作業療法士 K

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院
通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL086-427-1128 (相談担当 大段)
営業時間 9:00~17:00

モンキーBウイルスって何?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスの『第5波』の勢いが止まりませんね。毎日暑い日が続き、マスク生活から抜け出したい気持ちもありますが、人が集まる場所に行くときや人と会話をするときなどはマスク着用を徹底しましょう。人がいない場所ではマスクを外し、水分をしっかり摂り熱中症にも気をつけましょう。

さて、みなさんはモンキーBウイルスをご存じでしょうか? Bウイルスはサルが保有するヘルペスウイルスのことです。感染してしまうと抗ウイルス治療がある現代でも死に至る可能性が高いウイルスですが、サルと接触するというレアな感染経路なので、感染をする状況自体が難しいウイルスでもあります。今年5月に中国でモンキーBウイルスによる死亡例がありました。死亡した人は獣医師で、取り扱う動物の中にサルが含まれていて、そのサルから感染したそうです。症状としては嘔吐やむかつき、熱などがあったそうです。しかし過去には人から人への感染も確認されています。

今回の新型コロナウイルスのように、いつどのように感染して拡大していくか分からないので、いくら可愛くてもむやみに野生動物に触れたり、近づいたりすることは危険だということは覚えておきましょう。

参照 【Bウイルス病 人と動物の共通感染症ガイダンス】
【中国で「モンキーBウイルス」の死者が報告される】

臨床検査部 H.M

「第31回看護セミナー」についてのお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

暑さの厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

当院の看護セミナーは、看護のあり方・情報提供の場として、院内職員研修はもとより地域の医療関係機関の意見交換・交流の場となることを目的に平成元年から開催・継続しています。

昨年は、新型コロナウイルス感染症のため、初めての動画配信となりました。

今年度も、残念ながら集会として開催することは感染リスクの観点から断念し、昨年同様動画で配信することになりました。
新型コロナ感染症が拡大する中、当施設(病院・介護施設)での感染対策の取り組みなど経験したことを同じ環境下で業務されている医療関係者の方々と共有したいと考えております。

ホームページアップの準備が整いましたら、改めてお知らせいたします。(写真はイメージです)

看護セミナー事務局 T