日別アーカイブ: 2022年6月14日(火曜日)

【倉敷生活習慣病センター20周年を迎えました】

平成14年6月に、生活習慣病(糖尿病)の予防から治療まで一貫した対応ができる部門として、開設された「倉敷生活習慣病センター」が20周年を迎えました。
センター長の姫井孟先生と共に赴任してまいりました。倉敷平成病院には糖尿病の専門分野がなかったので、糖尿病専門外来、糖尿病教育入院、糖尿病料理教室、糖尿病療養指導士の勉強会などを始めました。2年目の5月に姫井先生が病に倒れ、その後一人で外来をする期間が長かったですが、故髙尾武男代表はじめ、理事長先生、院長先生、医局の先生方、やスタッフの皆に支えられ、無事に勤めることができました。深く感謝いたします。
昨年10月からは益子晶子先生が毎週火曜日、木曜日の午前に外来を担当しています。ドックと掛け持ちですが、教育入院なども担当しています。
今年度の糖尿病療養指導士の試験の受験者は薬剤師5名、栄養士2名、今までで一番多い人数でしたが7人全員合格し安堵しています。
20年はあっという間に過ぎた感があります。また新しい月日に向かい、自己研鑽に努め、患者さんのお役に立てればと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

診療部長 青山 雅

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今年も熱中症の時期がやってまいりましたね

昼夜ともに暑さが増してきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?まだまだ世の中で流行っている新型コロナウイルス。先月のゴールデンウィーク明けからの増加数は予想されていたほどではなく、ほぼ横ばいだったそうで、医療福祉関係のスタッフからすると一安心といったところです。

その影響もあってか、先月末には「屋外ではマスクはほぼ不要」と政府の見解がニュースに上がりましたね。外してもいいよ、と言われてもなかなか「人の目が気になる、、、」「やっぱりまだ怖くて外せない」といった方も多いのではないでしょうか。

私もその1人で、やはりマスクを外して外を歩くのは人目を気にしてしますし、何より感染が治まったわけではないという現状で安易に外してしまってもよいのかと考えてしまうからです。

とはいっても、これからの時期に気を付けて頂きたいものがあります。コロナウイルスはもちろんですが、この時期怖いのは熱中症です。炎天下の中、屋外で仕事をされている方、少し買い物に出られる方、家の中でもエアコンをつけずに過ごしていると熱中症になる危険性は大いにあります。

熱中症の予防として水分摂取が挙げられますが、成人の1日に必要な水分摂取量は2.5Lといわれています。食事からも確保することは出来ますが、水やスポーツドリンクなどからもしっかりと摂るように心掛けましょう。

スポーツドリンクには塩分や電解質、糖分など熱中症の予防につながる成分も入っていますのでしっかりと補うようにすると尚よいかと思われます。

また、先ほどの話にも繋がりますが、屋外で炎天下の中マスクをして動いているだけでも熱中症になりやすくなりますので、人の少ない場所などでは外すようにすることも熱中症の防止・予防につながるでしょう。

熱中症は重症になるケースのあるとても怖い病気です。頭痛、吐き気、体熱感、倦怠感など少しでも身体に異変を感じたら、水分摂取だけでなく早めの病院受診を心掛けましょう。

さて、先日6月9日、ケアセンターショートでは毎月のお誕生日会兼行事会が行われました。コロナ禍でもあり、大勢で出来る事には限りがありますが、みなさん楽しく過ごされ、よい時間となりました。

これからさらに暑さが増していく時期ではありますが、体調を崩されぬようお過ごし下さい。

ケアセンターショートステイ 介護士 K