日別アーカイブ: 2020年11月19日(木曜日)

通所リハビリよりお口の体操のご案内

みなさんこんにちは!
少しずつ冬を感じられる気候になってきましたね。体調は崩されてないでしょうか?

さて、現在新型コロナウイルス感染の流行が長引いており、以前より外出頻度が減りましたね。以前より人と会話をすることが少なくなった方も多いのではないでしょうか?このような会話機会の減少を含む環境の変化や加齢などによって、「口腔機能」が低下してしまう可能性があります。さらに最近はマスクを着用する機会も増えたため、健康な人や若い人も無意識のうちに顔や口周りをあまり動かさずに話すことが多くなっていると思います。
今回はこの「口腔機能」についてお話したいと思います。口腔機能とは「食べる」「話す」「表情をあらわす」ために必要な口や口周りの機能のことを言います。

食べることやコミュニケーションをとる事は、体の健康にプラスになるだけでなく、人や社会と活発に交流し、心身共に自立した生活を送るために欠かせない要素です。また口腔機能の向上によって、栄養改善を通じて筋力の向上、社会交流を通じて閉じこもりやうつ予防に繋がることが期待できます。一方で口腔機能が低下すると、栄養を十分に摂りにくくなることから、体力や免疫力の低下、飲み込みが難しくなることから誤嚥性肺炎などの疾患の引き金になってしまいます。

新型コロナウイルスと同時に、インフルエンザも流行するこれからの時期だからこそ健全な口腔機能を維持することがさらに重要になってきます!

そこで、口腔機能向上のためのお口の体操を紹介します。

☆パタカラ体操☆
①「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」とそれぞれ5回ずつ発声する
②「パタカラ」と4文字連続で5回発声する

 

☆あいうべ体操☆
大きな口で「あー」「いー」「うー」と言い、最後に「ベー」と言いながら舌を出す
これを1日30回行う
体操を行うタイミングは、食事前がおススメです。食事前が難しい場合は、いつでもいいので時間を取れるときに実施してみてくださいね♪

『身体の健康はお口から!!』
そろそろ迎える冬を今年も元気に過ごせるように、お口の健康を意識していきましょう!

通所リハビリテーション