カテゴリー別アーカイブ: 医療福祉相談室・メディカルソーシャルワーカー

市民公開講座 第14回もの忘れフォーラム@くらしき健康福祉プラザ

もの忘れフォーラム全体晴れ渡る青空と心地よい気候に包まれた3月5日(土)。『市民公開講座 第14回もの忘れフォーラム~今日からできる認知症予防~発症予防と進行予防~』が、くらしき健康福祉プラザで開催されました。
1部の講演は金沢大学大学院 脳老化・神経病態学(神経内科学)教授 山田正仁先生による『地域における認知症の現状と予防法開発の新展開』。
2部のシンポジウムは『地域で目指せ認知症予防』と題し、川崎医科大学付属病院 認知症疾患医療センター 久徳弓子先生がコーディネーターとなり、シンポジストとして総社市役所長寿介護課より野瀬先生、真庭市地域包括支援センターより山崎先生、倉敷市健康長寿課地域包括ケア推進室より赤木先生をお招きしました。
山田先生による講演では、どこから認知症なのかというお話から山田先生の研究チームが実際に行っている『なかじまプロジェクト』の紹介や、プロジェクトで得られた結果等について幅広くご丁寧にお話をして下さいました。もの忘れフォーラム体操
シンポジウムでは、各地域で取り組まれている介護予防について体操から認知症カフェ、認知症予防教室について紹介して頂きました。また、その各取り組みにおいて得られた効果や自宅に閉じこもりがちになっている方への促しの方法について討議が行われました。
今回は当院 認知症疾患医療センターが中心となり開催に向けて準備を進めてきました。今後も認知症医療に関する情報発信を随時行っていきます。
最後になりましたが、今回のもの忘れフォーラムに携わってくれた全ての方々に御礼申し上げます。

認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 M.K

自分を知って、相手を知る

ブログ先日、研修に参加して改めて興味深く考えさせられたことがあったので、少しだけでも紹介したいと思います。その研修では、他者を理解する為には、まず自分のこと(性格や考え方など)を理解していないと、相手を上手く理解することができず、対人援助が成り立たないことがあるというものでした。
しかし、なぜ自分のことを理解していないと、相手のことが理解できないのだろう??っと、ボーっと話を聞いていたら、「人は、価値観や感情、考え方などを、自分自身の捉え方でしか、捉えることができないから」と話されていました。確かに、何を考えるにも、自分自身の主観なくして物事を考えることは、できない事に気付きました。また、主観は、偏見や先入観に左右されやすい事もあり、様々な角度から主観的に自分を見る事が大切だということも知りました。
最近は、テレビやニュースなどでも様々な人のことが気になることもありますが、改めて自分を見つめ直し、考えることも大切だとしみじみ考えさせられました…・
これからも、様々な方と接する機会も多くあると思いますので、多くの方を理解できるようにコツコツと励んでいきたいと思います。

医療福祉相談室 510

自転車に乗って

bicycle_woman立春過ぎて日没も少し遅くなり、1月25日の大寒波の週に比べ、日中暖かく日差しも まぶしく感じられるようになりました。

私は自転車通勤しています。かれこれ今年で20年になるかな。倉敷平成病院からケア ハウスドリームガーデンくらいの距離です。この寒い時期は完全防備。(耳当て、手袋、 マフラー、ダウンジャケット) 雨の日はその上にカッパ。(自転車の後ろかごに常備)モコモコです。 よく「寒いのに大変じゃなあ。」と言ってくれますが、自家発電なので更衣室で着替えて いても温まっています。時には軽く汗ばんでいたりします。

車と違い、自転車だと季節の香りを感じます。秋はキンモクセイ、年末頃からロウバイ (黄色の梅)のかおり、年明けて梅のかおり、そろそろ例年だと沈丁花の香りがしてくる でしょうか。 季節折々の花も目に飛び込んできます。
また、帰宅時は各家庭から夕食のにおい。ここの家はハンバーグ?ここは焼き魚? 我が家は何にしようかな。最近魚食べてないな。ヒントになる時もあります。
利用者宅の訪問に自動車で行くよりも自転車のほうがいい時があります。車だと車が通 る道しか行く事が出来ませんが、自転車のほうが近道できる場合があります。 この前利用者さん宅(酒津方面)に新規の契約に行くにあたり、地図上ではどの道も狭く どこから車で入れば良いか見当がつかなかったので自転車で(間違っていてもすぐ引き返 すことができる)行きました。 「まあこんなところまで自転車で大変だったでしょう。」とびっくりされていました。 通勤距離より近いんですが。つくし

先日は帰宅途中に、西の空の真っ赤な太陽が(まるで秋の空の日没のような)きれいで しばらく自転車を止めて眺めていました。 自転車ライフ、体力の続く限り楽しんでいきます。                             ケアプラン室 N

『こつこつ』がんばります!

寒い日が続いていますが、やっと冬らしい感じがします。
さて、話は変わりますが、毎日『こつこつ』頑張ることの大切さを実感しています。
『こつこつ』がんばれば『骨・骨』骨となり、自分を強くし
『こつこつ』がんばれば『こつ』をつかみ、自分が巧みに動ける力となる
と思います。

最近、『こつこつ』がんばった人!お疲れ様です!!
あなたは強く、巧みになっているはずです。

私も負けずに『こつこつ』頑張ります。

地域連携室 地①

笑顔で過ごせるように

先日、ニュースの介護特集を見ました。身の回りのこと全てに介助を要するお父さんを介護されている娘さんが、同居する家族に協力を求められずに孤立し、うつ状態になってしまったことを振り返られていました。また、お父さんも、追い詰められていく娘さんに心を痛めつつも、イライラしながら介護をされて、つい嫌味を言ってしまうことも多かった様子でした。インターネットで介護者仲間と出会ってからは、家族に支援を求めたり、お父さんと離れる時間を設けたりすることができるようになり、娘さんの表情には余裕が見られ、お父さんも落ち着いて生活されていました。

tatemono_kaigo_shisetsu私も、介護者である御家族とお話するなかで、「デイサービスやショートステイは、本人が嫌うから行かせたら可哀相」とか「本人を預けて、自分が遊びに行くわけにも行かないしねぇ」というような発言を聞くことがあります。その度に、「御家族がしっかり休息をとること・自分の時間を持つことが、御本人の『できるだけ長く自宅で暮らしたい』という思いを支えることになるのでは?」とお伝えしています。介護は短期集中ではなく、先の見えない長期的なものです。御家族が頑張りすぎて疲れた表情をしていたり、イライラした様子で介護をされていたりしたら、御本人もきっと辛いのではないでしょうか。ましてや、体調を崩して介護が続けられなくなってしまっては本末転倒です。御本人の思いも尊重しながら、適切に介護サービスを利用し、御家族とともに自宅で長く暮らすことができるように、お手伝いができればと考えています。

 

医療福祉相談室 ペーパードライバー

相談スペースが出来ました

ブログ図1  この度、倉敷平成病院2階の医療福祉相談室内に相談スペースが出来ました。これまでは相談員の事務所として使っていた部屋でしたが、訪ねて来られる方の相談窓口を分かり易くしたいとの念願がかない、設置して頂くこととなりました。ブログ図2
観葉植物を置いたり、優しい色合いの椅子を準備したりと、相談に来られる方が少しでもリラックスしてお話しできる環境作りを心掛けています。何かご不安やご不明な点がございましたら、お気軽におたずね下さい。専門の相談員(MSW:メディカルソーシャルワーカー)がお話を聞かせて頂きます。

PN 蒼いザリガニ

チーム倉敷平成病院「RUN伴2015」初参加、タスキをつなぎました!

IMG_1176 IMG_1346 IMG_1280 IMG_132210月23日(金)RUN伴2015に参加をしてきました。 「ラン伴」とは何のことか、初めて聞いた方が多いんではないかと思います。 今年で、5年目を迎えるRUN伴は、すべての街が認知症になっても安心して暮らせる地域 になる事を目指して、認知症の人と共にタスキをつなぐ列島リレーです。 7月4日に北海道をスタートしたタスキが、岡山へとつながりました。

当日は、川崎医科大学付属病院さんより、タスキがつながり、 当院からは4人のランナーが 倉敷駅北口より、倉敷平成病院を目指し、スタートしました。
わずかな距離でしたが、すれ違う方たちから声をかけていただき、ゴール地点では、 職員の方々の出迎えもあり、とても楽しく走りきることができました。 来年は、一人でも多くの職員の方と走ることができればと思います。

医療福祉相談室 H

難病医療費助成制度

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は難病医療費助成制度についてご紹介させて頂きます。

難病医療費助成制度とは、厚生労働大臣が定める「指定難病」の患者さんに対して、特定医療費受給者証を交付し、医療費の自己負担部分について公費負担を行う制度です。
所得に応じて、自己負担上限月額が定められています。

助成をうけるには一定の条件が定められており、①対象となる指定難病と診断され、その症状の程度が、あらかじめ定められた重症度分類の程度であること。
または、②指定難病と診断されているが重症度分類の程度ではなく、申請日の月以前の12ヶ月の間に、指定難病医に関する月ごとの医療費総額が33,330円を超える月が3回以上あること。となっています。

現在、指定難病として登録されている疾病は306疾病あります。
厚生労働省のHPにてご確認ください。
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申請方法は申請書、同意書、診断書(臨床調査個人票)、住民票、課税証明書、医療保険証のコピー必要書類をそろえて、患者さんのお住まいの住所を管轄する保健所へ提出して頂きます。
臨床調査個人票は医師が作成する書類ですが、作成できるのは県が指定した難病指定医のみとなっています。診断書や同意書のダウンロード、難病指定医の確認は岡山県のホームページから行えます。
対象の疾患の患者様は主治医の先生と相談の上、申請を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

医療福祉相談室 TK

組織を盛り上げていく一員として

7月になりましたね。これから暑さが厳しくなってきます。体調管理には気を付けたいものです。
さて、夏といえば夏祭りです。我が娘が通う小学校には、毎年地域の方との共同で夏祭りが開催されます。
私は今年、PTA役員になり、学級部の副部長という大役を見事(?)クジで引き当てました。年間行事も目白押しの中、夏休みに開催される夏祭りは一大イベントであり、PTA役員にとっては踏ん張り時です。
昨日も最終打合せがあり、すべて手作りで行われる夏祭りだけあり、ひとつひとつ手作業です。全ては喜んでくれる子どもたちのため…。
さて、そもそもPTAというのはなんなのか?よく分からずに役員となっている私ですが、PTAとは、Parent-Teacher-Associationの略で、各学校で組織された保護者と教職員による社会教育関係団体のこと だそうです。娘の通う小学校は開校9年目の新しい学校のため、PTAの組織自体もまだまだ若い組織です。来年10周年を迎え、まだまだ飛躍していくでしょう。
さて、我が全仁会も職員900名を超す、大きな組織です。今、我が組織は病院機能評価取得という大きな1つの目標に向かって、各部署が一丸となって取り組んでいます。全ては理事長が掲げられた【前へ~心をひとつに全仁会プライドを育む~】をスローガンに。
組織を盛り上げていく一員として私自身、飛躍していきたいです。

医療福祉相談室 お笑い怪獣

初めまして!

こんにちは。梅雨の時期となり、じめじめとした日が続いていますね。20150616
気温差もあり、みなさん体調は崩されていませんか?

さて、私は4月に全仁会に入職いたしました新人職員です。
入職をして2ヶ月とちょっとが経ちました。新しいことが目の前に次々と出現する中、
毎日関わってくださる多くのみなさんから多くのことを学んでます。
経験不足や知識不足を感じる日々ですが、それでも今の自分にできることを精一杯さ
せていただいています。

私が今取り組んでいることの一つに『のぞみの会実行委員会』があります。
今年は第50回という節目の会になるため、よりよいものにしようと取り組んでおります。
実行委員会は自分の部署のみでなく他部署の方とも交流ができる良い機会の場となっており、
新人の私にとってはのぞみの会に関わることができることと、他職種の方と交流ができること
の二つの意味があります。
このように多くの人と関わりをもつことで連携を円滑に進めることができ、より患者さんに
寄り添うことができるのではないかと思います。
堅苦しい内容で読みにくかったとは思いますが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからどうぞよろしくお願いします!

医療福祉相談室 P