10月17日(月)午後、倉敷工業高校機械科3年生の生徒さん10名が引率の高橋先生と共に、車いすの整備ボランティアのために、倉敷老健を訪問してくださいました。
このボランティア活動は平成16年から継続開催されており、倉敷第一病院、倉敷成人病センターなど市内の近隣医療機関を訪問されているとのことです。今年は当施設が最初の訪問とのことで、10名の生徒さんが、2人一組で先生の指導のもと15台の車いすのブレーキ調整やパンクの点検など一式の整備をしてくださいました。
倉敷工業高校機械科ではネジや天盤の溶接、鋳造、鍛造などものづくりの基礎・基本を学習されているとのことです。カメラを向けると少々はにかみながら笑顔でポーズをとってくれました。
この活動の感想をうかがうと「基礎は先生から学んでいるので、しっかりと心をこめて点検します」といううれしい言葉が聞かれました。
倉敷工業高校の皆さん、車いす大切に使います。本当にありがとうございました。
秘書広報室
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向精神薬(こうせいしんやく)についてのおはなし
向精神薬とは?
向精神薬(こうせいしんやく)は、中枢神経系に作用する薬で、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称です。依存性や乱用の恐れがある医薬品は、「向精神薬」に指定されており、取扱いに関する規定が設けられています。現在、「気分安定薬」「睡眠薬」「うつ病治療薬」など数多くの種類が向精神薬に指定されています。
さて、最近では、エチゾラム(商品名デパス他)とゾピクロン(商品名アモバン他)が向精神薬に指定されました。(平成 28 年 10 月 14 日施行)
エチゾラムとゾピクロンが今回指定された理由として、これらの薬は依存性があると国が判断したためです。(国立精神・神経医療研究センターなどが精神科医療機関を対象に行った「全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査」の結果も踏まえて決められたようです。)
~具体的に何が変わるの?~
○処方できる日数が30日まで
○輸入禁止
○医療機関では誰もいないとき鍵の掛かる引き出しに入れて管理が必要
○許可なく人に譲り渡すと法律違反になる
などなど…多くの規制があります。また、高齢者がこれらの薬剤を過量に服用すると、ふらついて転びやすくなったり、酒に酔ったような状態になったりする恐れがありますので注意が必要です。
薬剤師としては、今回の向精神薬指定を受けて、患者さん一人一人に適した薬剤の提案や医薬品の適正使用を推進していきたいと思います^^
くれぐれも患者さん自身の判断で薬の量を調整しないようにしてくださいね。どんなお薬でも、決められた用法用量は守って正しく服用することが、とても大切です♪お薬に関する相談はお近くの薬剤師へ~^^
薬剤部 なか
【RUN伴(らんとも)2016参加 10月22日(土)午前10時 倉敷平成病院正面玄関にてゴールを応援しよう!】
このたび、認知症の人や家族、支援者などが少しずつタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴(ラントモ)」に涌谷認知症疾患医療センター長をはじめ倉敷平成病院スタッフ7名が参加します。
ルートは図のとおりですが、倉敷平成病院正面玄関でのゴールを皆で応援したいと思います。
10月22日(土)午前10時に倉敷平成病院正面玄関へご参集ください。また沿道での応援も大歓迎です!昨年のようすはこちらです。
認知症疾患医療センター
第51回のぞみの会~臨床検査部よりお知らせ~
11月6日(日)に第51回のぞみの会があります。私たち臨床検査部は、12時30分~14時までの1F「ふれあい広場・検査体験コーナー」において、動脈硬化度検査(CAVI/ABI)、頚部エコー検査、体液量・細胞外液量測定をします。時間の制限もあり、申し訳ありません・・・今年も当たり券をお持ちの方のみとなります!!
当たり券は、当日受付で配布されますピンクの冊子の中に入っています。ぜひ、当たり券がありましたら、当たり券に書いてある検査時間に1Fの生理機能検査室へお越しください。
*動脈硬化度(CAVI/ABI)ってどんな検査??
#両上腕と両下肢の血圧を測定することで、動脈の硬さ(CAVI)と血管の詰まり具合(ABI)が分かる検査です。検査時間は5分程度です。
*頚部エコーってどんな検査??
#頚部に超音波を当てて、頚動脈の血管の壁(内膜)が厚くなっていないか、プラーク(コレステロールの塊)がないか、血管の狭窄や閉塞はないかなどが分かる検査です。検査時間は5分程度です。
*体液量・細胞外液量測定ってどんな検査??
#部位別の体液量や筋肉量、タンパク質やミネラル量などの体成分が測定できます。
栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、身体はバランスよく発達しているかなど、人体成分の過不足を評価することができる検査です。検査時間は5分程度です。
*結果はすぐ分かるの??
#はい、当日検査終了後、当院生活習慣病センター青山先生から結果の説明があります。気さくでやさしい先生です。体の気になること等ありましたら、この機会にぜひご相談してみてください。
その他、検査についてご質問等ございましたら、ぜひ1Fの生理機能検査室へお越しください。私たち臨床検査技師がお待ちしております☆☆
第86回糖尿病料理教室開催報告
10月1日(土)、倉敷生活習慣病センターにおいて『第86回糖尿病料理教室』を開催しました。世界旅行をテーマに行っている料理教室の第4回目は中国薬膳です!
今回は初の試みとして料理教室の後に運動教室を行いました。
料理の1つひとつに、薬膳としての効能があるとされる食材をバランスよく盛り込んだ、体に優しく、美味しいお弁当が出来ました。
また、今回は副菜5つのうちから3つを選んで頂く、楽しいメニューとなりました。
次回は12月3日開催予定です。次の旅先はロシアです☆寒い冬に、温かいロシア料理はいかがでしょうか?お気軽にご参加お待ちしております。
❤デザートタイム❤
中華スイーツといえば杏仁豆腐!ということで、杏仁豆腐の上に、いちじくとキウイのフルーツゼリーをのせて、彩り鮮やかな二層の寒天を作りました。
☆運動教室☆
理学療法士より運動についての講義を聞いた後、音楽に合わせた楽しい運動を行いました。
食事前後と運動後、血糖値を測定することで、食後の運動で血糖値が下がることが実感できた患者さんもおられました。
◎本日のメニュー◎
○二色おにぎり:楊貴妃も食べていたと言われる黒米と、食物繊維たっぷりのもち麦を使って、2色のおにぎりに。
○鯛の八角香り焼き:中華料理の香辛料として知られる八角が入った液に鯛を漬け込み、香り良く仕上げました。
○大豆ミートの酢豚風:肉よりもカロリーが約1/4カットでき、良質な蛋白質が摂れる大豆ミート。今回は酢豚風で。
○手作り水餃子:手作りの皮でえびとにらをたっぷり包みました。苦労した分美味しいです。
○塩麹ドレッシングのサラダ:手作りの塩麹をドレッシングにしてサッパリと野菜を頂きます。
○小松菜のタカキビ和え:雑穀のタカキビをお浸しに入れることで楽しい食感に。
○セロリとしめじのオイスターソース炒め:苦手な人も多いセロリを、オイスターソースで炒めて食べやすく。
○さしみこんにゃく甘酒味噌かけ:滋養強壮に良いとされる甘酒を使った味噌だれを作りました。
○とうもろこしとうふ:とうもろこしをくず粉で練って、まったり濃厚なとうふに仕上げました。
○薬膳スープ:薬膳らしくクコの実を散らし、彩り良く仕上がりました。
○フルーツ杏仁豆腐:フルーツと杏仁豆腐のコラボレーションが美しくて美味しいデザートです。
計550kcal(たんぱく質24.3g、脂質12.7g、炭水化物89.3g(糖質81.1、食物繊維8.2g)、塩分2.6g)
※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。
栄養科 管理栄養士 K.M
AMDA(アムダ)と倉敷平成病院との連携協力協定が倉敷ケーブルテレビで紹介されました
10月11日にAMDA(アムダ)と倉敷平成病院が連携協力協定を締結しましたが、この様子が同日の倉敷ケーブルテレビのニュース「KCTワイド」にて紹介されました。
倉敷ケーブルテレビのホームページから動画を視聴できます。
(秘書広報室)
CT装置バージョンアップ
去る7月25日にCT装置がバージョンアップしました。このCT(Aquilion PRIME)に更新してから2年がたちその間バージョンアップが2回用意されていて今回ようやく適用することが出来ました。
すごいソフトが追加されると聞いてウズウズして待っていました。
その名は “SEMAR:Single Energy Metal Artifact Reduction” 「シーマー」と呼びます。
最近は、異なる2つの管電圧で撮影したもので解析をするものがありますが、これは1つの管電圧で撮影したデータを利用して金属から出るノイズを低減してくれるソフトです。
用途としては、大腿骨頚部骨折時の手術選択として人工骨頭置換術という手術で、この人工骨周辺のノイズ低減に使えます。
この人工骨にはチタン、ステンレス、コバルトクロム合金などの金属が使用されていて、とても頑丈です。
そもそもCTと言うのはX線を人体に照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理し画像化する物なのですが、そのX線は金属を透過しづらい性質があります。
そのため体内に金属があるとその周辺ではノイズが多く発生します。
特に大腿骨に使用される人工骨頭は多くの金属を含み骨盤領域にとっては辛いものでした。
しかし!このSEMARを使えばそのノイズを低減することが出来るのです!!
長年CTを使用していますが、この様な画期的なソフトが登場するとは夢にも思いませんでした。
Made For life 東芝メディカルシステムズさん、この場を借りてお礼を申し上げます。
実際の画像をこの場ではお見せできませんが、インターネットで”東芝 SEMAR”で検索して頂けたらその技術のすごさが分かると思います。
また、来月11月6日(日)に当院職員と一般の方とのふれあいの場、“のぞみの会”が開催されます。
そのふれあい広場のコーナーで放射線部は、新3T MRI装置の説明と併せてこのCTバージョンアップの内容についても行いますのでどうぞお越し下さい。
放射線部 トンカツ
倉敷平成病院グッズ 第2弾︕
AMDAと倉敷平成病院との連携協定が山陽新聞に紹介されました
10月12日(水)の山陽新聞朝刊倉敷総社圏版に紹介されました。山陽新聞のホームページにも記事が掲載されています。このような報道を鑑みるに、我々の活動の社会的意義の大きさを感じています。
秘書広報室
AMDAと倉敷平成病院が連携協力協定を締結
このたび、認定特定非営利活動法人AMDAと社会医療法人全仁会倉敷平成病院は「連携協力に関する協定」を締結することとなり、10月11日(火)15時30分~ 倉敷平成病院にて協定締結式が執り行われました。
本協定は、将来発生しうる大規模災害(南海トラフ地震)に備え連携協力を推進することで、被災者への緊急人道的支援を円滑に行うことを目的とするものです。たこの協定により地域医療についての情報交換、相互協力を密に行うことで、地域医療連携の視野を広め、倉敷市の地域医療福祉の永続的な発展、向上に貢献することができるものと考えています。締結式では、AMDAグループ菅波茂代表と、当院高尾聡一郎理事長がそれぞれ署名、捺印を行いました。
この様子は、同日17時以降毎時0分~の倉敷ケーブルテレビワイドにて紹介されました。
また、翌日夕方の瀬戸内海放送ニュースにて報道されました。
(秘書広報室)