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令和5年度 倉敷平成病院 消防訓練 実施報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年3月22日(金)14時~15時で、消防訓練を実施しました。当院は、防火管理者の選任が必要な規模の建物(防火対象物)であり、消防訓練(通報・消火・避難を行う訓練)を定期的に実施する義務があります。
訓練は、夜間、病棟で火災発生が発生し、夜勤者が患者さんを避難誘導するという想定で実施されました。
まず事前に、訓練のメンバー(防災委員をはじめ当直医師役や、当直師長役のスタッフなど)33名で委員会を実施、担当者は事前にシミュレーションを行いました。
訓練の流れとしては、火災報知器が鳴り、出火場所を発見。発見者が場所を大声で他スタッフに知らせるとともに、初期消火を実施。その後、患者を避難させるというものでしたが、実際に実施してみると想定外のことや、不備が発生しました。
「訓練でできなかったことは実際でもできない可能性が高い」と反省会で消防署の方よりご指導いただきました。災害はいつ起きるかわかりません。実際に火災となり、本当の患者さんを避難させるとなると訓練以上に混乱することが予想されます。万が一の時に備える必要性を痛感しました。

防災委員(2階病棟看護師) T

 

改定の4月

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

暖かい日が続いて、春らしくなってきました。お花見など、楽しいことをいろいろやりたい気分になりますね。
でもでも・・私たち、医療介護分野で働く人間にとって、今年の春は楽しいことばかりではありません。

2024年は、6年に1度のタイミングで医療・介護・障害福祉の3つの制度の報酬が改定される年なのです。通常、それぞれ2年ごと、3年ごとに改定がありますが、その3つが重なる重要な年といえます。

日本が超高齢社会であるのは言うまでもありませんが、いわゆる団塊の世代が75歳以上となるのが2025年、第二次ベビーブーマーが65歳以上になるのが2040年。この15年間は医療、介護のニーズが継続して増加すると言われており、それに備えて、いろいろな体制の整備が進められています。

医療保険も介護保険も、未来に続いていく制度でなければいけません。今の高齢者だけでなく、これから年を取っていく人も安心して年を重ねていけるように、今回の改定では、医療と介護が更に連携することや、要介護状態を予防するためのリハビリテーションや栄養、食べることへの取り組みの強化などが実施されます。また、限られた人材を有効に活かしていくことも重要な課題とされています。

改定の年は、私たち介護サービス事業所は、書類を作り直したり、使っているシステムの設定を変えたり、ご利用の方に説明して承諾を頂いたり、市役所に提出する書類を作ったり、と通常業務に加えていろいろとやらなければならず、バタバタします。
ご利用の方、ご家族の中にも、利用料金が高くなったりして負担が増えるなーという方がおられるかもしれません。でも、2025年問題と2040年問題へ向けた重要な改定です。

4月は忙しい日が続きますが、保険制度が未来にも継続され、高齢者を含む全ての人が安心して暮らしていけるための改定と思って、スタッフみんなで乗り切りたいと思います!

ケアマネジャーA

イラスト:イラストac

山陽新聞メディカ289号 当院婦人科 植田敏弘医師の記事が掲載されました

カテゴリー: お知らせ, 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

【山陽新聞メディカ289号 当院婦人科 植田敏弘医師の記事が掲載されました】

令和6年4月2日(火)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.289「地域の健康を支える医療を提供②」に当院婦人科  植田敏弘医師の記事が掲載されました。是非ご一読下さい。
https://medica.sanyonews.jp/article/31532

広報課

【令和6年度全仁会グループ辞令交付式】

カテゴリー: お知らせ, 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

【令和6年度全仁会グループ辞令交付式】

令和6年4月1日(月)、令和6年度全仁会グループ辞令交付式が執り行われました。

今年度は、常勤医師3名および新入職員40名(看護師13名 他)と、合わせて昇格者への辞令交付も実施されました。

高尾理事長より「新社会人になられる皆さん、これから困難に直面することもあると思いますが、まずは環境に慣れ、一生懸命頑張っていただきたいと思います。
我々先輩職員が皆さんの成長をサポートします。たくさんの新しい力と今までの全仁会の力を合わせて、令和6年度を素晴らしい1年にしましょう」と挨拶がありました。

新入職員は研修を経て各部門への配属となります。

新入職員の皆さんが安心して業務を行い、患者さんに安定した医療・介護を提供できるよう、それぞれの部署でしっかりとサポートしてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

広報課

いよいよ新年度

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

本日からいよいよ新年度となり、全仁会でも眩しい笑顔の新入職員を迎えました。
倉敷老健にも介護職員の仲間が増えました。
日差しも明るくなり窓辺はぽかぽかと暖かい陽気の日も増えて、やっと待ちに待った
春到来です。
倉敷老健の入所者様も新年から少しずつ春を迎える準備をしてきました。
2月の節分にはフェルトや綿で作った恵方巻きを飾って、たくさん福を呼び込みました。
3月のお雛様の準備では、着物の柄選びにはじまり、髪型にもこだわりながら創作に
取り組み、皆さんそれぞれ満足そうに「うちの子が一番可愛い」とできばえを褒めながら、
嬉しそうにお部屋に飾っておられました。

いくつになっても人形のように、美しさ、艶やかさ、可愛いらしさを求める乙女たち、これが若さと元気の源ですね。
まだ桜の蕾は小さいですが、今年も倉敷平成病院の駐車場にお邪魔してお花見ができるのを心待ちにしております。

倉敷老健 看護師 M.K

【倉敷平成病院2024桜開花宣言】

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

今年は暖冬だったので桜の開花が昨年のように早いのかと思っていましたが
3月に入って予想外の寒さや雨で開花時期がずれ込んでいました。
昨日からぐっと気温が高くなり、リハビリで歩道を歩かれているご入院患者さんもつぼみの膨らみを確認しておられました。
3/30(土)午前8時、倉敷平成病院の桜並木で7輪開花しているのを確認いたしましたので
本年は3月30日を開花日といたします。昨年は3月20日に開花でしたので10日遅い開花となります。
土日は快晴の天気予報で新年度が始まる4月1日には一気に開花が進みそうです。

#倉敷平成病院 #倉敷 #病院 #桜 #開花宣言 #桜2024

広報課

歯垢って?歯石って?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんは歯のまわりにつく歯垢(しこう)や歯石(しせき)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。では、歯垢や歯石は細菌の塊である事はご存知ですか?

歯垢とは、食べ物に含まれる糖分をエサにして増殖した細菌の塊です。ほんの少しの歯垢の中にも300種類1億個もの細菌が存在していると言われています。
歯垢はヌルヌルして粘着性があるため歯に強固に付着し、放置すると虫歯や歯周病の原因となります。

歯垢が付きやすい・増えやすい人
・適切な方法で歯磨きができていない人
・歯並びが悪い人
・甘いおやつを頻繁に食べる人・・・砂糖が口腔内の細菌の栄養源になってしまいます。
・キャラメルなど歯にくっつくものをよく食べる人

歯垢が残りやすい場所
・歯と歯の間
・歯と歯茎の境目
・抜けた歯の周り
・歯が重なっているところ

歯垢は水に溶けにくい特徴を持っているため、うがいだけでは落とす事はできません。歯ブラシやフロス・歯間ブラシでしっかり擦ってとりのぞいてあげることが大切です。


また、この歯垢が固まってしまったものが歯石です。
歯石になると歯磨きでは落とすことが難しくなります。歯石がついたままにしていると、歯石の表面は凸凹しているためその上にさらに歯垢がついてしまい、歯周病を進行させる原因になってしまいます。歯石は、歯科で機械を使って除去していくことが必要となります。
歯垢や歯石を貯めないために毎日のブラッシングできちんと歯垢を落とし、清潔で健康なお口の中を保ちましょう。
甘いものを頻繁に食べる方やキャラメルなどくっつきやすいものよく食べる方は、1日の中で口にする回数を決めるなど食習慣の見直しもしてみてください。

歯科衛生士 S

 

倉敷川沿いの河津桜

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

暖かくなったかと思えばまた寒くなる、寒暖定まらないこの頃ですが、ケアハウスの横を流れる倉敷川沿いの河津桜が見頃を迎えています。

約1000本も植えられている河津桜は、早咲きの桜で毎年2月後半から3月中頃までが見頃です。ご入居の皆様もこの季節を楽しみにされており、遊歩道を散歩された方は、都度、桜の開花状況を「もう1輪咲いていたよ」「色づきだした」「濃いピンク色の花が綺麗」などとご報告してくださるのが恒例となっています。

公用車で倉敷平成病院へ通院の際など、桜並木の横を通った際は「けっこう咲きだしたね。次、病院行くときは満開かな」「綺麗だね」「今度の雨で散らないと良いね」「私は初めて見たけど、すごいねえ」と車内の話題となっています。

桜が見頃になってからは「お花見に行ってくるね」とご入居の皆様同士で誘い合って遊歩道を散歩されたり、「部屋からも見えるんよ」とお部屋からの景色を楽しまれたりしています。

河津桜が咲き終わる頃には、敷地内に植えられているソメイヨシノが続いて咲き始め、ケアハウスの花見シーズンもいよいよ本番となります。春光うららかな季節、皆様がお健やかに過ごせますようお祈りいたします。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 管理栄養士Y

看護学生対象就職セミナーに参加してきました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年3月20日(水・祝)に岡山コンベンションセンターで開催された、『マイナビ看護学生就職セミナー』に倉敷平成病院として参加してきました。
今回は、教育担当師長ともうすぐ2年目となる看護師も一緒に参加しました。

この日は全体で500名近い看護学生が来場され、会場も大変にぎわっていました!
当院のブースにも合計で約150名の方が説明を聞きに来てくだり、大盛況でした。誠にありがとうございます。

今回は説明時間が1ターン25分と短い時間ではありましたが、当院の概要や看護部の教育体制をポイントに絞って説明させていただきました。

また若手看護師には、学生の皆さんからよくいただく質問に対して、学生に近い視点で回答してもらいました。
皆さんの今後の就職活動の参考となっていれば嬉しく思います。

4月からは、当院にて看護学生対象に就職説明会を定期開催してまいります。
当院についてより詳しく知りたい方は、ぜひ説明会にお気軽にお申し込みください!

お申し込みは、マイナビ看護学生のサイトの他、お電話やメール、看護師募集専用サイトからも可能です!
皆さまのお越しをお待ちしております。

問合せ先:人事部 日笠(ひかさ)・米村(よねむら)

第21回もの忘れフォーラム開催報告

2024年3月9日(土)「市民公開講座 第21回もの忘れフォーラム」を倉敷健康福祉プラザにて川崎医科大学附属病院と倉敷平成病院合同で開催致しました。
コロナ禍を経て久しぶりの対面での開催となりました。178名と多くの地域の方々にご参加いただきました。

第1部では、北川瀧先生から「人はどのように老いていくのか~介護を通して考えさせられたこと」をテーマにご講演を頂きました。働きながら認知症のお母さまを介護されてこられた経験を、お母さまの経過とともに、介護中節目節目の気づきがあったこと、その一つ一つが介護のモチベーション維持に繋がったことなど多くの貴重な経験談をお話頂きました。人生の幸せとは?・・「この世に生まれてきて、一つでも多くのことを知り又経験すること」ではないかと、自分自身も心身ともに熟成させてくれる栄養になると締められました。

第2部では、川崎医科大学附属病院 脳神経内科 三原雅史教授より、「認知症治療の新たな選択肢~新規抗体医薬品への期待~」というテーマでご講演を頂きました。

第1部、第2部ともに、地域市民の方からは多くの質問があがり、質問がやまない状況にありました。同じ介護をしている方同士だからこその悩みや葛藤、「こういう対応もありますよ」などアドバイス等もあり、大盛況にフォーラムを終えることができました。

レカネマブ投与治療は、当院でも導入体制が整い、現在1名に対し、治療が先日開始されました。レカネマブは認知症の症状を抑制する薬ではなく、アルツハイマー病の原因の一つであるアミロイドβ蛋白を除去することを目指した薬剤となります。治療対象となるには様々な条件が必要となりますが、ご相談頂けたらと存じます。

今後も認知症疾患医療センターの役目をはたし、地域医療に貢献できるよう努めて参ります。


秘書課 U