通所リハの作業療法士の仕事

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

ヒヤッと肌寒くなってきました。「冬はもうすぐそこ」。季節の変わり目で体調を崩さないようにして下さいね。
今回は通所リハビリで働く作業療法士の仕事についてご紹介したいと思います。

みなさん:「みんな足や腰の運動もしてくれるよー。理学療法士とどう違うの?」
私:「うーん。難しい質問ですねー。」

そうなんです!!同じ運動をさせて頂く事もあります。
みなさんの生活は、しっかり座ったり、立ったり、移動したり(歩きや車いすへの乗り移り)する動作が基本となって、通所リハビリで過ごしたり、ご飯を食べたり、トイレに行ったり、お風呂に入ったり、家事をしたり、散歩に行ったりすることができています。
そのために、腰がかがみやすい人は伸ばす運動、足の踏ん張りが弱い人は筋力トレーニングや歩く練習、痛みがある人や関節が硬くなりやすい人はストレッチ、玄関の段差を上らないといけない人や敷居につまずきやすい人は段差の練習、家事をする人は家事動作に近い動作の練習など、その方にとって必要なリハビリを理学療法士と同様に行っています。

「じゃあ作業療法士はいなくてもいいんじゃない?」とならないように、作業療法士がすこし得意とするところをご紹介したいと思います。

①片麻痺の方の上肢機能訓練や自主トレーニングメニューを考えること

 

 

 

 

 

 

②日常生活動作の工夫点を考えること

 

 

 

 

 

 

 

③認知機能が低下している方や手の使いづらい方が創作活動や脳活性プリントへ取り組まれる時に、「少し頑張ればできる」ように手助けをして、楽しく行えるようにすること
こういった関わりの中でも、作業療法士はリハビリを行っています。

しっかり歩きたい。転倒を予防したい。関節が硬くならないようにしたい。今の生活を続けていきたい。といった目標に向かってのリハビリに加えて、
もう少し麻痺のある手の練習がしたい。家のトイレや着替え・家事動作などのこの動作がうまくできるにはどうしたらいいのか知りたい、練習したい。通所リハビリで色々な人と話したり、創作活動をしたり、脳活性課題を楽しく行いたい、という目標に向かってのリハビリも他の職種の方と話し合いながら行っています。

今日もみなさんの様々な目標に向かって、作業療法士は仕事をさせて頂いています。
通所リハビリテーションに興味がある方はお気軽にご連絡ください。ぜひ見学・体験をお待ちしております。

通所リハビリテーション 作業療法士Y

 

倉敷ニューロモデュレーションセンターにおける理学療法士の役割

11月に入り、寒さがより一層体に応えるようになりました。皆様、体調崩されたりしていませんか?今年は暑かったり、寒かったりと、季候に悩まされる年だったように思います。これから寒さも本格的になると思います。皆様、体調管理には十分注意してお過ごしください。

倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、パーキンソン病や本態性振戦、ジストニア、慢性疼痛などの病気、症状に悩まれている患者様に対して、DBS(脳深部刺激療法)、SCS(脊髄刺激療法)、さらに今年は、脳卒中後疼痛の麻痺患者に対してバクロフェン療法(筋の痙性を軽減させ、除痛を図る手術)などの様々な治療を実施しています。その中で、私たち理学療法士は、状態の経過を評価、リハビリテーションにて身体機能の維持または向上を図る役目を担っています。
倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設されて、早2年が経とうとしています。この約2年の間で、様々な患者様が手術を受けられ、私たちも様々な患者様に関わらせて頂きました。皆様リハビリも大変意欲的に取り組んでくださるため、私たちセラピスト一同とてもやりがいを感じていますし、日々奮闘しています。同じ病気や症状で悩まれている患者様が多いですが、実は患者様一人一人でニーズが違ったり、今後の展望について不安を感じていたり、希望を持たれていたりと、多種多様のように思います。そんな中、まずは患者様のニーズ、困っていること聴取・理解し、信頼関係の形成を大切にしています。

手術前は症状が強くて歩くことさえ困難だった患者様が、退院時には歩けるようになったり、痛みが強くて常に苦痛表情を浮かべていた患者様が、退院時には痛みが軽減し笑顔がみられるようになったりと、様々な患者様をみてきました。形は違いますが、それぞれの患者様のニーズに沿ったリハビリを提供出来た時が、何より最高な瞬間です。
今後も、さらに患者様の笑顔を増やすため、ニューロモデュレーションにおけるリハビリを多くの人に知って頂けるため、日々研鑽を積んでいこうと思います。

 

倉敷ニューロモデュレーションセンター 病院PT Y

※許可を得て写真を掲載しています。

第67回院内コンサート開催報告

カテゴリー: 院内コンサート | 投稿日: | 投稿者:

10月29日(月)10時30分~、第67回院内コンサートが開催されました。演奏は折井ユミコさん(オカリナ)と原巧一さん(コントラバス)、渡谷元子さん(箏)の3名でした。

秋の晴天に恵まれた光一杯の外来ホールでのコンサートは格別でした。「紅葉」が演奏された際には、思い思いに口ずさんでおられる方もみられました。

演奏曲目は
・浜辺の歌
・砂山
・紅葉
・白い恋人たち
・海の見える町
・糸
・スカボローフェアー
・涙そうそう
の8曲でした。次回、第68回院内コンサートは 12月17日(月)、少し早めのクリスマスコンサートを予定しております。詳細が決まり次第ご報告いたします。是非ご来場ください。

秘書広報課

第43回のぞみの会ありがとうございました!~歯科より~

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

10月28日(日)にのぞみの会が開催されました。
毎年、行われている恒例の行事で大勢の方に参加していただいています。

今年も、歯科のブースは相談コーナーでした。
日頃、なかなか聞くことのできない悩み等、一緒にお話し出来るいい機会となりました。

私は、スタンプラリーも担当させてもらいました。
5種類のゼットくんのシールを集めてもらい、集まったら景品と交換できます。
今年も、頑張って集めている方と楽しくお喋りさせていただきました。多くの方と
ふれあう事ができ、私も楽しませてもらいました。

お口の悩み、相談は随時受け付けております。
皆さん、お気軽にお越しください。

歯科衛生士  I

 

倉敷老健秋祭りを行いました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

日ごとに秋めく中、10月13日(土)「老健秋祭り」を開催しました。老健のお神輿は職員の手作りです。そのため回を重ねるごとに少し痛んできていました。

こでこの度新しくスタイリッシュなお神輿を作成いたしました(担当してくれた職員に感謝です)。「大事に壊れないように注意しようね。」と言っていました。ところが、いきなり登場で神輿の一晩上に乗っている鳳凰を看板にぶつけてしまい、ハプニングと笑いからの始まりでした。

続いて新人職員による「ふるさと」の合唱、にんじんクラブのボランティアの方から腹話術、どじょうすくい、南京玉簾を披露して頂き、皆さん笑顔で楽しんでいらっしゃいました。


演目を楽しんだ後は回遊です。ヨーヨー釣り、千本釣り、綿菓子にスイーツなど入所の方がそれぞれにご家族やボランティア、職員と回って行き、大変盛り上がりました。特にスイーツは色とりどりで、何個も食べられている方もいました。また、今年の綿菓子は5色とカラフルで、小さな子供さんが何回も足を運んでいました。


老健に入所されている方は、日常生活や外出するにも介助が必要な方が殆どです。

多くのボランティアの方々に協力頂かなければ、このような機会を設けることができません。皆様に協力頂き、無事に入所の方々と共に「老健秋祭り」を楽しめたことを嬉しく思います。本当に心から感謝いたします。
老健K

ありがとうございました!倉敷工業高校の生徒さんが車いす整備ボランティアに来所くださいました

カテゴリー: 倉敷老健, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

10月22日(月)の午後、倉敷工業高校機械科3年生の生徒さん8名が引率の山﨑先生と共に、車いすの整備ボランティアのために、倉敷老健を訪問してくださいました。
このボランティア活動は平成16年から継続開催されています。2人一組で約10台の車いすの整備をしてくださいました。パンクについては、何度もチューブを取り外し、パンクの箇所を確認され、丁寧に修理して下さっていました。
通常、車いすのパンク修理は一か所につき2,000円程度の修理費が必要です。倉敷工業高校の方々の善意に心より感謝いたします。大切に使います。本当にありがとうございました。

(許可を得て写真を掲載しています)

倉敷平成病院 業務サービス部K

第53回のぞみの会だより-18-ありがとうございました!

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第53回のぞみの会が10月28日(日)に開催されました。
例年よりも一週間早い時期の開催で、インフルエンザがまだ流行る前で天候にも恵まれ、約900名もの方々にご参加頂き盛況に終えることが出来ました。

今年のテーマは『地域へ、そして未来へ~これからも共に生きる全仁会~』でした。
のぞみの会実行委員会では毎回、実行委員長の篠山副院長が「今年は倉敷市真備地区を中心に豪雨災害がありました。職員の中にも被災者がいる中、こういう時だからこそ、地域の絆が大切です。地域の皆様に笑顔で喜んで頂ける会になるように全仁会みんなで協力・助け合ってまいりましょう!」と指揮をとり、私たち実行委員もポスター作りから始まりより素晴らしい会となるように準備を進めてまいりました。
SCS(脊髄刺激療法)で病による痛みと共に生きていく体験談を発表頂いた方、教えちゃいます私の健康法・認知症予防法で発表・ご応募頂いた方、ギャラリーのぞみに思いのこもった素敵な力作をお寄せいただいた方等々・・・たくさんの人々に支えられて素晴らしい会を作り上げることが出来ました。
[平成]最後ののぞみの会、元号が[平成]でなくなっても
【平成病院】は変わらず【平成病院】として、来年の今頃、第54回のぞみの会(場所は未定)をさらに魅力ある会にすべく職員一同取り組んでまいりたいと思います。
ご来場頂いた皆様本当にありがとうございました。

第53回のぞみの会実行委員 臨床検査部 O

第8回 わくわくカフェ 開催報告

10月20日(土)、認知症疾患医療センター主催の第8回「わくわくカフェ」がケアセンター多目的ホールで開催され、21家族40名の参加がありました。第8回のわくわくカフェは本来7月7日(土)に実施する予定でしたが、倉敷の豪雨の影響により、急遽中止となりました。7月7日に参加予定であった方も今回のカフェに多くの方が参加していただきました。

今回、涌谷先生からは脳を守るために日常生活で気をつけることや音読が脳に良いことをわかりやすく話をしていただきました。

「元気にわくわく体操」では、通所リハビリの山本作業療法士と松永理学療法士より、認知症予防のため家庭でも取り組める楽しい体操を参加者とスタッフ全員で取り組みました。ゲームタイムでは声を発することなく身振り、手振りでお題を伝えていく「ジェスチャーゲーム」を行いました。参加者同士が協力し、難しいお題    では色々と悩みながらも正解した時には明るい笑顔があちこちでみられました。

 

後半は、「ホットケーキ作り」、「カレンダー作り」、「昔の遊びコーナー」、「脳トレ」などのブースに回っていただき、どのブースも大変盛況となり、患者さんやそのご家族とのつながりを深める一つのきっかけになったのではないかと思います。

今後も、認知症について地域の人々がわくわくと楽しみながら向き合える機会のお手伝いができるよう頑張って参ります。

 

リハビリテーション部 CP    W

介護職募集サイトを立ち上げました!

カテゴリー: 介護求人, お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

10月も終わりに近づき、そろそろ本格的な冬がやってくる時期です。気温も朝晩下がってまいりましたので、風邪などひかないよう体調管理には十分気を付けていきたいです。
平成30年10月1日より、全仁会グループの【介護職募集専用サイト】をオープンしました!これまでは、求人案内やパンフレットのみでしたが、「全仁会グループにある多くの施設をよりわかりやすく紹介したい」「介護職を目指す学生に向けて広くPRしていきたい」との思いで、広報課と共に作成しました。
今回の作成にあたり、当グループで勤務している介護職員にも協力していただき、介護職の魅力と全仁会の魅力をしっかりと伝えられるようなサイトになったと思います。サイトには、各施設の紹介や先輩からのメッセージ、福利厚生まで様々な情報を掲載しています。また近年は、就職活動に関する施設の情報をスマートフォンで検索する方が多いとのことで、サイトのデザインもスマートフォンでの見やすさを意識してみました。ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

平成31年度入職の介護職員の募集は現在も行っており、詳細は新しい募集サイトにも掲載しています。また見学会を11月10日(土)10時~倉敷平成病院3階会議室で実施予定です。
お気軽にお問い合わせ・お申込みください!よろしくお願いいたします。

介護職募集サイトURL:http://www.heisei.or.jp/recruit-careworker/

人事課 H

11月11日(日)パーキンソン病についての勉強会が開催されます

このたび、「知っておくべきパーキンソン病の基礎知識」と題して当院高尾芳樹院長が座長をつとめ、倉敷紀念病院 安田雄先生・倉敷ニューロモデュレーションセンター 上利崇先生が講演をされます。
また、当院理学療法士科長山下昌彦が、パーキンソン病体操をご紹介いたします。
講演の後には、個別相談会も予定されております。お悩みの方がおられましたら、是非この機会にご来場ください。参加は無料で、お申し込みは 電話03-3344-2041(朝日カルチャーセンター・プロジェクト事業本部)までとなっております。

秘書広報課