ケアセンターショートステイ~ひな祭り会をしました~

春なお浅く、朝夕はまだまだ冷え込む昨今ですが、皆様、お健やかにお過ごしでしょうか。
日中は暖かくなり、子どもと公園や動物園などに出かけるのも心地よい季節となったように感じます。
幸いなことに我が家では大きな病気もなく過ごす事が出来ていますが、世間ではマイコプラズマ肺炎などが流行していると聞きます。マイコプラズマ肺炎は子どもがなることが多いと言われていますが、大人でも感染し、感染すると発熱や倦怠感、頭痛、咽頭痛などの症状が現れ、数日後には激しい咳がみられるようになります。解熱後も治るまでに3~4週間ほどかかり、咳が長引くこともありますので注意が必要です。つばなどの飛沫や、感染している方と接触する事が感染経路となります。

さて、そんなマイコプラズマ肺炎ですが、しっかり予防する事も出来ます。
予防方法は
①しっかりとうがい、手洗いをする。
②人ごみを避ける。
③マスクを着用する。
④アルコール消毒する。
など基本的な感染対策が効果的です。今一度、感染対策を心がけて健康に過ごしましょう。

また、感染してしまった場合でも、抗菌薬を処方してもらうことで早期の治療が期待出来ます。早めに病院受診をするようにしましょう。

さて、当施設では3月の行事会「ひな祭り会ならびに誕生日会」が行われました。
掲載している写真は、ショートステイをご利用の方とスタッフで作ったひな人形の壁飾りです。皆様お上手に塗られていました。
まだ朝晩の冷え込みが厳しい日もあります。思いがけぬ春寒にお体崩されませんようお健やかな日々をお過ごしください。

ケアセンターショートステイ 介護士 K

新年度に向けて

気がつけば3月も終わりに近づき、新しい年度が始まろうとしています。
新年度には新たな仲間も迎えることとなります。
新入職のソーシャルワーカーは毎年法人内の施設や他部署で研修を行い、法人内の施設やサービスについて知る機会を設けています。

全仁会には「救急から在宅まで、何時いかなるときでも対応します」という理念があり、その各ステージで求められるソーシャルワークも多岐にわたるため、どんな部署があり、どんな患者さん・入所者さん・利用者さんに対応しているのかを知ることを目的としています。
ソーシャルワーカーが行う相談援助や多くの調整には、社会資源の知識が不可欠になります。今後業務を行っていく中で、見て学んだものを相談者の方に説明できるようになってもらえるよう10年以上前からこのような研修が行われています。

私自身も入職時に研修があり、ドキドキワクワクしながら研修に参加したことを今でも覚えています。その後も相談者の方に施設やサービスの説明をする際に、研修で見聞きしたことをイメージしながら話を行えたこと、またソーシャルワーカーの業務の多くが多職種との連携も大切となるため法人内の各部門との顔つなぎという意味もあったのだと業務を行う中で感じました。

新人だった頃から月日はたちましたが、あの頃の気持ちは大切に、知識や多職種との連携を円滑に行いながら相談者の方によりよい支援が提供できればと思います。

地域医療連携センター T

イラスト:イラストAC

【令和6年度 新入職員 12ヶ月目フォローアップ研修 開催報告】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

3月8日(土)8時45分より、倉敷平成病院救急棟4階会議室にて、新入職員12ヶ月目フォローアップ研修を開催しました。令和6年4月に入職した新卒者35名が参加しました。

研修の最初は、「私の1年間グラフ」と題し、4月から現在までの自分の心情を折れ線グラフで表してもらいました。グループ内で共有し合い、頑張ったことや困難を乗り越えた経験を振り返り、お互いを讃え合いました。

次に、「チームステップス研修~チームの鎖~」を実施しました。支給された道具のみを使い、2分間でどれだけ多くの紙の輪を繋げられるかを競うゲームです。回数を重ねるごとに「利き手禁止」「会話禁止」などの条件が加わり、会場は白熱した雰囲気に。ゲームを通じて、チームワークやコミュニケーションの重要性を実感してもらいました。

最後に「全仁会のコマーシャルを作ろう」というグループワークを行いました。1年間働いて感じた全仁会の魅力や職種紹介をまとめ、3分間のCMを制作。動画撮影も行い、どのグループも創意工夫を凝らし、協力しながら楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。

本研修が、新入職員として頑張ってきた自分自身を労い、2年目の目標に向けての活力となっていれば幸いです。これからも同期との繋がりを大切にし、さらなる成長を期待しています。

倉敷平成病院 人事部  Y

令和5年度新入職員12ヶ月目フォローアップ研修

回復期リハビリ病棟 園芸療法 ~冬野菜の間引き・収穫・調理をしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

春の訪れを感じる季節となりました。皆さん、体調はいかがでしょうか?
以前ご紹介した冬野菜の種まきのその後についてお伝えします。

倉敷平成病院の駐車場にある桜並木の近くのプランターに、ほうれん草、水菜、はつか大根を育てています。昨年11月に患者さんと一緒に種まきをし、12月には間引きをしました。冷え込みが厳しい時期だったにも関わらず、皆さん黙々と作業をしてくださりました。


そしてこのたび3月7日、ついにほうれん草と水菜を収穫しました。「楽しかった」「久しぶりに土に触れてよかった」と、皆さん嬉しそうでした。はつか大根はまだ成長途中のため、引き続き大切に育てていきます。

また、収穫を手伝ってくださった患者さんが、収穫したほうれん草を使ったおひたしを作ってくださりました。元々入院前は料理をされていた方で、スタッフに手順を教えてくださるなど、久しぶりの調理に表情が普段と違いキリッと変わり、取り組まれていました。色んなスタッフに完成したおひたしを見てもらい、嬉しそうな様子でした。

今回は種まき・間引き・収穫に加え調理までしていただき、患者さんと成長を楽しみながらプランター活動ができました。次は夏野菜を大事に育てていけたらと思います。皆さんも受診に来られた際には、ぜひプランターにも寄ってみてください。

回復期リハビリテーション病棟 公認心理師 N

回復期リハビリ病棟 園芸療法~冬野菜の種まきをしました~

 

【褥瘡足病変対策委員会 令和6年度 下半期勉強会 開催報告】

カテゴリー: 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年3月4日、褥瘡・足病変対策委員会主催令和6年度下半期勉強会が開催されました。今回は、外来看護師・木村郁美主任による「フットケア外来(処置)~病棟/老健からの連絡方法について~」をテーマに講義が行われました。

倉敷平成病院では、爪や足趾(そくし:足の指)の変形など、足の問題を専門に診る「フットケア外来」を開設しています。入院病棟や当グループ内の介護施設等からも受診される患者さんがおられるので、受診までの流れや受診後の連携方法について詳細な説明がなされ、理解が深まりました。
また、入院患者に対する「入院時足チェック」について、チェック項目ごとのアセスメントの視点を学びました。いくつかの症例を通じて、適切な介入方法や治癒の経過についても確認することができました。
健康な足を守ることは、ADLの維持や活力ある日常生活を送るために非常に重要です。今後も、健康な足で歩き続けられるよう、多職種で専門的な視点を共有し、足病変の早期発見・予防・治療に努めてまいります。

褥瘡足病変対策委員会委員 4西看護師 S

#倉敷平成病院 #褥瘡対策 #フットケア外来 #チーム医療 #適切なケア

【褥瘡足病変対策委員会 令和6年度 上半期勉強会 開催報告】

献血にご協力いただきありがとうございました

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月28日(金)14:30~16:15、当院に献血バスがやってきました。

当日はあいにくの曇り空ですっきりしない天気でしたが、20名の方が受付され、実際に献血された方は16名でした。

岡山県赤十字血液センターによると、全ての血液型の400ml血液が不足しているそうで、特にB型・AB型は非常に不足しており困っているとのことです。
献血予約や問診回答ができる献血Web会員サービスアプリ「ラブラッド」が2022年9月にリリースされ、献血に協力しやすいシステムも構築されています。

今回、献血にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。次回も皆さんの積極的なご協力をお待ちしております。

秘書・広報部

※写真は許可を得て掲載しております。

令和7年度分の協会けんぽ健診の予約がスタートしています【平成脳ドックセンター】

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

★令和7年度分の協会けんぽ健診の予約がスタートしています★

35歳以上74歳以下で全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)の被保険者の方は生活習慣病予防健診を助成金適応料金で受診することができます。
(検査項目・自己負担金額など詳しい情報は協会けんぽのホームページをご参照ください。)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat410/

令和7年度分の生活習慣病予防健診の予約は3月1日より既にスタートしています。
特に胃カメラ検査枠は例年早めに埋まりますので、胃透視検査から胃カメラ検査に変更を希望されている方はお早めにご連絡ください。

予約はお電話にて承っています。
保険情報に変更があった方・新患の方は保険情報が予約時に必要となりますのでご用意いただいたうえでお問い合わせください。

ただ、2024年12月2日より健康保険証の新規発行が行われなくなった関係で、
ご自身の保険情報の確認方法がわかりづらくなったと聞いています。
そこで、保険情報の確認方法の一部を紹介します。

【マイナ保険証をお持ちの方】
(マイナンバーカードと健康保険証の紐づけができている方)
・お手持ちのスマートホン等からマイナポータルにアクセスし「証明書」の項目内の「健康保険証」というボタンからアクセスすると確認ができます
・「資格情報のお知らせ」という書類が協会けんぽから届いているのでその書面に記載してあります

【マイナ保険証をお持ちでない方】
・「資格確認書」という書類が協会けんぽから届いているのでその書面に記載してあります
※現在お持ちの「健康保険証」も2025年12月1日迄(有効期限がある保険証の場合は記載期限迄)
は資格確認に使用できます

※受診日にお持ちいただく保険情報の確認手段に関しては案内書をご覧ください

生活習慣病予防健診は生活習慣病の発症や重症化の予防を目的とした血液検査や尿検査、
がん検診などが受けられる健診です。
健康診断は1年に1度受診していただくことが望ましいです。何かご不明な点がありましたら、お気軽に当センター迄お問い合わせください。

イニシャル M・N

【「ヨガで楽しく認知症予防・介護予防」が開催されました】

令和7年3月9日(日)10時~11時30分、国民宿舎サンロード吉備路にて、岡山県備中県民局主「ヨガで楽しく認知症予防・介護予防」 が開催されました。倉敷平成病院からは 脳神経内科部長 菱川望 医師 と 加藤 理学療法士 が講師として登壇し、認知症予防に関する講演とヨガの実技指導を行いました。会場には 46名 の参加者が集まり、大変有意義な時間となりました。

前半は、ヨガと認知症予防に関する講演でした。
最初の30分間は、ヨガが認知症予防や健康維持にどのように役立つのか、科学的根拠を交えながら解説が行われました。 WHOの認知症予防ガイドライン をもとに、運動・身体活動、禁煙、血圧管理、バランスの取れた食事、糖尿病の管理などの重要性等が紹介されました。さらに、岡山県真庭市・井原市で実施した 一般介護予防事業 の事例を紹介し、ヨガが介護予防に及ぼす具体的な効果についての実践的な知見を共有しました。また、ヨガが脳に与える影響について、過去の研究事例をもとに詳しく解説され、参加者は熱心に聞き入っていました。

後半60分間は、実際にヨガを体験する時間となりました。椅子に座ったままできるヨガや 片鼻呼吸法 などが紹介され、菱川医師のリードのもと、参加者は呼吸のタイミングを意識しながらじっくりと取り組みました。初めてヨガを体験する方もおられたようで、理学療法士も補助することにより、皆さん集中して取り組まれていました。

講座終了後には、参加者より「ヨガのポイントが理解できた」「これなら自宅でも続けられそう」「認知症予防に役立つことが分かり、今後も実践したい」といった前向きな感想が多く寄せられました。今後もこのような取り組みを通じて、健康増進や認知症予防の啓発活動を広げていければと思います。

広報課

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リハビリセンターに超音波画像診断装置導入

この度、リハビリセンターに超音波画像診断装置(以下、エコー)が1台導入されました。

エコーは、音波を利用して体内の臓器や組織の画像を作成する検査です。音波は非常に高い周波数(人間の耳には聞こえない)で、体内の異常や病変を検出するために使用されます。この検査は、痛みがなく、侵襲的でないため、妊娠中の方やお子様にも安心してご利用いただけます。エコーを用いることで筋肉や腱、靭帯、骨など運動器の観察ができ、CTやMRIのような静止画像だけでなく、リアルタイムで運動器の動的評価が行えます。

スポーツ現場においてエコーを使用することで医療スタッフやトレーナーが迅速かつ正確に選手の健康状態を把握し、必要な治療を行うことができます。

スポーツリハビリテーションセンターではアスリートの方が早期に回復し、安全にスポーツを楽しむことができるようサポートします。

エコーについてのお問い合わせ等はスタッフまでお声掛けください。

スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

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【明日3/8(土)午後開催。当日参加OK!「もの忘れフォーラム」で一緒にお金について学びを深めましょう】

超高齢社会を迎える日本の課題の一つとして、認知機能が低下した高齢者の経済面をどう支援していくかという課題があります。わたしたちが日常生活を送る上でお金は切り離せない大切なものです。
昨今では、「金融老年学」という学問を広く普及しています。認知機能低下に伴い浮かびあがる経済面の課題、「これからのお金について」一緒に考えてみませんか?

日時 2025年3月8日(土)13時15分~16時
場所 くらしき健康福祉プラザ 5階プラザホール(倉敷市笹沖180)

講演 「認知症になったときに備える資産管理のポイントー安心できる未来のために―」
京都府立医科大学大学院医学研究科 精神機能病態学 教授 成本 迅 先生

講演「認知症の診断後から始める社会保障制度の利用-療養生活を経済面から支える方法-」
岡山県立大学 保健福祉学部 現代福祉科学 教授 竹本 与志人 先生

シンポジウム
京都府立医科大学大学院医学研究科 精神機能病態学 教授 成本 迅 先生
岡山県立大学 保健福祉学部 現代福祉科学 教授 竹本 与志人 先生
倉敷平成病院 認知症疾患医療センター センター長 涌谷 陽介 先生
株式会社中国銀行 コンサルティング営業部 担当者

参加費無料 当日受付でもご参加いただけます。
今、困られている方、そしてこれからのために知識として知っておきたい方、是非ご参加ください。

お問い合わせ 倉敷平成病院 認知症疾患医療センター ☎086-427-3535

第22回もの忘れフォーラムちらしPDF

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