第52回のぞみの会だよりー2-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第52回のぞみの会
平成29年11月5日(日)9:30~14:00
『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』

暑い日が続いていますが雨の日も多く、夜もだいぶ暑くなってきましたね。
みなさん夏はもうすぐです♪

さて、第52回のぞみの会に向け実行委員会では今年もたくさんの方に参加していただけるように、また、みなさんに楽しんでいただけるような会にするためにさまざまな企画を考えていく予定です。
それぞれの部署で担当コーナーがありますが、私たち医事課では今年も湯茶コーナーを予定しています。
何の湯茶にするかはまだ考え中です♪

実行委員会によるブログもこれから毎週更新していくので楽しみにしていてください!

★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時★
★ポスターはピースデイが作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 医事課 H

3)認知症疾患医療センターの役割について③

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。

①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行う
②診断にもとづく適切な治療方針を決定する
③内科的異常の早期発見・治療する
④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたったり、地域や行政等の関連機関の部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考える
⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能する
こういったことは患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。

今回は役割③:内科的異常の早期発見・治療、についてご説明します。

③内科的異常の早期発見・治療

認知症を患う方は判断力や記憶力の低下のため、衣・食・住・病にかかわる自身の日常の体調管理・環境調整に支障をきたすことが多く、それに伴う内科的な異常の早期発見・早期治療が非常に重要です。例えば上記のような生活習慣のコントロールが、脳の機能維持のためにはきわめて重要になってきます。認知症の進行を遅らせることに寄与するだけでなく、認知症の危険増悪因子は妄想、幻覚、興奮、といった精神症状の併発にも強い関連があります、その症状を引き起こしている原因を注意深く観察し、環境を調整したり、薬剤を調整することによって症状を軽くする、または症状の発現を未然に防ぐことができます。この生活習慣の改善や維持をどのように行うのかといった点に関して、次にお話しする④関連機関との協調・連携によるサポートをおこなっていきます。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはご相談を!

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

(執筆者;CP阿部)

新入放射線技師

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

7月になってから気温や湿度が上がる中、梅雨や台風などもあり体調管理が難しい季節となってきました。
私は新入職員として、この倉敷平成病院で働き始めて、はや3ヶ月が経ちました。
この3ヶ月間は新しく覚えることが多く、生活リズムも変わりましたが職場の雰囲気はすごく良く、同じ部署の先輩はもちろん他部署の先輩方からも優しく、かつ分かりやすい指導を受けることが出来て日々、自分自身が成長できていることを実感できています。

そんな私も入職当時は仕事内容が分からず、先輩方の業務の邪魔をしていないか、患者さんの対応をするのが自分でいいのか、など自信がなく思いつめた時期もありました。
また、何度も自分は放射線技師に向いていないのではないかと不安に思う時もありました。
しかし、そんな時に職場の先輩方や同期の新入職員の人たちと話すことで、この人たちと頑張っていきたい、この人たちと全仁会の一員として成長していきたい、こんな先輩のような人になりたい、そして何より患者さんのために一生懸命働きたいと現在は前向きに考えていけるようになりました。

最近は新入職員フォローアップ研修や倉敷天領祭りの練習もあり、同期と顔を合わせる機会も増えています。
同期に会えばプライベートや業務で不安なことも気兼ねなく話すことができ、仕事の疲れもリセットして頑張っていこうと気分転換ができています。
同期にも良い人が多く、とても恵まれた環境で仕事ができていると感じ毎日が充実しています。

今月からMRI業務が始まり、またさらに新しいことを覚えていきます。
これからの目標は早く当直業務ができるように、そして立派な放射線技師になれるように先輩方に様々なことを教えていただき成長していきたいと思います。
放射線部 スーパー

平成29年度 介護博覧会に参加して来ました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

6月21日・22日にコンベックス岡山で開催された介護サービス博覧会おかやまマッチングプラザ2017」に社会医療法人・社会福祉法人・有限会社協同で参加してきました。今年の介護博覧会は、平成30年の介護保険改正に備えてか、例年に比べ出展施設や企業が多くやっとの思いで1ブースが確保できた状況でした。
博覧会当日は梅雨時期で土砂降りの中、2日間で1000人以上の方が来場されているとのことでした。今年はどのような方法で全仁会をアピールするか、話し合った結果、全仁会についてのアンケートをしてみることにしました。2日間合わせて全仁会ブースには480名ほどの方が足を運んでくださり、アンケートに答えて下さいました。
全仁会の就職試験を受けた学生や、受けてみたいといった看護学生も来てくださり、にぎやかな場面もみられました。アンケートの結果は「大きくて色々ある」「施設が充実している」「安心感がある」「ぜっとくんに興味がでた」「マンションを買う予定にしていたが、グランドガーデンやローズガーデンなど介護サービスがついているのは魅力的だ」など様々な意見がありました。しかし、中には「全仁会を知らない」という意見もいただき、今後もっと職員一丸となってアピールしていく必要があると感じました。
今年は通所系中心で行いましたが、次回は全仁会全体で一丸となって参加できたら嬉しく思います。

リハビリステーションピース 科長 Y

栄養科通信vol.119「よく噛んで食べましょう」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんは食事をする時に、よく噛んで食べることを意識していますか?ゆっくりとよく噛んで食べることは過食を抑え、肥満や2型糖尿病の対策として効果が期待できると言われています。厚生労働省の「歯科保健と食育の在り方に関する検討会」は1口30回以上噛むことを目標に「噛ミング30(カミングサンマル)」運動を提唱し、「よく噛んで、おいしく味わって食べることで、生涯を通じて、食で満足感やくつろぎを得ることができる」としています。

  • よく噛むことの効果

肥満の予防
早食いの人ほど肥満傾向にあることが、数々の調査で明らかになっています。よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。肥満を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。

唾液の分泌を促す
唾液は口の中の細菌を洗い流し、虫歯や歯周病を予防します。また、唾液に含まれる酵素がでんぷんを分解して消化吸収を助け、食品中に含まれる発がん性物質を抑える効果があると言われています。

口の周りの筋肉が鍛えられる
口の周りの筋肉を使うことで滑舌が良くなります。また、表情筋が鍛えられて表情がイキイキとします。

脳の働きが活発に
脳の血流がアップし、脳の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などが高まります。

  • よく噛むためのコツ

歯ごたえのある食材を選ぶ
ご飯や肉、野菜など、それぞれ硬さによって咀嚼回数も変わってきます。食物繊維の豊富な食品(ごぼう、れんこん、たけのこなど)や、ナッツ類、こんにゃく、たこ、いかなど、歯ごたえのある食材を選び、よく噛むことを意識しながら食べましょう。

食材は大きく、厚めに切る
みじん切りや千切りよりも、乱切りなどのように大きめに切ったほうが、よく噛んで食べることに繋がります。

三角食べをする
日本食の伝統的な食べ方である「三角食べ」は咀嚼回数が増えやすい食べ方であると言われています。口の中でご飯とおかずを混ぜ合わせながら食べることで、時間をかけてしっかり噛むことに繋がります。

意識してよく噛む習慣をつけ、肥満や2型糖尿病の予防に繫げましょう。1口食べるごとに30回数えるのが大変な方は、上記のコツを参考に自然と噛む回数が増える食品を選んだり、切り方、食べ方を工夫してみましょう。

栄養科 A.T

脱水の見分け方

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

気温が上がり夏到来ですが、みなさま体調はどうでしょうか?
身体がだるいな、気分が乗らないな、集中できないな・・・などなどいろいろな症状が起きてきてはないでしょうか?

前回、脱水対策についてご紹介させてもらいましたが、今回は脱水になる前の見分け方についてお話させていただこうと思います。

夏の脱水症状サインとして、ポイントは4つ!

  • 首筋などがべたべたしてないか?
    ・・・夏の蒸し暑い日など、なんとなく皮膚がべたべたした感じはないですか?このような状態の時は、汗はかいていないように見えて、実際は知らない間に水分が失われていっています。
  • いつもと比べて元気はある?ない?
    ・・・なんとなく元気がない、食欲が減退していると感じられる時はないですか?そう感じ始めたら、すでに身体の水分が不足している可能性があります。
  • めまいや立ちくらみ、歩く時のふらつきはないか?
    ・・・症状を起こしています。嫌な汗をかき、なかなか汗が止まらなくなる時がないですか?立ち上がる時にふらついたり、歩く時にいつもよりふらふらしたりしてませんか?ほっておくと症状が進行してしまいます。
  • 足がつったり頭痛が現れてないか?
    ・・・症状が進行しています。自覚できる症状として、身体のさまざまな場所にこむら返りや、顔が熱っぽくなるなどの状態が起こります。

さらに、以下の「脱水症の早期診断方法」もチェックしてみて下さい!
項目のうち2つ以上当てはまる場合は脱水症状を疑います。

・爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで3秒以上かかる
・手の甲をつまみあげたあとが戻らず「富士山」ができる
・口の中が乾燥している
・舌が白いものに覆われている
・舌の赤身が強い
・舌の表面に亀裂がある
・皮膚に張りがない
・手足が冷たくなっている
・血圧が低い
・体重が減っている
・脈拍が速い
・微熱が続いている

日頃、元気に働いている方や子供、高齢者など、今の時期はいつ・誰が脱水になるかはわかりません。脱水に関しての情報を少しでも知っておき早めに対処することで、自分はもちろんご家族など大事な方の身体を守ることができます。

元気で楽しい夏を過ごせるよう頑張っていきましょう!!

 

通所リハビリ OT Y.N

倫理事例検討会開催報告

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

 7月5日、未明から降り続いた雨も午後からは晴れ間が広がり青空のもと稲葉一人先生(中京大学法科大学院教授・弁護士(日本臨床倫理学会理事)をお迎えすることが出来、倉敷平成病院倫理委員会主催の倫理事例検討会を開催しました。
今回取り上げたのは「DNAR指示が共有されなかった事例」と「退院において、患者本人と家族との意向が異なった場合の支援」です。
DNARとは心肺蘇生を行わないこと(DNAR :Do Not Attempt Resuscitation )の略で、どちらも一般的にもよくある事例です。一般的な事例だからと言って、答えが決まっている訳ではなく、抱える問題については個人の解釈や考え方が色々ありそれこそ人それぞれの対応となります。
判断に迷う時や、自分の判断が誤っていたのではないかと不安な気持ちになってしまう時、もやもやしてしまう時、そうした時に指針があれば、スムーズに対応できます。
倫理指針は働く上でとても重要なもので、当院では現在策定中です。
 倫理事例検討会は、職種役職年齢の垣根を越えて皆で様々な意見を話し合うことが出来る機会となっています。医療・福祉の現場では、倫理は欠かせない問題です。一つ一つの事例を自分事として考え受け止めていくことが大切と考えて取り組んでいます。

倫理委員会(総務部)M

夏バテ知らずになるために!~予防リハより~

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは、最近蒸し暑い日が続いていますね。こんな日が続いてしまうと食欲がなくなったり、体がだるくなったりと、体調を崩してしまう方が多くなってくるのではないかと思います。この時期ならしょうがないと感じるかもしれませんが、それは夏バテの第一歩かもしれません!夏バテに明確な定義はないようですが、精神的・身体的な不調は夏バテと呼ばれています。
そもそも夏バテの症状にどのようなものがあるのかというと、食欲がわかない、体がだるい、立ちくらみ、めまい、むくみ、イライラ、無気力…などがあります。
一見夏バテのように感じない症状かもしれませんが、このような状態を放置してしまうと免疫力が低下してしまいます。その結果、夏風邪をひきやすくなったり、精神的な疲労が溜まってうつ病などの精神的な疾患を発症してしまったりと、思わぬ症状に繋がることもあります。
そんな状態を引き起こさないためにも、普段の食事が大切になってきます。
例えば、私たちのエネルギー源である炭水化物。体力が落ちて夏バテにならないためには必要なものですが、それだけ食べてもダメ。炭水化物をエネルギーに変えるにはビタミンB1・B2という栄養素が必要です。食べ物だと“豚肉”や“レバー”に沢山含まれています。また、ビタミンB1・B2の吸収率を高める食材としてネギやニンニク、にらなどがあります。料理にするならば、豚しゃぶやレバニラ炒めなどがオススメです!
もうひとつ摂っていただきたいのがクエン酸です。これはかんきつ系の果物に多く含まれる栄養素で、“ゆず”や“レモン”、“グレープフルーツ”などが代表的です。これらは香りもよく、食欲を増進させる効果があります。また、クエン酸、炭水化物、ビタミンB1・B2を合わせて摂ることにより、多すぎた炭水化物が、疲労の原因である乳酸や、体脂肪へと変化するのを防いでくれます。料理の際、とんかつにレモンをかける、豚肉をレモン漬けにして調理すると効果的ですよ!
作るのが面倒だという方は、うどんの具として豚肉や ビタミンB1の吸収を促進してくれる玉ねぎをたっぷりと入れたり、冷やし中華などに、クエン酸が含まれているお酢をかけたりするのも、オススメです。
このように、普段摂っている食事を少し工夫するだけで、必要な栄養を摂取することができます。栄養のことで気になることがありましたら、是非一度予防リハビリに見学しにきてください:)
◎お問い合わせ先◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:070-6690-2763 (相談員:相山)
MAIL:genki2reha@heisei.or.jp
倉敷平成病院通所リハビリ(予防リハビリ) 介護福祉士 S
参考・引用文献:ヘルスケア大学 夏バテの原因と主な症状・疾患
ヘルスケア大学 夏バテに効く食べ物・食材7選 

(監修:倉敷平成病院 栄養科)

倉敷ニューロモデュレーションセンター上利センター長執筆の記事が掲載された専門誌が発行されました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンター上利センター長が執筆した「パーキンソン病に対する脳深部刺激療法―視床下核に対する脳深部電極留置術」が掲載された「脳神経外科速報2017年7月号」(メディカ出版)発行されました。
脳神経外科速報は、第一線の「現在」にこたえる脳神経外科実用専門誌とのことです。

上利センター長は、当院「倉敷ニューロモデュレーションセンター」で実施している、パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)の手法について執筆されています。最近のDBSシステムは改良され、治療効果の上昇が期待されますが、最も治療効果を高めるには脳深部電極リード設置の正確性が求められるとのことで、この電極留置術について詳しく紹介がなされています。

ご興味をお持ちの方はぜひご一読ください。

秘書広報課

第52回のぞみの会だより-1-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第52回となるのぞみの会は今年の平成29年11月5日(日)9:30~14:00、テーマは『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』に決定しました。

午前中は当院の医師による講演があり、昼食、午後からは医師相談コーナーや各部署でのふれあい広場が予定されています。
毎年好評のお弁当やおやつも付いていて参加無料となっております。
少しでも興味のある方ぜひ参加してみてください!

病院内に展示する各部署で作成したポスターが完成しました!今年もアイディアあふれるすばらしいポスターがたくさんあります。
7月中旬より、ポスターを病院内のいろんな場所に掲示しますので、ぜひご覧ください。

7月より毎週水曜日にのぞみの会実行委員でこのブログを更新しますので、楽しみにしておいて下さい。このブログで部署ごとに作成した手作りのポスターも紹介していきますので是非チェックしてみて下さい。
一人でも多くの人に参加し楽しんでもらえるよう職員一同、力を合わせて頑張っていきます。ご参加お待ちしています。

★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時★
★ポスターはローズガーデン倉敷が作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 放射線部 M