熱中症対策をしっかりと

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5月も下旬となり、日中の気温が30℃近くまであがるようになりました。
暑さに慣れていない時期でもあり、この時期からしっかり熱中症対策をしましょう。

総務省消防庁の統計によると4月下旬から5月中旬に全国で熱中症の症状で救急搬送されたのは545名。65歳以上の方が264名と全体の半数近くを占め、この中でも住宅内で熱中症になった方が大半だったそうです

熱中症の症状としては皮膚や口唇、口腔内の乾燥、血圧低下、頻脈、発汗量の減少などが挙げられます。また、手の甲の皮膚を引っ張った際に戻らなくなることやうとうとするような傾眠傾向と言われる状態になることも一つの兆候と言われています。

利用者様のご自宅へ訪問した際には、食事量や飲水量の確認を行い、利用者様に合わせて指導(飲水量やタイミング等)をおこなっています。“トイレがちかくなるから”とあまり水分を摂らない方がおられますが、一日中ベッドで横になっていても体内から1000ml前後の水分は奪われてしまうため、脱水のリスクが高まります。

普段から水分や塩分の補給や部屋の喚起等を行い、体調の変化に気付けるように注意しましょうね。

ヘイセイ訪問看護ステーション S.W