リハビリステーションピース新聞第36号発行しました
引き続き 熱中症対策を!!
9月になり、心なしか朝晩と涼しさを感じるようになってきましたが、まだまだ昼間は真夏の暑さ。厳しい残暑が続いています。みなさま体調崩されていませんか。
昨年の夏は「記録的猛暑」と言われましたが、今年の夏は昨年以上に暑く猛暑日が続いていますね。
私たちも毎日ネッククーラーやアイスベストを携帯し、暑さ対策をしてご自宅へ訪問しています。
残暑が厳しく、秋を感じられるのはまだまだ先となるようです。
残暑を少しでも快適に過ごすために、冷房を適切に使用し、こまめな水分補給など引き続き熱中症対策をしていきましょう。
特にご高齢の方は熱中症のリスクが高まります。冷房を使用されずそのままで過ごされている方のお話しをよく聞きます。
当ステーションでもご自宅に訪問させて頂いたときに声かけをさせてもらっていますが、周りの方も体調等こまめに気にかけ声をかけてあげてください。
まだまだ暑い日が続くそうです。みなさま体調に気をつけてお過ごしください。
訪問看護ステーション K
ショートステイ夏祭りを開催しました
9月に入っても暑い日が続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
ケアセンターショートステイでは、8月8日(木)に夏祭りを開催いたしました。当日の昼食は夏祭りのスペシャルランチをご用意し、ミニゲームの魚釣りや盆踊りなど、夏を感じていただける催し物を行いました。
また、ボランティアの方々がご利用の皆様に浴衣の着付けをしてくださったり、歌謡ショーを開いてくださったりし、大盛況のなか夏祭りを終えることが出来ました。
来年も開催する予定となっておりますので、ご期待ください!
通常のご利用につきましても皆様に快適に過ごしていただけるよう、これからも努めてまいります。
介護福祉士 T.K
令和6年度全国高等学校総合体育大会 帯同報告~スポーツリハビリテーションセンターより~
令和6年8月2日(金)~9日(金)に 福岡県で開催された令和6年度全国高等学校総合体育大会 の女子バスケットボール、女子ハンドボールのチームに当院 スポーツリハビリテーションセンターのスタッフ1名がトレーナーとして帯同しました。 両種目とも残念ながら初戦での敗退となりましたが、選手は今後のレベルアップに向けて課題を見つけることができた貴重な大会になったと思います。スポーツリハビリテーションセンターではこれから冬の大会に向けてフィジカルトレーニングを中心にサポートに取り組んでまいります。
当センターでは、年代・種目に関わらず地域のアスリートのスポーツ活動をサポートいたします。
◆リハビリテーションについて◆
〇時間:月~金 17時~ ※予約制 (保険診療)
※担当スタッフとご相談のうえ、ご予約をお取り下さい。
※リハビリテーションの実施については、医師の診察が必要です。
スポーツ外来(平川宏之医師)の診察は、水曜 午後です。
〇場所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター内
〇ご予約・お問合せ:086-427-1111 「リハビリセンター」へとお伝えください。
(予約受付 月~金/8:30~17:00 土/8:30~12:00 )
スポーツリハビリテーションセンター T・O
第59回のぞみの会だよりー5ー
10月27日(日)開催の第59回のぞみの会まで、9月7日(土)で残り50日となります!
あと50日をスタッフ一丸となって、皆さまに楽しんでいただけるように、心を込めて準備していきたいと思っております。
今年は、6年ぶりに作品展示のコーナー「ギャラリーのぞみ」が開催されます。予防リハビリ・通所リハビリやドリームガーデン・グランドガーデンなどの施設系の方からお寄せいただいた作品を展示します。
また、外来患者様やご家族の方からの作品も大募集しています。手芸や写真・絵・生け花など大歓迎です。ぜひ、この機会に日頃の成果を発表してみませんか?
第59回のぞみの会実行委員 ローズガーデン倉敷 F
※第59回のぞみの会 お申込みはこちらからどうぞ(Googleフォーム)
※ポスターは臨床工学科が作成したものです。
アルツハイマー病の新しい治療と「新しい認知症観」
前回のブログで,アルツハイマー病の新しい治療のことを書きました.
当院は,岡山県の認知症疾患医療センターに指定されていることもあり,アルツハイマー病の新しい治療薬であるレカネマブ(レケンビ®︎)の投与体制を構築してまいりました.既に20名近くの方に投与を開始しています.
レカネマブ(レケンビ®︎)について,全仁会ニュースの4・5ページで紹介していますので,興味のある方はご覧ください.
http://www.heisei.or.jp/wp-content/themes/child/dl/zenjin-news/zenjinkai_news114.pdf
また,今週はじめ,令和6年1月に施行された認知症基本法に基づく「認知症施策推進基本計画」案が関係者会議で大筋で了承されたというニュースがありました.この会議には認知症の人も委員として加わって意見を述べ,認知症とともに希望を持って生きるという「新しい認知症観」が示され,さまざまな施策を認知症の本人の視点に立って進める姿勢が強調されています.とても長い詳細な計画案ですが,一読すると,これからの認知症に関わる国や各行政機関の方針や医療・介護の方向性など,いずれも私たちの生活に深く関わる新しい考え方が見えてきます.
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai6/siryou.pdf
ぜひ,ご一読ください(スゴーーく長いけど...全部で31ページ...)
認知症疾患医療センター センター長 涌谷
イラスト:イラストAC
初めまして!新人ソーシャルワーカーです!
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
私事ですが、4月に就職し5ヵ月が経ちました。医療ソーシャルワーカーになりたいと思い、社会福祉士の国家資格を取得し医療ソーシャルワーカーとしてスタートすることができました。入職してから疾病、社会資源、制度など全てに知識不足を感じ、調べたり先輩に教えてもらいながら、早く皆様のお役に立てれるようになりたいと思って勉強しています。
この5ヵ月間を振り返ると、医療ソーシャルワーカーにどのような視点が必要なのか考える場面が何度もありました。患者様・ご家族様が退院後どのようなことに困り、生活するうえで何が必要か、地域で生活する人の立場になって考える「生活者」の視点が重要であると考えています。
また、医療ソーシャルワーカーは、患者様の自己決定を尊重しその想いを他職種に伝えていく役割を担っており、伝わる伝え方が重要だと改めて感じています。そのためには、ご家族様やケアマネジャーから情報収集し、患者様の生活、価値観などを知ったうえでその人の生活背景を想像して他職種に伝えることが重要です。患者様やご家族様の想いを一番に考え、希望する生活へと繋いでいけるように他職種と連携しながら皆様の生活を支える一員になりたいと日々思っています。
私の目指す医療ソーシャルワーカーは、患者様・ご家族様に寄り添い続けることのできる医療ソーシャルワーカーです。今の私は、まだまだ知識・技術ともに不足しており、日々勉強しています。指導者にアドバイスをもらいながら、皆様のお役に立つことができるように精進していきます。
地域医療連携センター Y.S
通所リハビリ トレーニング室をご活用いただけます
こんにちは。通所リハビリです。
今回は、通所リハビリの「トレーニング室」をご紹介したいと思います。
2024年4月よりトレーニング室を拡大し、充実したリハビリや運動が実施、提供出来るよう環境、設備を整えています。
マシーンは全12台、レストレーター(自転車)は7台、マッサージ機器も複数ご準備し、ご利用の方が自由にご使用していただける環境となっています。
トレーニング室では理学療法士、作業療法士による個別リハビリの実施に加え、トレーナーと呼ばれる介護職員がご利用の方の運動のサポートを行っています。トレーナーはマシーンの安全なご使用法や説明、誘導、負荷調節を行います。
またマッサージ機器をご希望される方へご案内やセッティングを行います。時にはお身体の困りごと、悩みごとを傾聴したり、時事ネタやお孫さんのお話しを伺うなど、トレーニング以外にもご利用の方と楽しい時間を共有したり、寄り添える事に喜びとやりがいを感じます。
「今日もしっかり運動できた!」「身体の調子がよくなってきた。」「筋力がついてきてフラつかなくなったんよ。」このようなご利用の方のお言葉を励みに、通所リハビリのトレーニング室はご利用の方のご要望にお応えできるよう、さらなる充実化を目指していきたいと思います。
介護福祉士 Y
外の景色を眺めながら運動して心も体もスッキリ♪
今日は少し負荷を上げてみよう!チャレンジ!自主トレに励まれています。
◎問い合わせ◎
倉敷老健通所リハビリテーション(倉敷在宅総合ケアセンター2階)
TEL:086-427-1192
患者としての鍼灸体験
こんにちは。今年の4月からヘイセイ鍼灸治療院で受付等の補助業務に携わっているIです。
この治療院には、様々な症状でお困りの患者さんが日々来院されます。週に1~2回、月に1~2回などと定期的に来られる方も多く、鍼灸治療のおかげで楽になったというお声をよく耳にします。
そんな患者さんの気持ちに近づきたく、また私自身、鍼灸の知識も経験もないこともあり、この治療について知るのに良い機会だと思い、一人の患者として施術を体験させてもらうことになりました。
まずはじめに、症状やその原因、既往歴などの問診を行った上で、脈診、舌診、腹診等で病状や体質の診断をし、必要箇所に施術が行われます。
私は、症状のある箇所やその付近のみに鍼を打つものだと思っていましたが、実際は身体のいろいろな部位に鍼を打つことで、症状の根本的な部分から治療することを知りました。
鍼は刺さっている感覚はあっても想像していたような痛みはほとんどなく、さらにお灸はほどよい温かさで気持ちが良く、徐々にリラックスして眠ってしまうくらいの状態で治療を受けられました。
箇所によっては、ずーんとした重さを感じるところもありますが、それは不調箇所に鍼が当たって効いている証拠と聞いたので、重さを感じるたびに症状が改善されているのだと思うと、その感覚が嬉しく思えるくらいでした。
治療後は、多少のふらつきや気分不良があったのですが、これは身体が良くなろうと反応している時とのことで、しばらく休んでいると治まっていきました。
その後、急激に体調が良くなり、身体全体が軽くなるという不思議な感覚に感動するほどでした。
何より、鍼灸の先生の温かい言葉掛けにより安心して治療を受けることができ、症状の背景にある悩みなどについて傾聴してもらえたことがとてもありがたく、心が軽くなる感じがしました。
今回の治療は、症状の改善だけでなく、心も元気になった貴重な体験でした。多くの患者さんが定期的に通われる理由が身に染みてわかったような気がします。
そんな、心も身体も癒してくれるこの治療院に、皆様もぜひご来院してみてください。
ヘイセイ鍼灸治療院 I
イラスト:イラストAC