勉強会で学ぶこと

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさまこんにちは。

まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の4月に入社してあっという間に5ヶ月が過ぎました。日々の生活リズムや業務にも少しずつ慣れ、患者様との関わり方も少しずつではありますが、分かってきたように思います。困ったことや疑問点も次々出てきますが、優しい先輩に丁寧に教えて頂きながら毎日を過ごしています。リハビリテーション部では勉強会が多く開催されています。先輩方が講師となり様々なテーマで教えて頂けます。その中で認知症の方への関わり方の勉強会は印象に残っています。患者様と信頼関係を築く方法の1つとしてボディタッチがあり、触れる場所が異なれば別の効果が表れるということを学ぶことができ、実際に患者様に実施し信頼関係を築くことに役立てることができました。ディスカッションでは新人である私の意見も聞いて頂き、的を射ていないことを言っても温かい目で見てくれます。私はそんな先輩方が大好きです。

さて、話は変わりますが私は全仁会グループにあるフットサル部に参加しています。仕事終わりに様々な職種が集まりボールを蹴っています。私は体力も落ち、走るとすぐハーハー言っています。そんな中、私より20歳も年上の方が私の何倍も走っています。年なんて関係ないんだなあと感じました。私も負けないように頑張ります。

最後に、私は仕事も趣味も全力で頑張ります。

リハビリテーション部 作業療法士 I

非言語コミュニケーションの大切さ

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は4月よりMSWとして倉敷平成病院に入職いたしました。新しい環境の中で、たくさんの方とコミュニケーションを図りながら仕事をし、毎日がめまぐるしく過ぎています。先輩方に付いて勉強をしているのですが、まだまだ至らぬ点も多く、努力している最中です。

さて、皆さんは「非言語コミュニケーション」というものをご存じでしょうか?

私が面談場面に同席させてもらう中で、大切だと感じたことの一つです。

非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションという意味で、私たちも普段の生活の中で無意識的に使用しています。

例を挙げると、相手の表情であったり目線や身振り、手振りなどです。

会話しているときに、無表情に相手の話を聞くのではなく、笑顔やうなづきがあると話しやすい雰囲気になります。

メラビアンの法則ではコミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は言語情報(話の内容など)が7%、聴覚情報(声のトーンや話の早さなど)が38%、視覚情報(見た目など)が55%となっています。

コミュニケーションの中の言語情報が与える影響が1割であるのに対し、非言語情報が与える影響は9割であるとされています。

MSWとして先輩方は非言語コミュニケーションを駆使しながら、さまざまな人との信頼関係を形成しています。

私も先輩方を見習って、非言語コミュニケーションスキルを高め、多くの方に信頼して頂けるMSWになれるよう努力していきます。

皆さんも通院中・入院中にお困りごとがございましたら、MSWにお気軽にご相談下さい。

相談室 Y

「認知症ケアと在宅介護 介護支援専門員の立場から」職員勉強会開催報告

8月9日(金)、倉敷在宅総合ケアセンター多目的ホールにて認知症・せん妄サポート委員会、認知症疾患医療センターの合同主催で、職員向け勉強会が開催されました。倉敷在宅総合ケアセンターケアプラン室の岩佐暁子課長が「認知症ケアと在宅介護 介護支援専門員の立場から」と題して講演いたしました。
ケアマネジャーの立場から様々な職種と連携してケアプランを立案し、認知症のある患者様が在宅で安全に生活が送れるように活動されていることが分かりました。退院される患者様の多くが、住み慣れた在宅へ退院したいという希望を持たれており、入院前とできるだけ同じ環境で過ごすことができるように患者さん本人やご家族の想いを聴取し、今まで関わってきた事例を踏まえ、どのように関わっているのかを具体例を挙げわかりやすく説明して下さいました。
近年では、近隣住民や行政へも協力を依頼したり、徘徊のある方にはGPS付きシューズやQRコード付きのシール(倉敷安心おかえりシール)を身に付けたりする事で、安全に生活が送れるように対策を取られていることも分かりました。
当院に入院される患者さんは認知症をお持ちの方もおられます。ご自宅ではどのような日常生活をされていたかをうかがい、入院時から退院後の生活について考え、個々に合った関わりができるように、今後も検討していきたいと思いました。

認知症・せん妄サポート委員(2階病棟看護師) S

 

新玄関・新ロータリー完成!

大型台風やお盆が過ぎても、まだまだ残暑は厳しいようです。
8月も終わりになると夏の疲れがでる頃なので、くれぐれも体調を崩されないようにお気をつけ下さい。

病院の増改築の工事もいよいよ本格的に始まりました。
正面玄関移動に伴い、ロータリーが駐車場内に新しく完成しました。
工事中は駐車場入り口のゲートが1カ所になり、皆様にはご不便をおかけいたしました。
新しい駐車場には、障害者用スペースも設けられ、以前よりは少し狭いですが、キレイに整備されました。
ポストも駐車場東出入口へ移転いたしました。

今まで、北玄関が正面だと思われていた方も少なくありませんが、今後は北玄関が病院の正面玄関となります。
そして、8/19~旧正面玄関付近の工事がいよいよ始まります。

通行禁止になるため、旧正面玄関を通って薬局へ行くことはできませんのでご注意下さい。
30年以上、病院を支えてきたレトロ感満載の旧正面玄関や大きな木々や花が無くなると思うと寂しく、感慨深いものがあります。

 

 

増改築工事中(2021年6月頃完成予定)は、また何かとご不便をおかけすると思います。
完成後、外来は様変わりし、手術室・検査室なども広くなるようです。
新しい建物の完成を心待ちにし、新玄関・新ロータリーが利用して下さる皆様にとって、使いやすくよりよいものになりますように!

脳ドックセンター KY

~ボランティアを招いて夏を楽しもう~

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

猛暑と言われる夏が過ぎましたが、まだまだ暑い日は続きますね。

夏と言えば祭り。祭りと言えば踊りに花火。と言う事で8月23日ピースガーデンショートステイでは、ボランティアを招いて踊りや歌、手品など8曲披露して頂き、曲ごとに感動のコメントと拍手が浴びられていました。
職員にとっては知らない歌でも、利用者にとっては馴染みの曲です。「懐かしいなあ、上手だね」という会話があちらこちらに聞かれていました。

最後は、夏の踊りの定番「炭鉱節」。昔から馴染みの曲であり、口遊み歌う習慣はあるものの踊ってみましょうと促すと「踊れない、踊り方が分からない」と拒否があるのは想定内でした。しかし、そこは踊りの経験者。職員の声掛けとボランティアの方々を手本に見よう見真似で、皆さん楽しく、笑顔で踊って下さいました。車椅子で残念ながら踊れない方も、手だけは、しっかりと動かされ楽しんでおられた様子でした。

これからも利用者の皆さまが楽しんで頂ける様、地域の方々をお招きし行事を企画していきたいと思います。

ピースガーデンショートステイ k

夏の脳梗塞に要注意!

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

猛暑、酷暑という言葉を当たり前に耳にするようになった近年。お盆が過ぎてもまだまだ暑さは厳しく、引き続き体調管理には注意したいものです。夏場になると熱中症の話題が多く出ますが、脳梗塞が夏場に多いのはご存知でしょうか?冬場よりも夏場が多いというデータもあります。

<原因>汗をかいて血液中の水分量が不足すると血栓ができやすくなります。つまり脱水が原因ですので、体温調節機能が低下している高齢者などの場合、脳梗塞のリスクが高くなります。
<脳梗塞前兆の判定法>のFAST(ファスト)があります。
Fはフェイス 顔の麻痺(顔のゆがみ、よだれが片方から出る)
Aはアーム 腕の麻痺(力が入らない、垂れ下がったまま)
Sはスピーチ 言葉が出ない、呂律が回らない
Tはタイム 発症時間→FASの症状があれば、すぐに病院に行きましょう

<予防>水分補給
のどが乾いたと思った時には脱水は始まっています。渇きを感じなくても、日中は1、2時間毎と時間を決めると定期的な水分補給になります。就寝中や起床1、2時間くらいが発症しやすいため、就寝前、起床後にコップ一杯の水分を摂るようにしてください。飲み物は水、麦茶は利尿(尿をよく出す)作用が少ないです。アルコール、緑茶やコーヒー、紅茶などのカフェインが入ったものは利尿効果があるため余計に脱水になってしまいます。

<訪問看護でのエピソード>
いつものように訪問をすると、顔がゆがみ、よだれが片方から流れ、体が傾き手に力が入らない状態のAさん。妻が「昨日からおかしかったけど、今日看護師さんが来てくれるから待っていたのよ」と言われました。脳疾患が疑われ、即座に受診しました。時間が経過していたことから治療効果は十分でなく、半身麻痺が残りました。そこから在宅が難しくなり施設入所になりました。

私たち訪問看護は自宅にお伺いさせてもらっています。生活環境を把握し、その中で利用者や家族に合った病気の予防や改善の提案をしています。Aさんにも脱水予防をお伝えしていたのですが、残念でなりません。「自宅で過ごしたい」という思いに心を寄せ、その人らしく安心してお家で過ごせるよう援助していきたいと考えています。気軽に相談できる関係を大切にしながら、訪問看護が頼れる存在になりたいと思っています。

      訪問看護 O

日焼けについて

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

8月も終盤にさしかかっていますが、まだまだ暑いですね。厳しい日ざしによる日焼けに悩まされている人も多いかと思います。
日焼けには2つのパターンがあります。皮膚が炎症を起こして赤くなる「サンバーン」とそのあとに黒くなる「サンタン」です。B波と呼ばれる紫外線が影響するサンバーンは、ヒリヒリ痛い状態になりまるでやけどのような症状が起こるのでとても辛いです。また、炎症が進行するとシミや皮膚がんになってしまうこともあるため、普段から紫外線対策をすることも大切ですし、日焼けしてしまった場合でもこまめにアフターケアすることが大切です。
日焼け直後は炎症を抑えるためになるべく早く冷やします。氷水で濡らしたタオルや布で巻いた保冷剤などで患部を冷やしてください。その後は痛みや痒みを和らげるためにしっかり保湿します。もし痛みが引かない場合や、水ぶくれが出来てしまった場合は皮膚科を受診してくださいね。
また日焼けを予防するために紫外線が多い時間帯はこまめに日焼け止めを塗り直すようにしましょう。紫外線は窓ガラスも通過するので室内でも注意が必要です。また雲も通過するので曇りの日でも油断しないようにしてください。
日焼け対策をしっかりして残りの夏を快適に楽しんで下さい!

放射線部 T.F

第54回のぞみの会だよりー6ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

残暑の候、夏の疲れが出る頃ですが、みなさま、ご体調はいかがでしょうか。
のぞみの会まであと残すところ81日となりました。

さて、夏の天気予報ではよく耳にする夏日という言葉ですが、詳しく調べてみると気温25度以上を夏日、30度以上を真夏日、35度以上を猛暑日(酷暑日)というそうです。最近では気温が40度を超える地域も出てきて40度以上を示す言葉が出来て、今後ニュースでたびたび耳にする日がくることを想像すると気が滅入ってしまいますね。

今後も上手くエアコンと付き合い、夏を元気に乗り切っていきたいです。

そして、2か月半後の11月10日には、
倉敷市民会館にて、たくさんのみなさまのご来場をお待ちしております。

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは予防リハが作成したものです

のぞみの会実行委員会 医事課M

令和元年度倉敷平成病院リハビリテーション勉強会のご案内『基本動作における体幹機能評価と基礎ハンドリング -寝返りから歩行まで-』

拝啓、時下益々のご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、今年も下記の日程で大阪人間科学大学 弓岡光徳先生をお招きして研修会を開催致します。姿勢制御の基本メカニズムから臨床で幅広く使える基本ハンドリングについてまで、講義と実技を交えながらご指導いただく予定となっております。当日は患者さんにもご協力いただき、講師による治療デモンストレーションも予定しております。
○ この患者さんはどうしてこのような起き上がり方なんだろう?
○ 先輩PTの介助歩行はどうしてあんなにスムーズなんだろう?
このような疑問、臨床でお持ちではないですか?みんなで学び、解決のヒントを探しましょう!
大変お忙しい時期かと思いますが、興味のある方はぜひ、奮ってご参加いただきたいと思います。
敬具

1.日時:1日目 令和元年 11月 16日(土) 14:00~18:00
(受付13:30~、終了後は懇親会を予定しています)
2日目 令和元年11月17日(日)  9:00~16:00
※終了時間については多少前後することがあります。

2.場所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター (倉敷市老松町4-3-38)

3.講師:大阪人間科学大学 理学療法学科 教授
弓岡 光徳先生(理学療法士 ボバースアプローチ国際インストラクター)
代表的な著書・監訳
ペリー歩行分析 正常歩行と異常歩行  医歯薬出版
エッシェンシャル・キネシオロジー  南江堂
姿勢アセスメントーセラピストのためのハンズ・オンガイド  医歯薬出版
基本動作の評価と治療アプローチ   メジカルビュー社               等

4.内容:講義、実技、治療デモンストレーション (実技練習はボバース上級者講習会受講スタッフがサポートします)

5.対 象:理学療法士・作業療法士

6.参加費:10000円  *懇親会に参加される方は別途4000円必要です

7.定 員:40名

8.所持品:実技を予定していますので、Tシャツ、ジャージ等動きやすい服装でお願いします。

9.申込方法:倉敷平成病院のホームページ上にあるリハビリ勉強会申込フォーム内の講習会名「成人中枢神経系研修会」を選択し、必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

10.締め切り :令和元年11月10日(日) (先着順)

事務局:〒710-0826 岡山県倉敷市老松町4-3-38
倉敷平成病院  訪問リハビリ  久川 裕美子
TEL:(086)427-3251  E-mail:heiseikousyuukai@yahoo.co.jp

以上

ドリーム食堂~園芸活動で育てた野菜たち~

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

お盆を過ぎても蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は毎月2回行われているドリーム食堂についてお伝えしたいと思います。ドリーム食堂とは管理栄養士の下、4名程のグループに分かれてグループごとに材料の下ごしらえから調理をして、最後はご利用の方と職員が昼食として一緒に頂く、美味しく・楽しく・手先のリハビリ・脳活性まで出来てしまう調理プログラムです。

今回のメニューは「夏野菜焼きそば」です。夏野菜といえば、、、そうです!デイサービスでは5月中旬に園芸活動でキュウリ、ナス、パプリカ、オクラ、ミョウガを植えていました。あれから3ヶ月順調に成長し、キュウリは毎日収穫出来る様になり、この日は朝どれのナス、パプリカ、オクラを入れて。他の材料は玉ねぎ、ピーマン、豚肉、焼きそば麵です。

「これがデイサービスで出来たナスよ」と各テーブルに配っていくと「こんなのが出来とるん」と、とても良い反応が。皆さんとても手際よく野菜を切ったり種を取ったりした後に、ホットプレートで炒めていきます。もう何度も作っている焼きそばは、皆さんよく勝手を分かっておられ「ここでちょっと蓋をせんと」と蓋をして野菜に火を通していきます。その後焼きそば麵を入れて塩、コショウ、ソースを入れて絡めます。お皿に盛り付け紅しょうがをのせて完成です。出来たての熱々をみんなで食べれば普段は食の細い方も「美味しいわー」といつもより、たくさん召し上がられていました。ナスを入れたので少し水っぽくなるのではという心配もありましたが、そんなことは全くなく、とても美味しい焼きそばが出来上がりました。今回は自分たちで育てた野菜を使うことで、いつもとは一味違ったドリーム食堂となりました。

デイサービスドリーム S