暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は4月よりMSWとして倉敷平成病院に入職いたしました。新しい環境の中で、たくさんの方とコミュニケーションを図りながら仕事をし、毎日がめまぐるしく過ぎています。先輩方に付いて勉強をしているのですが、まだまだ至らぬ点も多く、努力している最中です。
さて、皆さんは「非言語コミュニケーション」というものをご存じでしょうか?
私が面談場面に同席させてもらう中で、大切だと感じたことの一つです。
非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションという意味で、私たちも普段の生活の中で無意識的に使用しています。
例を挙げると、相手の表情であったり目線や身振り、手振りなどです。
会話しているときに、無表情に相手の話を聞くのではなく、笑顔やうなづきがあると話しやすい雰囲気になります。
メラビアンの法則ではコミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は言語情報(話の内容など)が7%、聴覚情報(声のトーンや話の早さなど)が38%、視覚情報(見た目など)が55%となっています。
コミュニケーションの中の言語情報が与える影響が1割であるのに対し、非言語情報が与える影響は9割であるとされています。
MSWとして先輩方は非言語コミュニケーションを駆使しながら、さまざまな人との信頼関係を形成しています。
私も先輩方を見習って、非言語コミュニケーションスキルを高め、多くの方に信頼して頂けるMSWになれるよう努力していきます。
皆さんも通院中・入院中にお困りごとがございましたら、MSWにお気軽にご相談下さい。
相談室 Y